インフラスキルを伸ばしたい方大歓迎:AWS Certified Solutions Architect - Associateに合格できました!
先日、とある資格試験に見事合格したエンジニアに、合格体験記を書いてもらいました!
福岡システム課では、自社サービスを支えるWebエンジニアの育成に力を入れています。
フロントエンド・バックエンド開発に加え、インフラやクラウド技術に興味のある方、一緒にスキルアップを目指しましょう!
私事ですが、先日AWSの SAA-C03 の試験に合格しました。
AWS SAA-C03(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)
AWSの基本的な知識や、AWSで構築されたアプリケーションの設計・構築・運用に関する技術を証明する資格です。2022年8月に試験内容の改定 (SAA-C02 → SAA-C03) が行われたことで、従来よりも難易度が高くなっているようです。
本記事では、私が試験に合格するまでのお話を書いています。
なぜ受験しようと思ったか
日々の業務でインフラ環境の構築や整備のためAWSに触れる機会が多いのですが、知識の浅さゆえにAWSの機能を最大限活用できていないなあと感じることが多々ありました。
そこで、AWSの基礎から設計・構築・運用までを改めて学び直そうと考え、試験を受けることを決心しました。
…というのは建前で、本当は試験料が無料だったからです!
以前、業務の一環としてAWS関連のセミナーを受講しました。
その受講特典として、SAA-C03の受験無料チケットが付いてきたのです。
さらに、当時はAWSが「再受験無料キャンペーン」を実施していました。
つまり無料で受験できる上、落ちてももう一度受験できるわけです!!
受けるなら今しかないと思い、慌てて受験勉強を始めました。
※ ビーイングではAWSに限らず様々なセミナーの受講が行えたり、基本・応用情報技術者の資格取得のサポートなど(受講費用の会社負担も)、スキルアップのための取り組みが充実しています!
勉強法
問題をひたすら解く
試験の改定が昨年行われたため、過去問があまり流通しておらず、最初はインターネットで過去問や練習問題を探すことから始めました。
なんとか練習問題サイトを見つけ、それからは問題を繰り返し解きました。
最初のうちはなかなか正解できず、「AWSのこと何もわかっていなかった…」と知識不足を痛感していましたが、勉強を進めるにつれ正答率が上がり、問題を解くことが徐々に楽しくなりました。
AWSに触れながら理解する
練習問題を何度も解いておけば、かなりの確率で合格できるかと思います。
しかし、せっかく勉強するのであれば知識を業務に繋げたいという想いがありました。
そのため、実際にAWSを操作しながら、実用的なスキル習得を意識しつつ勉強しました。
幸いなことに、私は以下2つのAWS環境にアクセスできる状況にあります。
開発用AWS
現在開発中のアプリケーションが稼働しているAWS環境です。
実際に運用中の環境のため、「このようなシステム構成の場合はこのようなサービスや設定を採用すべき」ということを具体的に知ることができ、各種AWSサービスの役割をよりイメージしやすくなりました。
また、現状のAWS構成や設定が最適かどうかを見つめなおす良い機会にもなりました。
理解を深めることで、レガシーな設定やコストが最適化できていない部分などに気づき、インフラ改善に繋げることができました。
学習用AWS
学習のために利用できるAWS環境です。
弊社ではスキルアップの一環として、通常業務以外にもAWSに触れる機会が多々あり、学習目的で利用できるAWS環境が用意されています。
こちらの環境にてWebアプリケーションをゼロから構築してみました。
まっさらな状態から各種設定を行っていくことで、効率よくノウハウを吸収することができました。
また各AWSサービスの理解度が深まり、以後の試験勉強がより捗りました。
試験結果
試験は1回で合格することができました!(点数は合格ギリギリでした)
勉強期間は2か月ほどでした。
合格できたことは単純に嬉しいですが、試験勉強を通してAWSを利用することのメリットを実感できたこと、知識を得たことで開発中のアプリケーションにおけるインフラの課題に気づけたこと、そして実際のインフラ改善に繋げられたことが大きな収穫と感じています!
さいごに
SAA-C03資格は3年間という有効期限があります。
クラウド技術は急速に発展しており、AWSの技術も日々進化していくため、資格に有効期限が設けられています。
今回の合格に満足せず、自身の知識も常にアップデートし続けようと思います。
弊社でのスキルアップに興味を持っていただけた方、一緒に働きましょう。
私たちが全力でサポートします!!