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茶道に目覚めた野球少年、営業職を目指す。

2020年4月に新卒として入社した大塚淳平(おおつか・じゅんぺい)さんに、これまでの話と入社後の今をインタビューしました。

先輩社員との「1on1ミーティング」のありがたさ

ーーさっそくですが、入社して2か月ちょっと経ちました。ネミーには慣れましたか?

はい。先輩が丁寧に面倒をみてくれるので、慣れてきました。分からなかったらきちんと教えてくれるのはもちろんのこと、「最近どう?」といったちょっとした会話もたくさんしてくれるんです。

ーーたしかに、ネミーでは、今多くの会社で取り入れられつつある「1on1(ワン・オン・ワン)ミーティング」のような、上司と部下で一対一の面談をしている風景をよく見かけますね。

そうですね。入社してから1ヶ月は先輩社員の方々と毎日30~40分ミーティングをしてもらっていました。ミーティングの内容も、「慣れた?」「分からないことはない?」とフォローをしてくれるものでした。新型コロナウイルスの影響で対面ではなくオンラインでやっていましたが、右も左も分からない新卒にはとてもありがたかったです。

ーーそれはありがたいですね。

はい。でも自分はちょっと天然なところがあって、今日も部署の朝礼に参加していたんですが、隣の部署の「おはようございます!」という挨拶に条件反射で「おはようございます!」って、つい声に出して反応してしまいまして......周囲の先輩方に「元気がいいね!」と笑われてしまいました。

ーー大事にされていますね(笑)

ドラゴン桜の作者のセリフが心に残る

ーーところで、大塚さんは入社するにあたって営業職を希望されたそうですね。
  その理由はなんでしょうか。

ドラゴン桜の作者が執筆した「銀のアンカー」という就職活動をテーマにした漫画のセリフに「お金は会社の血液だ」というものがあります。会社が経済活動をするにあたって、売り上げを上げることは大事です。この言葉がとても心に残っています。売り上げに直結する職種といえば営業職。だから、大学3年生くらいのころから営業という職種に興味を持っていましたね。

ーーそんな背景があったんですね!大学生のときは、どのような勉強をされていたんですか?

証券市場をテーマとするゼミに入りました。卒論は経営効率に関するものを書いたんですが、3年生のときに参加したディベート大会で準優勝した経験は、私の大学生活の中でも最も忘れられないものの1つです。

ーーすごいですね。ディベート大会のテーマはなんだったんですか?

ちょっと固いんですけど、「今後の国内証券市場の活性化について」というものです。

ーーええ、だいぶ固くて理解がついていきません(笑) どのようなことでしょうか?

一言でいうと、会社の株を長期的に持つ株主を多くして証券市場を安定化させるためにはどうしたら良いか、というものです。

ーーああ、なんとなく分かりました。毎日のように株を売って買って利益を得るのではなく、その会社を長く応援してもらう、といったイメージでしょうか。

そうですね。おしくも優勝は逃しましたが、ディベートのチームリーダーとして全力投球できました。

ーーそういった経験から、会社にとって大事なことは何かと考えて、営業職に興味が湧いたんですね。



野球少年がおどろきの転身!?

ーー大塚さんは、7歳から野球をされていたとか。

野球こそ全て!という毎日を高校まで送ってきました。野球に打ち込みすぎて、高校卒業が危なくなったくらいで......。

ーー大学に入っても、当然野球を続けたんですね?

いいえ。

ーー......え?!野球やめちゃったんですか?

はい。実は、大学では茶道部に入りまして。

ーー茶道部ですか!?いったどんな心境の変化があったんですか?

今までとは違う価値観を持ちたかったんです。大学受験予備校の先生が茶道部出身で、ことあるごとに講義中に茶道の魅力を話していて。変な先生だったんですけど、その変なところに惹かれていつのまにか茶道部に入部していました。

ーーずいぶんと極端な転身でしたが、大学で茶道部に入って何か変わりましたか?

一番変わったのは、「すべてを受け入れる」という姿勢を学んだところです。野球では、もちろん監督の指示にしたがってプレーすることが大事ですが、同時に自己主張が強く勝気な人がレギュラーを勝ち取る印象がありました。

ーーたしかに、野球部でレギュラーを勝ち取るには、一歩も引かない姿勢が必要なときもあるのかもしれませんね。

それが、茶道の世界では、身の回りの環境を受け入れるという姿勢が大事なのだと教わって、今までのとはまったく違う考え方を身につけられたんです。あと、それとは別に、言葉が通じないという経験がありまして。


ーー言葉が通じない?

ええ。野球部時代に「ありがとうございます」は「あ&%★*@まーーッス!」(編集者注:文字化できませんでした)でしたし、「お願いします」も「お★@¥◆#★まーーッス!」(編集者注:こちらも文字化できませんでした)だったんです。それをそのまま茶道部でも言ったらポカンとされてしまって......。ちゃんと発音できるまで半年かかりました。

ーー茶道の道は厳しいですね(笑)

ネミーへの入社、そしてこれから

ーー野球少年から茶道をたしなむ大学生へ、そして証券市場を研究した結果、営業職に興味を持った大塚さんですが、どうしてネミーへの入社を決めたんですか?

新規事業に積極的に挑戦しているイメージとは裏腹に、社内は落ち着いた雰囲気だったのが魅力に感じられました。

また、面接のときに対応してくれた採用担当者と社長がとても話しやすく、面接が終始おだやかだったことが入社を決めた理由の1つです。

ただ、今は、おだやかな雰囲気だからといって現状維持に甘んじない考えがあると感じています。書類やメールのやりとりをするだけでなく、その合間の雑談から新たな案件のアイディアを創りだすなど、自分で考えて仕事をしている先輩社員の姿を見て、勉強の毎日です。

ーー大塚さん、毎日学ぶことばかりですね。今後はどのようになっていきたいですか?

ゆくゆくは「大塚さんだからお願いしたい」とお客様から言われるような存在になりたいと思っています。オンラインでなんでもできる時代ですが、だからこそ人間対人間の関係性を大事にしていきたい。先輩社員の仕事ぶりを見てそう思っています。

ーー大塚さん、ありがとうございました!今後、ますますの活躍を期待しています!

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