【SNSアカウントプランナーインタビュー】「人の感情を読み取る力」が、SNSで共感を生む武器に。「自分らしさ」を価値に変えた、元アパレル店員の挑戦
縦型動画市場の“ボトルネック”を解消する「クリエイティブラボ」、株式会社MISM。 今回は、SNS事業部のアカウントプランナー、井上さんにインタビュー。ホテル、アパレルという接客の最前線から、なぜ未経験でSNSマーケティングの世界へ転身したのか。かつてコンプレックスでもあった「人の感情への敏感さ」を武器に、美容領域でバズを生み出す彼女のストーリーから、MISMが掲げるミッション「自分らしさが価値になる」の真髄に迫ります。
井上 結愛(Yuia Inoue) / SNS事業部 アカウントプランナー
2022年、新卒で大手ホテル企業に入社しフロント業務を経験後、大手アパレル企業へ転職。販売員として接客や店舗VMD、SNS運用を担当。自身のSNSでバズを経験したことから「仕掛ける側」への興味を持ち、2025年1月にMISMへジョイン。現在はコスメや美容医療領域のSNS運用、自社メディアの立ち上げを担う。趣味はファッションとYouTube鑑賞。MBTIは「領事館(ESFJ)」、ラブタイプは「ツンデレヤンキー」。
「察する力」は、接客の才能だった。アパレル店員がSNSの面白さに目覚めるまで
ーー井上さんはMISMが3社目とのことですが、学生時代はどんなことに打ち込んでいましたか?
ダンスですね。10年くらい続けていて、大学では80人規模のダンスサークルの代表を務めていたこともあります。自分は「俺についてこい!」とグイグイ引っ張るタイプではなく、みんなの意見を汲み取って、全員が納得した上で進めることを重視する調整型のリーダーでした。コロナ禍でイベントが次々と中止になる中、リモートでできる企画を形にしたりと、壁を乗り越える経験はその後の糧になっています。
ーーそこから新卒でホテル業界、そしてアパレル業界へ進まれたんですね。
就活では「おもてなし」を軸に大手ホテルチェーンに入社しました。そこでは長期滞在のお客様も多く、私の接客を気に入ってくださるリピーターの方もいて、信頼関係を築くことに大きなやりがいを感じていました。
その後、元々好きだったファッションの世界に行きたいと思い、アパレルブランドの販売員へ転職しました。そのブランドを選んだのは、自分が客として通っていた時、店員さんが自分から話しかけてきて会話を楽しむ「接客スタイル」がすごく好きで、憧れたからです。
ーー接客業を選んだのは、ご自身の性格も影響しているのでしょうか?
そうですね。私、昔から人の感情やその場の空気感の変化にすごく敏感なタイプだったんです。それが時には「気にしすぎ」だと感じることもあったのですが、接客業においてはそれが大きな武器になりました。
相手の目の動きや表情のわずかな変化から、「あ、今これを気にしているな」「ここを隠したいんだな」というのが、言葉にされなくても自然と読み取れるんです。アパレルの接客では、その特性を活かして、お客様が言葉にする前に先回りして提案していました。自分の「察する力」が、お客様の満足という「価値」に変わる瞬間が好きでしたね。
ーーそこからSNS運用の面白さにどう繋がっていくのですか?
店頭での接客だけでなく、個人のSNS運用やECサイトへのスタッフ投稿にも力を入れていたのですが、そこでも同じことが起きたんです。
特にECサイトの運用では、店舗のリーダーとして「どのタイミングで投稿すれば見られるか」「どんな着こなしが求められているか」を分析して発信し続けました。その結果、投稿したコーディネート経由で店舗の売上が月100万円を超えたことがあって。「自分が戦略的に発信したものが誰かに届き、行動を変える」という体験がすごく楽しくて、自信になりました。
ただ発信するだけでなく、「なぜこの動画はバズったのか?」「どういうアルゴリズムなのか?」という裏側のロジックに興味を持つようになり、それを専門的に学びたいと思って転職を決意しました。
ーー数ある企業の中で、MISMを選んだ決め手は何でしたか?
「裁量権」と「任せてくれる範囲の広さ」です。
転職活動中、他のSNS運用会社の話も聞きましたが、最初は営業からスタートだったり、分業制で運用の一部しかできなかったりすることが多かったんです。MISMは規模こそこれからでしたが、入社直後から企画、撮影、編集、分析、そしてクライアントワークまで一気通貫で任せてもらえると聞きました。「ここなら最短で成長できる」と直感し、入社を決めました。
面接官だった代表の羽部も、いい意味でフランクで話しやすくて。年齢が近いこともあって「お姉さん」みたいな雰囲気で(笑)。堅苦しくなく、私のやりたいことを汲み取ってくれると感じました。
画面の向こうの“感情”を読む。ホスピタリティが「ロジック」に変わる瞬間
ーー現在はSNSアカウントプランナーとして、どのような業務を担当されていますか?
