【職種紹介】消防設備士が語る「形が残らない仕事」のやりがい、そして、それを支える「ゆとりある生活」の話。 | 株式会社テックビルケア
創業以来40年以上、株式会社テックビルケアは顧客のニーズに寄り添いながら、物件の保守管理を核に多様な事業を展開してきました。今回は、テックビルケアの消防事業部でリーダーを務める牧野さんに、業務内...
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創業以来40年以上にわたり、株式会社テックビルケアは顧客のニーズに寄り添いながら、物件の保守管理を中心に多岐にわたる事業を展開してきました。
今回は、建築設備業界での経験を持ちながらテックビルケアに転職した赤松さんに、入社の背景や業務内容、お仕事のやりがいについてお話を聞きました。
赤松泰士 / 消防事業部
高校生からアメフトに打ち込み、2年生で全国大会に出場し、3年生で優勝を経験。近畿大学でもアメフトを続ける。新卒からは一貫して建築設備・消防設備に携わる仕事に従事し、人命を救う一助となる仕事にやりがいを感じる。後輩からも慕われる存在だが、本人は「なめられている」と自認している。
高校時代からアメフトを始め、2年生で全国大会に出場しベスト8、3年生で優勝を経験しました。
その後、私は近畿大学へアメフトの推薦で入学。大学時代は、午前中は部活、夜は勉強という、まるで夜間学部のような生活を送っていましたね。
「やってみること」の大切さを学びましたね。
アメフトには30種程度のポジションがあり、自分がやりたくないポジションでも配置されることがあります。でも、やってみると意外とそのポジションが自分に合っていたりするんですよ。
例えば、私は最初レシーバーだったんですが、ディフェンスに転向しました。その結果、試合に出場でき、自分の強みを発揮できるようになったのです。
この経験を通じて、「自分に合ったポジションは何かしらある」「まずはやってみることも大事」という考えを持つようになりました。これは仕事においても同じことが言えると感じています。
部活動も忙しかったので、就活は3〜4ヶ月ほどで集中的に行いました。
最初は建築関係の会社を考えていました。子供の頃から建物の変化に敏感で、新しい建物やスーパーができると興味を持っていたためです。
ただ、様々な企業を見る中で、建物を建てることも面白いですが、建物の中の設備、特に人の命を守る設備により強い関心があることに気づきました。
電気や空調など、さまざまな設備を調べるうちに、人の命に直接関わる設備に強く惹かれ、最終的に火災報知器の仕事に行き着き、火災報知器メーカーへと就職しました。
ビルや商業施設の自動火災報知設備の施工管理を担当していました。特に印象的なのは、超大型ショッピングモールでの仕事です。最初は4人チームでしたが、途中から2人になり、先輩と一緒に現場を回りながら案件を進めていました。ゼネコン、電気工事会社、協力業者など、50〜100人ほどの人と関わりましたね。
業務内容は、現場の進捗管理、図面や材料の確認、作業者の調整、打ち合わせなどが主でした。ただ、大規模な建物では図面と実際の現場が一致しないことも多く、その都度調整が必要でした。
仕事は楽しんでいましたが、残業が多く、普通に月80時間、多い時は100時間程度の残業がありました。体力的に限界を感じて転職を考えるようになりました。
テックビルケアの求人を見たときに、残業が少なくて働きやすそうだと感じ、面接を受けました。面接時に、社員の方が率直に質問に答えてくれたことも非常に好印象で。「ここで働きたい」と思っていたところ、内定をいただけたので、そのまま転職に至りました。
テックビルケアに転職して本当に良かったと思っています。とにかく職場の雰囲気が良く、上司や同僚も高圧的な人がいなくて、無茶ブリなどもなく(笑)、数字に追われて仕事が雑になってしまうようなこともありません。
良い意味で入社後のギャップはなく、面接でお伺いしたままの会社の雰囲気やお仕事内容で働けています。
消防点検の実務と報告書作成を担当しています。また、前職で培った火災報知設備に関する知識を活かして、後輩に教えるような役割も担っています。
▼消防事業部の詳しい仕事内容はこちら!
前職では工期を優先し、スピードを重視した働き方でしたが、テックビルケアでは時間に余裕を持ち、確実性を重視して業務を進めることができます。
特に、焦らず点検業務を行える環境が整っていることが大きな違いですね。
スピード感を求める方もいると思いますが、私は心に余裕を持ちつつ、一つ一つの点検作業を丁寧に進めることにやりがいを感じています。
前職と現在の業務を大きく分類すると同じ分野にはなりますが、実は、実際の業務内容は少し異なるので、新たな学びも多いです。
消防設備の点検を一通りこなせるようになったことは非常に大きな経験だと感じています。実際に業務に携わることで、「この設備はこんな役割を果たしていたんだな」「この業務はこういった意義が合ったんだ」と改めて理解し、前職での経験とも照らし合わせながら、より深い知識を得ることができました。
消防設備に関する知識やスキルの面でも、幅広く身についたと感じています。例えば、自動火災報知設備以外の防災設備についての知識を深めたり、信号について学んだりする機会がありました。テックビルケアでのこのような経験は、非常に貴重だと感じています。
そうですね(笑)。少なくとも怖がられることはないと思います。前職でも、後輩からは相談されることが多く、気軽に話せる先輩として接してもらっていました。学生時代のアメフト部の頃から、後輩から「親しみやすい」と言われていましたし、ある意味なめられていたと思います(笑)。
テックビルケアは、上司も先輩も同僚も後輩も、良い人達ばかりです。いつしか、みんなの良いところをメモする癖がつくほど、尊敬できる人が多いなと感じています。
現在は消防点検事業部ですが、将来的にはテックビルケアの他の業務も経験したいです。オールラウンダーとして、様々な業務をこなせるようになりたいと思っています。
新卒なら建築や設備に興味がある方、中途なら建築業界が好きだけど疲弊してしまった方に向いている会社だと思います。
初めて就職した会社が自分に合わなくても、人生は終わらない。ということをお伝えしたいです。逆に、合わないと思っていたけどやってみたら意外と楽しいこともあるし、自分に合う仕事は意外なところで出会うことがあります。アメフト時代にも、同じようなことを私は学びました。
合う・合わないはやってみないとわからないので、興味を持った分野にはまず飛び込んでみて、触れて体験してみてから判断しても遅くはありません。まずは一歩、踏み出してみてください。
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