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こんにちは!統括部の須田です。
本日は久しぶりの(私の)投稿になります!
7月に引渡しを終えた、下北沢駅近くのKAZAHANAというコーポラティブハウスについて、コーディネイターを担当したコーポラティブ事業部の児嶋さんにお話を伺いました。
約2年間のプロジェクトを振り返りながら、いろいろなお話しをしてくださったので、前編・後編と2回に分けてお届けしようと思います~!(後編は来週公開予定です!)
コーディネイターの仕事だけでなく、お客様との向き合い方、プロとしての意識など、盛りだくさんな内容になってますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
まずは、コーディネイターの児嶋さん(社内に児嶋さんが2人いるので、私は「江麻さん」と呼んでいます!)のプロフィールを簡単にご紹介します。
▲全体設計、住戸設計を担当したKUT都市建築研究室の代表(左)と江麻さん(右)
【プロフィール】
名前:児嶋 江麻
部署:コーポラティブ事業部
入社:2017年
経歴:新卒から不動産業界で働いたのち、家族の病気を機に地元・鳥取に戻り介護の仕事を始める。ひとの暮らしや人生に関わり、繋げる仕事がしたいと、新卒時代に同期であった代表青木との偶然の再会をきっかけにコプラスにジョイン。
【KAZAHANA 概要】
所在地:世田谷区代沢
構造・規模:RC造地上3階地下1階9戸
施工会社:株式会社中島建設
全体設計:KUT都市建築研究室
住戸設計:KUT都市建築研究室、コプラス
コーディネイト:コプラス
そもそも、”コーポラティブハウス”ってなに?という方は、下の概要図を参照ください~
▼コーポラティブハウスができるまで
ーはじめに、プロジェクトのスタート時のお話から教えてください。
このプロジェクトは、過去に募集を行っていたものの企画を練り直し、再スタートしたものでした。その準備期間を経て、お客様に初めて会ったのは2018年の9月です。
CLUB COPLUS*の会員に会ったり、物件近くに会場を借りて説明会を行いました。
*「CLUB COPLUS」
コプラスHPから無料で登録ができ、新規物件の募集情報の案内や先行予約が可能。
https://cooperativehouse.jp/membership/
初月で約50件程の来客があり、募集戸数9戸のうち7戸の申込みが入りました。最初の募集時から引き続き検討頂き申込みをしてくださったお客様も数組いて、最終的に2区画分の大きなお部屋にされた方もいます。物件の立地の評価が高く、駅から徒歩5分と近くて、静かなエリアであるということも、短期間で組合結成ができた理由として大きいと思います。
当時、私はコーポラティブハウスの担当が2件目だったため、経験も少なかったのですが、経験豊富な設計士の先生や上司、新人も含めたチームで集合説明会をするなど、いろいろな人にフォローしてもらいながら進めていきました。
ー初期の頃のエピソードは何かありますか?
説明会では、事前にアンケート用紙に住所等の個人情報や住戸の希望を記入してもらうのですが、あるお客様が説明会後すぐに、「申し込みます!」と即決でお申し出いただいて。「お名前は・・・?」からはじまり、お客様と一緒に笑いながらお手続きをしたりもしました。また、個別の打ち合わせの時に「ワクワクして(前日)眠れませんでした」と仰っていたお客様もいたり。そういったお客様それぞれの様子がとても印象に残っています。
組合結成の総会の時は、仕事の都合上欠席される方がいたため、参加者が3組になってしまいました。この総会は顔を合わせる一番最初の会なので、参加された3組の方々が参加者が少なくて不安そうな表情をしていたのを覚えています。お客様の数よりもスタッフの方が多かったっていう・・・笑
▲第1回総会の様子
ーたしかに、それはちょっと不安になるかもしれませんね。笑
総会で最初に挨拶をしたのですが、お客様の不安な気持ちを払拭したかったのと、早く楽しく打ち解けたいなという思いと、いろいろ考えて緊張し、長く喋りすぎてしまって。笑「児嶋が熱く話しすぎたので、あとは簡潔に・・・」と上司が続き、そこから笑いが広がって、結果的には打ち解けた雰囲気ができました。
また、別日に懇親会を行ったのですが、お客様の中に生まれも育ちも下北沢という方がいたので、お店の紹介をお願いしたらいい感じの場所を教えてくれたりとか。
そんなスタートだったので、すごく印象的です。
ー総会や懇親会のあとからは、お客様との距離感は順調に縮まっていったのでしょうか?
そうですね。最初は手探りな感じでしたが、つかみやきっかけがうまく出来たと思います。ここから約2年間、お客様とずっと一緒にやっていくので、早いうちに気軽に何でも聞いてもらえる関係性を築きたいと意識していました。分譲マンションの売買や仲介の経験から、お客様は住まいを取得する時、「騙されているのではないか?」と不安になることもありますからね。
懇親会もあえて地元に詳しい組合員にお店を選んで頂き、組合結成の総会には参加できなかった方も参加できる別日で設定し、極力全員が参加できるよう開催したのは、組合員さん同士やスタッフとの距離感を縮めるのにすごくよかったなと思います。
▲第4回総会後の懇親会。組合のご主人同士で盛り上がりました。
ーKAZAHANAの前に担当されていたコーポラティブハウスの組合とは、やはりカラーが違いましたか?
前の物件も割と小規模でしたが、KAZAHANAとは少し違って静かな雰囲気でした。KAZAHANAの組合員たちは懇親会の出席率も高いですし、賑やかな雰囲気が好きな方が多いのかなと思います。組合によってカラーが違うと先輩から聞いていましたが、本当に違うんだなと実感しました。
今回は特に、組合結成後も空いていた区画に新しいお客様が順々に参加されたので、総会の度に新しいメンバーが増え、毎回新鮮な雰囲気で盛り上がったのかなと思います。
ーなるほど。今回の下北沢のエリアを選ばれたという共通点も、組合のカラーに現れているかもしれないですね。