主に美容クリニックのTikTok・Instagramアカウントの運用代行を行っています。戦略設計から企画立案、撮影ディレクション、編集、投稿、そして分析まで、アカウント運用に関わる全てを担当しています。最近では、自社メディア(コスメ紹介アカウント)の立ち上げも任せてもらっています。
ーー美容医療という専門的なジャンルで、井上さんの強みはどう活きていますか?
SNS運用も、本質は接客と同じでした。例えば二重施術の動画なら、「手術直後の腫れが怖い」「ダウンタイムはどう過ごすの?」といった、ユーザーが抱える言葉にならない不安(インサイト)を想像し、それを解消するコンテンツを企画します。
最近だと、あえて「UGC風(ユーザー投稿風)」のVlog形式にすることが多いですね。医師が解説するだけの動画は見飽きられているので、実際に施術を受けたモニターさんに自撮りで、日記のようにご自身の感想などを語ってもらうんです。これも「医師の解説だけだと、ユーザーは緊張してしまうだろうな」という読みから生まれた企画です。
ーー撮影の現場でも、その「気配り」は活きていますか?
そうですね。モニターさんは撮影に慣れていない方が多いので、指示書には「参考動画のURL」を貼り付けて、「こういう画角や背景で撮ってください」と分かりやすく伝えるようにしています。相手が動きやすいように準備する。こういう細かい配慮も、ホスピタリティの一つであり、結果としてクリエイティブの「質」に直結していると感じます。
ーー編集についてのこだわりはありますか?
私、趣味がYouTube鑑賞なんです。編集に凝っているYouTuberの動画を見て、「このテロップの出し方いいな」「この構成、縦型に転用したら面白そう」と常に研究しています。
好きなことを仕事にしているので、娯楽の時間も自然とインプットになっていて、それを業務に活かしていますね。
「自分らしさが価値になる」—MISMで見つけた、私の勝ちパターン
ーーMISMの強みである「トレンドキャッチアップ」は、どのように行われていますか?
MISMには、SNS運用、BUZZORDER(制作)、BUZZRENTAL(素材提供)の3つの事業部があり、隔週で全社員が集まる「クリエイティブ研究会」を実施しています。ここで、私たちSNSチームからは「今TikTokでこの音源が流行っている」「この冒頭のセリフが流行っている」といった最速のトレンドを共有します。逆にBUZZRENTALチームからは「クライアントはこういう素材を求めている」というニーズを共有してもらったり。この「三位一体」の情報循環が、MISMの圧倒的なスピードと質の源泉になっています。
ーーMISMのミッション「自分らしさが価値になる瞬間を創る」について、どう感じていますか?
私自身、まさにそれを体現させてもらっていると感じます。人の感情を敏感に読み取れるという私の「自分らしさ」が、MISMという環境では、ユーザーのインサイトを深く読み解き、バズを生み出すための強力な「武器(価値)」になっています。
ただ、入社当初はそれをなんとなくの「感覚」でしか捉えられていませんでした。そこから代表の羽部に「なぜそう思ったの?」と、感情を因数分解する癖づけを徹底的に叩き込まれて。自分のアンテナでキャッチした「感覚」を、明確な「ロジック」に落とし込み、企画に昇華させる。私の自分らしさが、本当の意味で仕事の「価値」に変わった瞬間だと感じています。
ーーMISMの組織カルチャーについて教えてください。
本当に色々な個性を持ったメンバーが集まっていますが、全員に共通しているのは「自責思考」を持っている点です。
何か問題が起きた時に矢印を自分に向けるのはもちろんですが、日々のクリエイティブ制作においてもそうです。「同じ事象でも、こっちの言い方の方が誤解なく伝わるんじゃないか?」と、言葉選び一つにも責任を持ってこだわり抜く。そんなスタンスが浸透していることが、MISMの強さの基盤になっていると思います。
好きを仕事にできる環境で。
ーー今後、SNS運用事業部をどうしていきたいですか?
「MISMにお願いしたい」と言われるような、唯一無二の事業部にしたいです。
他社と同じような運用をするのではなく、MISMらしい「いい意味で“癖のある”クリエイティブ」を作って、フォロワーも伸びるし、実際の来客にも繋がる。そんな成果を出せるチームにしていきたいですね。
ーー最後に、これからどんな方と一緒に働きたいですか?
まずは「素直な方」。少人数の組織なので、変なプライドを持たずにコミュニケーションがスムーズに取れることは、すごく重要です。
そして、日常の中で「なんで?」と疑問を持てる方。「なんでこの動画は流行ってるんだろう?」「なんで私はこれが欲しいんだろう?」と、自分の感情や世の中の事象に対して「なんで?」と問いかけられる人は、SNSプランナーに絶対向いています。
ーー最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
スキルももちろん大切ですが、根底にある「SNSが好き」「美容が好き」という気持ちが何より重要です。その熱量と、自分の個性を武器にしたいという想いがあれば、MISMで大きく飛躍できるはずです。ぜひ一緒に、あなたの「自分らしさ」を価値に変えていきましょう!