「成長実感」を波及する。
■コーディネータープロフィール
金谷拓実(かなやたくみ)
2021年新卒入社。広島県出身。
Q. コーディネーターという仕事を、どのように捉えていますか?
A.
僕の中では「経営者の理想を叶えるためのサポーター」だと思っています。
例えば「売上を伸ばしたい」「スタッフを採用して育てたい」といった理想・目標に対して、アンダスのサービスを通して伴走する、“橋渡し”のような存在です。
今までは、特にひとりでサロンを経営している女性のクライアントをサポートすることが多くて割合で言えば8割以上でした。最近では、スタッフを雇用されている店舗のオーナーさんも増えまして、幅広く担当させていただいています。
Q. 入社5年目ですが、コーディネーターとして成長を感じる部分はありますか?
A.
あります。 以前も「サービスの価値をお伝えして提案すること」はできていたのですが、5年目になり、今は「自分の経験談」や「学び」を経営者の方々に伝えることが増えました。
学びというのは、少し抽象度が高い話になりますが…たとえば、人格も含めた人としての成長や、仕事に対するモチベーションや向き合い方、スタッフ育成での関わり方、目標達成に向けたプロセス管理の方法、チームづくりなどです。単に経営手法を伝えるのではなく、もっと本質的な「人の成長」「人財育成」「目標達成」といった部分ですね。
以前なら自分の中だけで完結していた学びを、経営者の方にもお伝えして共感・共有できるようになったと感じます。
Q. そうした成長を得られれたのは、なぜだと思いますか?
A.
大きく分けて2つあります。
ひとつは、アンダスという環境そのものが人財育成に本気だということ。
時間も教育も、しっかり投資してもらえるからこそ、自分自身が成長を実感できる機会が多く、それを言語化するトレーニングも行うことができました。
もうひとつはクライアントに提供しているサービスでもある「サロスタ」ですね。
サロン経営のマインドやノウハウを学ぶサービスですが、アンダスメンバーも自分の成長のために活用しています。自分が学んでいることを、クライアントの現場に置き換えて伝えられるようになったのは、このサロスタでの学習効果が大きかったと思います。
Q. この仕事の中で、「やりがい」を感じる瞬間はどんなときですか?
A.
やっぱり、クライアントがご自身の変化に感動している瞬間に立ち会えたり、感動の声を直接聞けたときですね。
あるサロン様では、もともと月5本だった物販が、僕がサポートさせていただいてから月100本近くまで伸びたことがありました。その方はひとりで経営をされていましたが、今ではスタッフを採用して育成もされています。
体調のご都合で「働けない=美容の仕事を辞めなければいけない」と悩まれていたのですが、今ではスタッフさんの頑張りに感謝しながら育成にまわり、お客様に美容を提供されています。「形は変わったけれど、大好きな美容に携われている」と言っていただいた時、僕も本当に嬉しかったです。
Q. クライアントとの関係性の中で、大切にしていることはありますか?
A.
最近特に意識しているのが「この時間に、どのような価値を届けられるか」ということです。
クライアントによって「価値」の定義は違うので、事前に「今日の時間で得たいもの」を確認して、そこから準備するようにしています。「この時間、価値があったな」と思っていただくことが大切です。
正直に言うと、そう思えるようになったのは最近なんです。
以前はクライアントに価値を届けたい、というよりも「自分の成果を出したい」という気持ちが強くて、クライアントの役に立ちたいけれど「自分のために」に動いていた部分がありました。恥ずかしいですけど(笑)
意識が変わったのは、オンラインではなく直接対面でサロン様と話すようになったことがきっかけです。僕が入社したときはコロナの影響もあってオンライン商談がほとんどでした。でもそこからようやく外に出られるようになり、ヘアケアブランドの立ち上げをきっかけに直接訪問が増え、相手のリアルな感情や背景に触れるようになってから意識がガラッと変わりました。
訪問すると、その場でクライアントが喜んでくれる瞬間に立ち会えたり、「実はこうなんだよね…」とお話してくださることが多いんですよ。それを直接聞いたときに、向き合い方が変わりました。
Q. コーディネーターとして経営者を相手に仕事をすることをどう捉えていますか?
A.
