資格があると安心？Webエンジニアを目指すにあたって、よく耳にする資格5つを比較してみました。〜後編〜

ビヨンドワークスの採用担当です！

前編では、エンジニアを目指す方に向けて2つの資格をご紹介しました。

前編：資格があると安心？Webエンジニアを目指すにあたって、よく耳にする資格5つを比較してみました。〜前編〜

後編では、さらに3つの資格を解説していきます！

PHP7技術者認定初級試験

【資格の有効度】★★

【こんな人向けの資格です】PHPエンジニア志望の方。バックエンドエンジニアを目指していてとりあえず資格に挑戦したい方。

【内容】PHP技術者認定試験は、その名の通りPHPの技術力をはかるものです。難易度は「初級」「上級」「認定ウィザード」の3つに分かれていますが、初級の合格率が70％に対して上級の合格率が10％と一気にレベルが上がるため、エンジニアを目指す方はまず初級から挑戦するのがオススメです。初級試験の所要時間は1時間で、全国にある各試験会場にてほぼ1年中受験することができます。PHPの基礎からデータベース、フレームワークまで、PHPエンジニアなら知っていて当然の内容が出題範囲で、試験合格に向けた書籍なども数多く出回っています。PHPを使用した開発案件は他の開発言語と比べて比較的安定しているため、バックエンドエンジニアとしてとりあえず資格の取得を目指したい方は勉強してみるといいと思います！

【公式サイト】https://www.phpexam.jp/

ウェブ・セキュリティ基礎試験（徳丸基礎試験）

【資格の有効度】★★★

【こんな人向けの資格です】プログラミングスキルと合わせてセキュリティの知識も再確認したい方。

【内容】ウェブ・セキュリティに対する知識を認定する試験。PHP技術者認定試験と同じく、PHP技術者認定機構が実施しています。ウェブ・セキュリティの名著として知られる徳丸浩氏による「体系的に学ぶ安全なWebアプリケーションの作り方第2版」を採用して問題が作成されているため、通称「徳丸基礎試験」と呼ばれています。Webアプリケーションの脆弱性やそれに対応するセキュリティなど、Webアプリケーションを開発するにあたって必須で知っておくべき内容が出題されます。所要時間は1時間。

2020年の夏に開始された試験なので取得している人は多くないですが、新しい資格をいち早く取り入れている点は転職活動などでも評価につながります。また、プログラミングスキルを身につけた上でセキュリティの知識も持っていることをアピールすれば、相手に安心感を与えることができます。

【公式サイト】https://www.phpexam.jp/tokumarubasic/

AWS認定

【資格の有効度】★★★★★

【こんな人向けの資格です】今注目のスキルを身につけたい方。日々アップデートされる問題に挑戦して自分を鍛えたい方。

【内容】AWSを利用するクラウドサービスを体系的に学んだことを証明できる、Amazon公式の認定資格。基礎から専門知識までレベル別に11の認定バッジがあります。難易度や所要時間はレベルによって様々。Webエンジニアを目指す方は、まずは基礎的なAWSクラウドと業界知識について認定される「クラウドプラクティショナー」の資格を取得するのがオススメです。

AWSは世界的に導入する企業が増えているクラウドサービスで、AWSを扱う開発者のニーズも年々高まっているため、資格の注目度もかなり高いです。資格の有効期限が3年で、出題内容も日々アップデートされるため、資格保有者も維持するためには学習し続ける必要があります。また、具体的なコードなどの問題が出題されたりと、実践でも役立つ資格なので取得しておいて損はないでしょう。

【公式サイト】https://aws.amazon.com/jp/certification/