1
/
5

SIerから、相方から「シリコンバレーみたいじゃん」と言われるスタートアップ(?)にジョインした話

相方に「社長がスリッパで、半ズボン履いてた。初日の歓迎会は、会社の中でピザだった。」と話をしたら、「シリコンバレーみたいじゃん」と言われました。

お互いシリコンバレーには行ったことがありません。

初めまして。テックタッチに2022年10月に入社した多田裕亮です。

今回は転職の経緯と4か月働いてみての感想などを紹介させていただければと思います。先に結論を言いますと、、同じ国?と思えるくらいポジティブなカルチャーショックの中で仕事ができています。今のところワクワクしながら出社できています。

■どんなことをしてきたか

2008年に地元(北海道)の大学を卒業し、NRIネットコムという野村総合研究所グループのWEB専門のSIerに入社しました。当初、大手証券会社のシステムを担当し、何かあれば金融庁報告のプレッシャーの中、徐々に上流工程にシフトしつつ、大規模プロジェクトの工程推進やサブシステムのリーダーを経験させていただきました。ウォーターフォールのPJ推進方法や金融系システムの品質管理方法を学びながら、NRIの論理を重んじる姿勢、やりきる文化、(少し体育会系でしたが)チームで仕事する喜びを教えていただきました。

振り返ると、結構青春していた気がします。次々と出てくる課題を乗り越えていき、リリースを迎えられた瞬間が純粋に嬉しかったですし、リリースの打ち上げで脇役にならないように頑張っていました。

ですが、30代になる頃には、開発については要件を満たしていればいいという性格で、どう考えても生粋のプログラマー、SE気質ではないこともわかってきました。

この頃に部署異動をさせていただき、保険業界の新規顧客を開拓といった提案活動から、PMとして収益を出すところまでを経験させてもらいました。この中で自身の興味が、担当するシステムが業務にどう貢献できるのかを顧客と一緒に考えることにあり、またそこから自社の勝ちパターンを考えることにシフトしていることに気が付きました。

そしてもう一つ気が付きました。自分も30代後半に足を突っ込んでおり、あと2案件をこなすと40代になると言う事実に。

ここで転職を視野に入れて活動をしてみることにしました。

■なぜテックタッチを選んだのか

その中であるエージェントから「スタートアップでカスタマーサクセスやってみませんか?」という(怪しげな)提案を受けました。スタートアップに興味はあったのですが、無意識にもう行けない世界、と除外していました。

エージェントから話をきいてみると

・未転職で36歳、スタートアップに行くには年齢的にラスト。逆に大手はスタートアップの後でもいける。

・PMとして顧客のプロジェクト管理ができるなら、大企業向けのCSMも可能性がある。「ザ・モデル」を読んで興味が持てるなら、相手にそこを見てもらうつもりの気持ちで受けてみては?

と説得を受けて、スタートアップの会社さんを眺めていた時にテックタッチさんが目に飛び込んできました。

業務内容よりも「面接4回?内定前のオンライン飲み会?」の単語を見て、この選考を経てお互いオファーもらえたら、転職の決意ができるだろうなと思い、初回の面談を申し込みました。そこでプロダクトのデモを見せてもらった時には、テックタッチに関わりたいと思っていました。

初回の面談ノートを見返すと「このプロダクトを欲しい人をめっちゃ知ってる。今のシステムで入れたい。現職で似たようなこと出来たら、、、、無理くさくない?これ細かいバグすっごい出る気がする。ここまでの完成度になる気がしない」と走り書きがありました。

入社してからも初めに受けたこの印象は変わっていません。それにWEBのフロントエンドをかじっていた自分には、このプロダクトを取り扱うことがとても自然に思えました。

ただ、36歳転職Lv1はそれだけでは踏ん切りがつきません。もうひと押しが必要でした。自分にとってのひと押しは、直属の上司に当たる方に、夫婦共働きかどうかの雑談を拾っていただき、違う回の面接で「こういうフォローが出来るからそこは安心してほしい」と言ってくれたことでした。ここも入社してから裏切られていません。例えば、初回のミーティングで「融通を効かせてほしい時間」「コミュニケーションスタイル」をお互い話してから、プロジェクトにアサインするなど、人への配慮が根底にあるな、と感じています。

■自分が考えるテックタッチの魅力

プロダクト

前述の通り、自分はもちろん、相手にも必要だと感じてもらいやすいプロダクトです。お客様の前に立ってみても、お互いにそこが揺るがないので、コミュニケーションが取りやすいです。また、扱っているプロダクトに自信が持てるというだけでストレスが少ないです。

・人にフォーカスする環境

メンバーが優秀かつ「人間的に良い人」に溢れた状況で、かつ「人好き」の方が多いです。「その人を活かすには?」というのが基本OSに組み込まれているのか、前述の通り、お互いの価値観やコミュニケーションスタイルを理解して、感情的なロスも少なくいい仕事しようぜ!という雰囲気や施策があります。

若い子含めて当事者意識が高く、人間的にいい人が揃っている上に、この風土なので、早く貢献できるようになって仲間に加わりたいなと素直に思える環境です。

・分解して積み上げていく文化がある(ちゃんとしてる)

入社してみた感想ですが、恐ろしくちゃんとしてました。すいません、スタートアップってOJTしてすぐ独り立ちなんでしょ!って思ってました。人が増えているフェーズを意識して、会社の一体感を維持するような施策までちゃんとあります。

KPIを決めて、分解して積み上げていくのが文化なのかもって印象を受けています。また「考える」プロセスと「実践する」プロセスを分けるのも前職と比べ印象的です。例えばオンボーディングまでのプロセスや資料のテンプレをCS部として考え、各自でカスタマイズしながら実践し、イケてない点をみんなでブラッシュアップしていきます。集合知で資料をブラッシュアップしていくので、サイクルが早いです。

■今後について

ちゃんと案件を進められるようになり、お客様にサクセスしてもらえるようになることが一番なのですが、もう少し先の話を考えますと、お客様がもっと自在に「テックタッチ」を使える状況を作っていきたいです。

「テックタッチ」はいろんな使い方が出来てしまうプロダクトなので、逆に言うと理解して使っていただかないと効果が出ない場面もございます。自社の課題に対して効果が出る使い方を実践でき、改善していくことが、気がついたらできてしまうプロセスまで「テックタッチ」に内包できれば、、、「テックタッチ」を入れるしかない世界が見えてくるのかなと思っていますし、それができるようなプロダクトな気がしています。そして、そんな夢みたいな世界を語っても笑わない仲間がいる会社がテックタッチだと思います。

もし、テックタッチのプロダクト、人にご興味を持っていただけたなら、気軽にご連絡ください!

テックタッチ株式会社's job postings
17 Likes
17 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Yusuke Tada's Story
Let Yusuke Tada's company know you're interested in their content