COLORISのブランド立ち上げから、今に至るまで。
ブランドの軸や世界観を一貫してつくり続けているのが、稲葉さんです。
ブランドマネージャーとしての覚悟と、ぶれない判断軸がある。
日々一緒に仕事をしていて、そんな姿を何度も目にしてきました。
凛とした美しさがありながら、どこか軽やかで前向きな空気をまとっている。
その佇まいが、ブランドマネージャーとしての判断や言葉にも表れていると感じます。
今回は、COLORISというブランドを“内側から”どう育てているのか。
稲葉さんの言葉で、じっくり聞いてみました。
目次
「余白」をつくる、ということ
「ブランドの心臓部」を動かす仕事
スピードと距離の近さが、やりがいになる
判断の軸にあるもの
カラリスで働くうえでの大変なこと=やりがい・成長
「誰かの人生の一部になっている」と感じた瞬間
どんな会社でありたいか
これから一緒に働く方へ
最後に…
「余白」をつくる、ということ
── まずは、カラリスというブランドに込めた想いから聞かせてください。
事業・ブランドに込めた想い
カラリスを立ち上げたのは、現在小学1年生の次女が、まだ0歳だった頃でした。
育児に追われる毎日の中で、自分のことはいつも後回し。
ゆっくり鏡を見る時間もなく、気づけば心にも余裕がなくなっていました。
もともと私は美容が好きで、化粧品メーカーで働いていた経験もあり、
「外見は、想像以上に内面に影響する」ということをよく知っていました。
少し髪が整うだけで前向きになれたり、
身だしなみが整っていないだけで、気持ちが沈んでしまったり。
そんな小さな変化が、毎日の自分に大きな影響を与えることを、何度も実感してきました。
それでも、日々の生活の中にはたくさんの制限があります。
時間も、気力も、自由も、十分とは言えない人が多いと思います。
特にヘアカラーに関しては、
「これなら納得できる」と思える選択肢が、ほとんどありませんでした。
髪は、毎日目に入る大切な存在です。
きれいだと気分が上がり、思うように整っていないと、つい気になってしまう。
だからこそ、その大切な部分を、自分が本当に納得できる方法で、
丁寧に扱えることは、心や暮らしを豊かにすることにつながると感じました。
そこから生まれたのが、カラリスです。
私たちがブランドづくりで大切にしているのは、「余白」という考え方です。
頑張らなくてもいい。
無理をしなくてもいい。
でも、妥協はしてほしくない。
忙しい毎日の中でも、
「これは私にとって心地いい」と思える選択ができること。
カラリスは、そんな“自分を大切にする余白”をつくる存在でありたいと思っています。
将来的には、ヘアカラーカテゴリにおいて、
「美容室」「ドラッグストア製品」と並ぶ、
第三の選択肢として、多くの方に認知されるブランドになることが目標です。
一時的な流行ではなく、人生の中で長く寄り添える存在として。
これからも、お客様の毎日にそっと寄り添うブランドであり続けたいと考えています。
「ブランドの心臓部」を動かす仕事
── 今、稲葉さんはカラリスの中でどんな役割を担っていますか?
カラリスでの仕事内容
ブランドマネージャーとして、ブランド全体のディレクションを担当しています。
新商品の企画、広告運用、インフルエンサー施策、SNS戦略、EC運営、クリエイティブ制作まで、
ブランドが前に進むために必要なことはすべて横断的に関わっています。
日々の意思決定がユーザー体験に直結するので、
“ブランドの心臓部”を動かしているような感覚があります。
スピードと距離の近さが、やりがいになる
── 実際に働いていて、どんなところに楽しさを感じていますか?
カラリスで働く良さや楽しさ
「自分のアイデアがすぐ形になるスピード感」と、
「お客様の反応をリアルタイムで感じられる距離の近さ」です。
なんでもまず挑戦して、改善を回す文化。
そして何より、忙しいママ世代に
本当に役立つプロダクトをつくれている実感が強いです。
私自身も当事者としてリアルな悩みを抱えているからこそ、
「時間がなくても、自分らしい髪色を楽しめる世界をつくる」というミッションが、
大きな手応えと喜びを与えてくれます。
判断の軸にあるもの
── 日々の意思決定で、特に大切にしていることは何でしょうか?
