はじめまして!2023年4月にテックタッチに営業としてjoinしました岡野 廉(おかの れん)と申します。社内では名前そのままrenと呼ばれています。現在はAccount Executiveとしてエンタープライズのお客様を担当する営業をしています。
ヘッダー画像は先日旅行に行った茨城県のホテルから見えた海と二ツ島というパワースポットです。年に数回は温泉旅行に行って美味しいものを食べて温泉に入ってリフレッシュしています。
入社から2ヶ月ほどが経ち、社内の雰囲気にも慣れてきたので入社エントリを書きます。
テックタッチに興味をもってこの入社エントリを読んでくださっている皆様に少しでもテックタッチの良さや僕がどういう経歴で、どうしてテックタッチに入社したのかを伝えることができればと思っています。書いてみたら熱が入りすぎてかなり長文になってしまいましたが、ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです!
■これまでやってきたこと
神奈川県で育ち、中高は横浜の田舎の私立一貫校に通い(駅からほぼ上り坂で徒歩20分という環境、今だったら絶対通えません。)、大学は都内の私立大学を卒業しました。文学部の中で、映画理論、映画史などを学ぶ少し珍しい専攻に進むも、大学生活はサークル漬けのため学んだ内容は何も覚えていないという極めて普通の大学生活を送りました。勿体ないことをしたなと思う一方、大学時代の友人とは未だに付き合いがあって、大事な友人ができたのでこれはこれで良かったのかな、とも思っています。
大学卒業後、SCSKという住友商事系のSIerで関西地区のお客様向けにデータセンターサービスを中心としたインフラ営業の部署に配属されました。縁もゆかりもない関西地区への配属は衝撃でしたが(同期は9割近くが東京配属でした。)、今では大阪は大好きな街です。
その後、SIerでいろいろなものを扱うのも楽しいけど自社製品を持っている会社にいきたいな、と思い日本ヒューレット・パッカード(HPE)に転職、関西地区の大手企業さまや大手金融企業さまをインサイドセールスとして担当しました。
HPEで1年半ほど働いた後、外勤の営業をやりたいという気持ちとハードウェアではなくソフトウェアも売ってみたいという軸で日本シノプシスという会社に入社しました。この会社ではアプリケーション開発者向けに、アプリの品質やセキュリティを高めるソリューションを複数扱う外勤営業として大手の製造業様を担当しておりました。
■なぜ転職したのか、なぜテックタッチを選んだのか
前職(日本シノプシス)では半年ほど自動車業界のお客様を中心に担当したのち、社内での取引先Top10に入るような会社を一人あたり2社ほど担当するチームに異動し、大手電機メーカーを2社担当していました。
社内で重要顧客とされるようなお客様の売り上げを最大化するという仕事は非常にやりがいがありましたし、周囲のサポートや時の運にも恵まれ、幸いなことに売り上げ拡大も順調に進んでおり、社内からもそれなりの評価をいただけていたんじゃないかな、と振り返っても思います。また、年齢層が比較的高めの会社ではありましたが、同僚にも良くしてもらいながら楽しく過ごしていました。
転職して3年ほどが経ち、2社という限られたお客様を担当するこの仕事を続けていていいのかな、とふと疑問を持ちました。担当顧客は2社とも非常に大きな会社で、事業部ごとに一つの会社くらいの規模があり、グループ会社を含めると非常に範囲は広く、新規開拓のようなことには取り組んでいたものの、純粋な意味では新規開拓ではないよな、と思っていました。
様々な会社を買収して、製品ポートフォリオが増え、会社としての注力領域が変わっていく過渡期に差し掛かっていましたが、会社が今後注力しようとしている領域は僕の担当しているお客さまにはあまりフィットしないように感じられ、その2社のなかで売り上げを作らなければいけない、という状況で今後に不安を感じた、というのも転職を考えた理由のひとつです。
こういった理由から転職活動を始めました。新規開拓の経験を積むことができる会社かつ、自分が心から好きになれそうな製品を扱っている会社を探していました。
キャリアの約半分を外資で過ごしていたことや、これからもエンタープライズセールスというキャリアを築いていきたいと思っていたことなどを考え、当初は外資系SaaS企業に絞って色々な企業の話を聞いていました。そもそも日系のSaaSのことをあまり知らず、エンタープライズに強い日系SaaS、という軸は最初は持っていませんでした。
そんな中で、お付き合いのある転職エージェントさんからテックタッチをご紹介いただきました。まずプロダクトの説明を見て、これだ!と思ったことを覚えています。また、営業VPのsoushiさんが外資系SaaS企業出身ということもエージェントさんから聞き、一度話を聞いてみようと思い、カジュアル面談に進みました。
