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「金」が良いって言われてるのはなぜ?理由を分かりやすく解説!Vol.1

金は装飾用や工業用といった実用的な価値と、採掘の難しさや埋蔵量が限られている希少性から古代より貴金属として評価を受けてきました。

近代以降では市場で相場が形成される投資商品としても投資家の注目を集めてきましたが、実は金取引を始めるなら今が良いタイミングというのはご存じでしょうか?

今回は第一弾!早速見て行ってみましょう!!

時代は「金」?その理由って?

今の「金」の相場がスゴイ!

金はその実用性や希少性に裏付けられた投資商品として、堅実な成長を見込める=相場が長期的に上昇していくと見られています。 実際、2000年代以降のチャートでは上下動を繰り返しながらも2017年現在に至るまで好調な推移を見せています。

その要因は様々ですが、大別すると「有事の金買い」と「機関投資家の大口投資」の2つに分けられます。
まずは有事の金買いですが2000年以降だけでもアルカイダやイスラム国のテロ、北朝鮮問題などの軍事的危機、リーマンショックやギリシャ経済危機、イギリスのEU離脱問題といった経済危機など数多くの有事が起こり、その多くの場面で金価格は上昇しました。
現在でも北朝鮮問題は根深くいつ何が起こるか分からない状況です。

また、機関投資家の金投資も一連の上昇に一役買っています。
機関投資家とは生命保険会社や信託銀行、年金基金といった個人から拠出された資金を運用する法人投資家のことです。
2000年代に入りそれらの機関投資家が金投資比率を上げたのですが、彼らは比較的長期的な視野で投資するため一度買うと5年や10年保有し続けることがザラです。その結果、金がどんどん買われる一方で売られないという状況が続きました。

最近では中国を筆頭とした後進国の台頭と米国の影響力低下に伴い各国が保有する米ドルを売って金を買う動きが加速しています。
特に中国はここ数年で金準備高が4倍になりました。今後もその流れは継続すると見られているので金価格を下支える要因になるでしょう。

では、金は投資商品としてノーリスクに近いのかというとそうではありません。
東京取引所で金が扱われるようになった1982年以来、金は一度1グラムあたり4,000円前後という値を付けながらも1998年には800円台まで値を下げてしまいました。
この大幅な下落には様々な要素が絡んでいるとされています。

例えば、1980年代後半から90年代前半までのバブル経済です。
2017年は日経平均株価が22年ぶりに22,000円台を回復したことからバブルの再来ではないかという声もありましたが、バブル経済の最盛期には日経平均株価が38,957円にまでなり、当然ながら今でもこの数字は破られていません。

一方、この時期に金相場は値下がりしています。これは、過熱する土地取引や株取引に投資マネーが集中し、投資家の関心が金から離れたためともいわれています。
金相場が下落した実例として頭に入れておく必要があるでしょう。

このように、かつて大幅な下落を見せた金相場も2023年現在では1グラムあたり9,000円以上を維持するなど端的に言って「スゴイ」状況にあります。この状況に至るまでには様々な背景があるのですが、一般的には世界情勢の悪化や自国通貨の危機があると安全な金を買いたいという需要が高まり金相場も上昇します。

これが、いま金取引を勧められる理由の一つです。


さて、今回は金相場の変遷についてお伝えしました。次回もぜひ見てくださいね~!!

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