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その土地の価値を生み出す!コプラスで設計職を極めるまでのキャリアパスを大公開!

皆さん、記事をご覧いただきありがとうございます!

コプラスの採用担当です。
本日は当社の設計職のキャリアパスを大公開しちゃいます!

コプラスは、コーポラティブハウスという住まい方を提案する会社。
マンションでありながら、戸建ての注文住宅のように、
住む人たちがライフスタイルやこだわりに合わせて
自由に設計できる集合住宅をつくっています。

そんなちょっと変わった会社だからこそ、、、当社の設計職は他とは少し違うんです。

そんな設計職について、
今回は設計部の大豆生田さんにお話いただきます。
大学院修了後、アトリエ事務所・不動産コンサルティングで働いていたご経験もあるので、
コプラスのユニークさも存分に語っていただけると思います。

―大豆生田さん、よろしくおねがいいたします!

よろしくおねがいします!
本日は設計職のキャリアパスについてお話いたします。
まず設計職には3つのステップがあります。

下から
① スタッフ
② チーフ
③ シニア/マネージャー
です。

それぞれの階層で、当然ですが学ぶべきこと、身に着けるべき能力が違います。





①スタッフ:大切なのは設計力だけじゃない!ビジネス力が全てのベース!

―まずはスタッフについてお聞かせください!スタッフはどのようなことを学ぶんでしょうか?やっぱり設計の基礎とか、、

もちろん設計の基礎や基本的な知識は身に着けます。ただ、実はそれだけではないんです、、、

スタッフの方々にはまず、マナーや相手と会話をする力など、
世の中のふつう(=常識と言われていること)やビジネスセンスを身に着けていただきます。

―ビジネス力ですか?意外です、、

そうですよね(笑) 実は私も、初めてコプラスに来たときは驚いたポイントでした。
アトリエ事務所と比べると、コプラスはかなりビジネス力の教育に力を入れています。

アトリエ事務所ではクライアントと会話する力が不要というわけではないものの、
会社全体でしっかりと教育するということはありませんでした。
それは各々が独自にやっといてくれという雰囲気でしたね!(笑)

でも良く考えれば、ビジネス力は大切です!
図面を描けるだけでは十分ではないのです…
家づくりは設計だけでなく、家族の話、お金の話、未来の話を、一緒に寄り添って考えて、ある種の同士のような関係を築くことが重要です。だからこそ、専門知識だけでなく、ビジネスセンスや世の中への関心が求められるのは、ある意味当然なんです。

特に、専門的な言葉を翻訳し、相手に分かりやすいように、自分なりの言葉で変換して伝える能力は大切です。法人・個人に限らず、その環境その人その状況によって伝えるべき言葉は大きく異なります。相手が叶えたいことについての言葉を、相手にとって適切なタイミングで〝渡す〟ことで、すぅーっと浸透するように〝共感〟が生まれます。〝共感〟が生まれるかどうかの分岐点まで、丁寧に会話するように心がけています。

―確かにお客様と〝共感〟できると嬉しいですね!

それに、コプラスがやるべきことは、お客様の想いをカタチにすること、解決したい課題、求めていることを明快に言葉に図面に反映することです。そのためには、クライアントの求めていることを、しっかり聞きだす力が必要なんです!



②チーフ:ここでもビジネス力が必要!自分の設計を言葉にできれば一人前!

―どれくらいでチーフになれるのでしょうか?

だいたい5年くらいです。
上司や先輩につきながら2物件くらい担当した後、一人でも担当ができるようになったら、
次はチーフになります。

―チーフではどんな能力を磨くんですか?

スタッフのときよりは、より専門的な設計の知識や技術を学びます。
ただ、ビジネス力ももっと高度なものが求められるようになります!

一つのハードルになるのは、
自分の設計をきちんと言葉にして、相手に伝えられるかという部分です。

―「設計を言葉にできるか」ですか?

そうです。
設計とかデザインって、技術に裏づけられた経験もありますが、
感性的な部分もとても大きいんです。

たとえば、なんとなくこっちの方がかわいいとか、こっちの方がかっこいいだとか、、、(笑)

ただ〝なんとなく~〟には、必ず意味があります。そこを掘り下げて、自分の感性を言語化できないと、お客様に理解してもらうことは難しいのです。
もちろん言葉だけでなく、設計やデザインについてのビュジュアルプレゼンテーションも、感性的な部分を伝える道具として効果を発揮します。

ただ注意すべきなのは図面です。図面は設計や工事会社などのプロ同士の共通認識をつくる「伝言ツール」でしかありません。だから、図面だけではクライアントに設計の想いを伝えることはできないのです。だからこそ図面に頼り切りにならず、「伝言ツール」としての言葉(=想いを伝える道具)を大切にする必要があります。

「こういう理由で、この設計がいいんです!」
と自信をもって伝えられるようになることが、チーフレベルになると大切ですね!




③シニア/マネージャー:最後は面白がれる心?自分の着眼点で、オリジナルの魅力を引き出す仕事!

―シニア/マネージャーではどんな力を身に着けるんですか?

10年以上の経験を積めば、技術力の部分は身に着いてきます。
なので、差があるとすれば、「面白がれる(=巻き込める)かどうか」です!
私たちの設計する建物は、クライアントのこだわりが反映されるので特殊な案件ばかりです。

同じ規格を取り扱うものを10コ20コ設計して、満足させられることは多くありません!
それだけ、建物の設計やデザインに対するクライアントの目は肥えてきています。

―大変そうですね。

大変かどうかは、捉えようによって変わります!
それだけやりがいがある仕事ともいえるんです!

カチッとはまらない、いわば教科書的な正解がないところで、価値をつくり、敷地・建物・空間の特長を引き出し、クライアントと〝共感〟できたときにやりがいを感じます!

ときにそれは、クライアントに合わせて自分を変えることでもあります。はたまた、クライアントの想いを受け止めた上で、思いもしなかった着地点にたどり着くことだってあります。スタッフクラスで学んだ常識を、シニア/マネージャークラスではフラットに見つめなおし、その変化を楽しむことが重要です。

「どうやったらもっとかっこよくなるのか?」
「もっと面白がれるポイントはないか?」
「クライアントの要望を自分のアイデアで最大限活かせるとしたら?」
こんなことを考え続けるのが、マネージャーにもとめられるレベルです。

そして最後はやっぱり伝える力ですね!

「一般的な建物とちがってどうユニークなのか?」
「どんな価値・効果が、あるのか」
その興奮までをしっかりと言葉に落とせるのが、シニア/マネージャーの設計職なんだと思います。

―大豆生田さん!本日はありがとうございました!

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