仕事をするうえで大事にしていること
ユーザー目線の徹底と、スピード×クオリティの両立です。
特にカラリスのお客様は、家事・育児・仕事に忙しい30〜40代の女性なので、
リアルな悩みを理解し、どうすれば「使いやすい」「また頼りたい」と思ってもらえるかを常に考えています。
同時に、細かいUI改善やパッケージの1mm単位の調整など、
妥協しない姿勢も大切にしています。
数字だけでなく、お客様目線の企画やデザインなど幅広さが求められ、
ひとつひとつの判断がブランドの信頼につながると思うので、
そこは責任を持って取り組んでいます。
カラリスで働くうえでの大変なこと=やりがい・成長
── 正直、大変さを感じる場面も多いのではないでしょうか?
まだ小さな組織で、仕組みやマニュアルが整いきっていません。
一つの商品を世に出すには多くの工程がありますが、
やったことがない仕事も平気で目の前に降ってくる。
そのすべてを自分で考えて設計し、行動し、改善し、成果へつなげられる。
ただ、それが圧倒的な成長の源泉にもなっています。
気づけば、どの会社でも通用する
“事業を動かせる人材”になっていると思います。
「誰かの人生の一部になっている」と感じた瞬間
── これまでの仕事の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
ある日、長くカラリスをご利用いただいているお客様から、
直接メッセージをいただきました。
その方は、病気の影響で美容室に通うことが難しくなり、
自宅でケアできる方法としてカラリスを選んでくださっていました。
お会いしたことはありませんが、写真ややり取りから伝わってくるのは、
とても若々しく、おしゃれで、前向きな素敵な方でした。
メッセージの中で、こんな言葉をいただきました。
「カラリスと、なつきさんの発信する言葉に、何度も救われました。」
髪を染めることだけでなく、日々の不安や落ち込みの中で、
私たちの存在が心の支えになっていたことを知り、胸がいっぱいになりました。
それ以来、その方は今でも定期的にメッセージをくださいます。
仕事が「数字」や「成果」だけではなく、
「誰かの人生の一部になっている」と実感できた、忘れられない瞬間です。
どんな会社でありたいか
── 稲葉さんが目指している、カラリスの姿を教えてください。
✔ お客様に本気で向き合う
✔ 仲間同士が尊敬し合える
✔ 挑戦を応援し合える
✔ 成果も失敗も正直に共有できる
そんな、人として誇れるチームです。
一人ひとりが「作業者」ではなく、「当事者」として考え、動ける組織でありたい。
会社が大きくなっても、「誰のために、何のためにやっているのか」を忘れない。
そんなブレない会社を、仲間と一緒につくっていきたいと思っています。
これから一緒に働く方へ
── 最後に、採用候補者へのメッセージをお願いします。
大切なのは、目の前の業務をこなすことではなく、
「この先、どんな未来をつくりたいのか」を想像しながら、
どうすれば、より多くのお客様に喜んでいただけるかを考え続けることだと思っています。
私たちは、ただ流行を追いかけるブランドではありません。
世間のトレンドに迎合するのではなく、
カラリスらしさを大切にしながら、本当に価値のあるものを届けたい。
「どうすればもっと良くできるか」
「もっとお客様の力になれる方法はないか」
そんな問いを、自分ごととして考えられる方と、
一緒にブランドを育てていきたいと思っています。
最後に…
凛とした美しさと、迷いのない判断。
稲葉さんの言葉や意思決定には、ブランドマネージャーとしての芯の強さを感じます。
同時に、チームで仕事をしていると、
一人ひとりの悩みや立場をきちんと受け止めた上で、
論理的に整理し、「じゃあ次はどうするか」を示してくれる存在でもあります。
ママであり、女性であり、経営に関わる立場でもある。
そのどれか一つに寄りすぎることなく、
すべてを自分の軸として持っているところに、
人としての強さとしなやかさを感じています。
稲葉さんが大切にしている
「余白」や「自分を後回しにしない選択」という言葉は、
日々の仕事や向き合い方そのものから生まれているものだと思います。
このブランドがこれから描いていく未来を、
同じチームの一員として、近くで見られることを心強く感じています。