■苦手な営業職に挑戦し、3か月後には広報へ転身
ーー前職では、IT関連の企業でエンジニアをしていたそうですね。Nolookへはどのような経緯で入社したのですか。
もともとエンジニアとしてゲーム関連の仕事をしたいと思い、専門学校でプログラミング言語を学んでいました。卒業後はIT関連企業に入社をし、WEBサイト制作のコーディング業務などを担当していましたが、会社の業績が思わしくなく、先行きを考えて転職活動を始めました。
転職活動では、それまで培ってきたWEB関連の技術を生かせる仕事を探していましたが、Nolookとは知人からの紹介で出会いました。最初に面談で社長にお会いした時は、「カッコいい人が来た」というのが第一印象でした。会社の理念などのお話を伺いましたが、前職ではそういった話を聞くこともなかったですし、そういった想いを本気で語る人はまわりにいなかったので、正直面喰った部分はありましたね。
続いて、営業や広報の担当者とも面談をさせていただきましたが、共通して抱いた印象は、人に勢いがあるということ。どういう気持ちで仕事と向き合っているか、日々の目標数字を達成するためにどう動いているかを具体的に話してくださって、仕事に対する熱意のある方達が集まった会社だということを知りました。次の会社を早急に決めるように焦っていた時期ではありましたが、この点が素直にいいなと感じられて、入社の決め手の一つになりましたね。
ーー入社後、まずどのような業務を担当しましたか。
実は、エンジニア志望だったにもかかわらず、ついたポジションは、営業部だったんですよ。僕も開発関連のポジションかと思って面談を受けた所、Nolook側としては求めていたのが営業人材だったんです。自分としてはコミュニケーションを取ることに苦手意識があり、営業ってすごく嫌だったんです…。でも一方で、経験したことのないことなのでやってみるのもいいかもという気持ちもあり、思い切って営業という仕事にチャレンジしました。
ーー自分の志望とかけ離れたポジションに挑戦されてみて、結果、いかがでしたか…?
やっぱり大変でした(笑)。営業電話をかけたり、歩いて営業先をまわったりと体力勝負な所ももともと持っていた営業への苦手意識と相まって…本当に大変でした(笑)
ただ、入社時に「広報へのキャリアアップ」という話は会社にも伝えていたので、逆に営業というポジションから抜け出してキャリアチェンジの希望を叶えてもらうために、仕事は頑張りましたね。すると、周囲の助けもあって、ある程度安定して売上を出すことができるようになったんです。そこで、徐々に現在のポジションである広報部の業務にも関わりながら、だんだんシフトする形で入社して約3か月が過ぎた頃、広報マーケティング部に異動となりました。
■数字にも直結する広報の仕事!学び甲斐があるからこそ面白い
ーー念願が叶ったんですね…!現在従事する広報マーケティング部では、どんな業務を行っているのですか。
6名のメンバーがいる部署で、大きくわけて2つの業務を担当しています。1つが弊社が展開するラグジュアリースポーツブランド「BARZAGLI(バルザーリ)」と広告代理業です。具体的には、電話やメールで営業先に連絡を取る業務から、商品販売までの準備や撮影・キャスティング対応、さらには弊社の商品をドラマ撮影などで使用していただいたり、メディアに取り上げていただいたりした際の広報業務。そして、商品に関しては基本的には外部の関連会社との連絡業務などが多いですね。また、アパレルブランドとして不定期で大きなイベントに参加して外部との関係づくりなど、営業に近い活動なども行っています。
ーー広報という仕事のどんな所にやりがいを感じていますか。
初めて携わる業界なので、知れば知るほどわからないことが出てくるんですよ。でも、それが面白さにもつながっていると思います。また、商品販売なども行う弊社では、広報が動いた分だけダイレクトに数字が出やすいんです。成果が目に見えてわかるのは、仕事を行う際のやりがいやモチベーションアップにもつながっていると思います。
ーーこれまでのキャリアとはまた異なるポジションでの仕事をされていますが、過去のスキルが生かせている部分などはありますか。
データをまとめる機会も多々ありますし、ECサイトを運営しているので、各種設定を行う際には持っているWEB知識などが役立っていますね。あとは、広報として営業的な動きをすることもある上、新しく立ち上がったアカウント代行サービス事業の営業などにも携わっているので、意外にも経験が役立っていると思います。よく「営業の技術はすべてに通じる」と言われますが、その通りだなと思いますね。
■自分の意見を言い合える風通しのよい環境で、スキルを高め合う
ーーご自身のように未経験者は特に必要性を感じるかもしれませんが、社内ではスキルアップの機会などもあるのでしょうか。
スキルに関しては全社的な勉強会などはありませんが、その分、自主的にセミナーに参加したり、本を買って勉強したりする人もいます。仕事に真摯に取り組む人ばかりなので、そういう行動をとる雰囲気になりやすいのかなと思います。あとは、部署ごとに定期的に集まって、案件を共有し合ったり、問題について解消方法を話し合う場などは設定されていますね。
また、お互いに足りない所は補助し合える風土がある点も学びへとつながる良い機会になっていると感じます。たとえば、業界をまだ知らない新人の方に専門用語を使ってしまったら、他の方が「それじゃあわからないから、ちゃんと教えてあげないと」という指摘が入ったりする。部署の垣根を超えて、こういったことをちゃんと言い合えるのはお互いの学びにもつながりますし、新人の方や未経験者の方も入っていきやすい良い環境なのではないでしょうか。
ーー意見を言い合える、風通しの良さがある職場環境ということでしょうか。
そうですね。自分の考えを発言しにくい雰囲気は一切ありません。ベンチャーということもあって、いい意味でラフというか、他部署のメンバーとも話しやすいですね。それから、社長が意見をよくおっしゃる方なので、それによってそれぞれが発言する空気が作られている気もします。上層部の人間が体現してくれることで、部下もやりやすい環境づくりがなされていると感じます。
■急成長する会社とともに、自分の思い描くキャリアを目指したい
ーー今描いている、キャリアビジョンについて教えてください。
「BARZAGLIといえば、広報担当はあの人だよね」と、会社と連動して名前が出てくるくらいにはなりたいですね。そのためにも、メディアの方をはじめ、週1回は関係者に連絡をとって、関係が途切れないように努めています。面白い話が聞けるということもありますが、別の仕事につながりやすいので、こういった配慮は徹底して行うようにしています。
ーーこれからのNolookに期待していることはありますか。
すごい勢いで成長している会社なので、まずは上場を期待しています。約1年前に入社した僕でさえ、初期メンバーなんですよ。入社当初に比べたら、スタッフ数も10倍に増えましたし、もし上場したらその会社の初期メンバーであることをうれしく思いますし、一緒に会社づくりに携われていることを誇りに感じますね。
ーーそんなNolookに、これからどんなメンバーに入ってほしいですか。
責任感を持って、確実に仕事を進められる人です。単に、自分と同じタイプの方ということなんですが…(笑)。僕もコミュニケーションが苦手な人間ですが、営業も広報も担うことができました。
ここには、苦手なことにもチャレンジできる環境があります。もし未経験で悩んでいる方、コミュニケーションに自信がない方でも、自分に自信を持って仕事を進められるようになれると思うので、そんな方にはぜひ挑戦していただきたいです。