最初は日系SaaS、しかもスタートアップ、という選択肢があるのか、ということを半分疑問に思いながらの面談でしたが、HRのyukiさんから最初に会社、プロダクトの説明をしてもらった時に、会社や従業員、プロダクトに対して強い愛があるんだな、と感じました。また、soushiさんには外資から日系スタートアップに移った理由を教えていただいたり、自分の考えていることを聞いてもらったり、転職の面談をしたというよりは先輩にキャリアの相談に乗ってもらったような気分になりました。自分という人間に興味を持ってもらえたように感じ、今思えばこの時点でだいぶテックタッチに惹かれていたのかな、と思います。
その後、再度soushiさんとの面談を組んでいただき、最初の面談から数えると計6回(!)の面談や面接を経てオファーを頂きました。僕の場合は様々な要因が重なり通常の選考フローより長いフローとなったのだと思いますが、お互いに納得した状態で入社ができるような仕組みになっていると思いますし、僕がテックタッチのことをよく知ることができるような選考だったな、と思います。
最初は話だけでも聞いてみるか、くらいの気持ちでしたが、プロダクトは一目見たときから良さが伝わるもので、しかも選考でお会いする方々がみんな会社のことが好きなんだろうな、と伝わり、気が付いたら入社に対する熱意がどんどん上がっていきました。
特に印象に残っているのは創業者のnakaさんとの面接です。これまで社長面接、というのをしたことがなかったので緊張していましたが、始まってみれば、これも面接というより会社のこと、自身のことを丁寧に説明して頂ける時間でした。当初予定していた時間を延長して、会社の今後のことをご説明していただきましたが、熱量を感じましたし、nakaさんが楽しそうにお話されているのを見て、この会社に入りたい、と思ったのを覚えています。nakaさんは社長だからといって近づきづらい感じもなく、素敵なお人柄だなあ、と思ったのを覚えていますし、入社した今も変わらず、フランクに接してもらえているなあと感じます。
■入社してみて感じたテックタッチの魅力
入社してみて思うのは、プロダクトはもちろん、人やカルチャーがとても魅力的だな、ということです。その中でも、コミュニケーションのオープンさはとても特徴的だと思っています。
テックタッチではSlackを使っているのですが、Slackのほぼすべてのチャンネルがオープンになっていて、気になったものには自由に参加できるほか、基本的にDMでなく、オープンなチャンネルでのコミュニケーションが活発に取られています。何かわからないことがあればSlackに投げておけば誰かが拾ってくれる(しかもものすごいスピード感)という安心感や、変なことを言ったら呆れられたり詰められるんじゃないか、という不安がない心理的安全性は素晴らしいです。優秀なうえに優しくて親切で、しかもフランクなメンバーが多く、人間力の高さに日々驚いています。
また、「挑み続けろ、援護があるから」というバリューがあり、自分自身で考えて主体的に動こうとしたことに対しては尊重してくれますし、非常に手厚く応援してくれます。なので、もっと主体的に動こう、という気持ちになれますし、非常にポジティブなループが回っているな、と日々感じています。
魅力に関しては書き出すときりがないのですが、最後にもうひとつ。「いつでもごきげん」というバリューが会社にはあるのですが、これはまさにその通りです。皆さんとても優秀で、とても忙しそうですがとにかくごきげんな人たちの集まりです。かくいう僕も入社前は半信半疑でしたが、とにかくごきげんなので、気になる方はメンバーと話してみることを強くお勧めします。
■これからやりたいこと
今後は、「テックタッチ」という素晴らしいプロダクトをもっと世に広めていくために、まずは一日も早くキャッチアップして戦力になろうと日々頑張っています。
また、テックタッチはまだまだ大きくなっていく会社だと思っていますし、製品も組織もどんどん変わっていくんだろうなと思っています。プロダクト開発との距離が近く、組織も成長しているこの会社でしかできないことは何だろう?自分にできることは何だろう?ということを常に考えながら会社とともに成長していけたらな、と思っています。
■この記事を読んで頂いている皆様へ
「テックタッチ」というサービスは、対象とするシステムの幅も非常に広く、自由度が高いが故に難しいプロダクトだなと感じていますが、その難しさがこのプロダクトの面白さだなと感じています。日系、外資系、SaaS、非SaaS、様々なバックグラウンドの優秀なメンバーが揃っているこの会社で、この素晴らしいプロダクトを更に良くして、世に広めることができる楽しさを皆さんと分かち合いたいと思っています。
少しでも興味があればぜひ一度お話しましょう。テックタッチのメンバーとお話すればするほど魅了されること間違いなしです。ひとりでも多くの皆さんとお会いできるのがとても楽しみです。