経営者の方々を相手に仕事をさせていただけるのはシンプルに素晴らしいことだなと思っています。
正直、経営者の方々と直接お会いするようになって「自分の基準、低かったな」と自己評価しました。 経営者の方々は、お店を潰さず、良くしていこうと必死に経営されている。そんな中で、僕が中途半端な関わり方をしていたら、それって店舗の運命にも関わるし、とても失礼なことだと感じました。
僕たちは立場は経営者ではなく社員ですが、経営をされている方々と仕事をするには僕たちも同じか、それ以上のマインドや覚悟が必要だとも感じています。その「覚悟をもって働く」ということが、結果的に「経営者としての成長段階」を学ばせてもらえる機会にもなっていると捉えています。
経営のスキル的なこととはまた別ですが、マインド面では確実に成長できていると思います。
Q. 先ほどはコーディネーターとしての成長をうかがいましたが、アンダスに入って「人として成長した」ということはありますか?
A.
「解釈力」が一番成長しています。
以前は、何か課題や壁があった時に自分を守るために「できない理由」を探していたんですよ。でも例えばomemeやBIOteAの新規開拓を任せてもらったり、美容室の支援に関わるなどいろいろな経験をする中で、先輩やクライアントからのフィードバックを受けて、物事の考え方がガラッと変わりました。自分自身や、物事に対して肯定的に解釈できるようになったことは仕事でもプライベートにもよい影響がありました。
Q. 最近はお子さんも生まれて、父親としての姿も印象的です。
A.
はい。今年、子どもが生まれました。
正直、父親になるとわかった当初は不安もありました。「今までみたいに、仕事に最大限の注力ができなくなるんじゃないか」「それによって、いわゆる出世というか、チャンスを得られなくなるんじゃないか」「家庭とのバランスが取れるのか」って。
でも、いざ生まれてみると、むしろパワーが湧いてくるんですよね。そもそもネガティブにならなくなりました。自分の子どもの姿を見て「どんな父親でいたいか」を考えたときに、仕事にネガティブな姿勢で向き合ってる父親って嫌だなって思ったんですよね。
だから、自然と今まで以上に前向きに働くようになりました。自分がまずポジティブに働いて子どもが「仕事って楽しいんだ」「将来が楽しみだ」と思える背中を見せたいなと感じるようになったからです。
あとは本当に物理的に、必死にタイムマネジメントをせざるを得なくなって、そのスキルが高まったというのもあります。「あ、今まで僕は暇だったんだ」と子どもが生まれて気が付きました(笑)
でもそれがクライアントとの関係性にも活きていて、今まで以上に本当の意味で共感できるようになったと思います。子育てしながら働いているクライアントも多い中で、心理的な負荷とか、目に見えないしんどさなど、実際に育児を経験しないと見えてこないことも少しは理解できるようになったと感じています。
Q. 最後に、クライアントやコーディネーターの後輩に向けてメッセージをお願いします。
A.
まずクライアントの皆様へのメッセージとしては、僕は美容の力は本当にすごいなと思っています。人をポジティブにしてくれたり、明るくしてくれたり。そういう力があります。だからこそ、その力に自信をもって、皆さん1人1人が持っている良さを最大限活かすことに全力を注いでほしいし、そのお手伝いができたら本当に嬉しいです。
コーディネーターを目指す人には、「すべての出来事に対して、自分にベクトルを向けて成長すること」が大事だと思っています。仕事をする上で、例えばアポが少ないとかクライアントが忙しいとか、そういう「外的要因」がいくらでもあると思います。でもそこに思考を向ける前に「どうやったらできるか」と自分に問い直すような、ほんのちょっとした思考の転換をどれだけ早くできるかが成長・成果に繋がると思います。僕も今、それにチャレンジしている最中です。
最終的には、僕は「言葉ではなく姿で伝える人」でありたいので、
「仕事って楽しいよ」「ライフスタイルが変わってもずっと続けられるよ」と、後輩に背中で示せる存在になれたらと思います!