プロジェクトマネージャーのとある1日【ソフトウェア開発】 | 株式会社ビーイング
こんにちは!株式会社ビーイング 開発部でプロジェクトマネージャーを務めております、Y.Tanaka です。2回目の投稿になります。前回の投稿はこちら。 今回は、プロジェクトマネージャーのとある1日を日記風にご紹介いたします。 8:50 出社 ...
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株式会社ビーイングの Y.Tanaka です。最近、冬キャンプを始めました。
焚き火を眺めながら、外で温かいご飯を食べるのが最高な今日この頃です。
これが3回目の投稿になります。前回の投稿はこちら。
今回は、メイン業務であるソフトウェア開発以外の業務を簡単にご紹介します。
開発というと、プログラムを書いたり、仕様を検討したり、テストをしたり、といったことを想像される方が多いのではないかと思います。実際に最も時間を割いているのはそこになります。
そんな中で、他にもこんなことも行っているのだなという雰囲気を知っていただければと思います。
弊社にはインフラを専門に扱う部署もありますが、開発部署もインフラ整備に携わります。
DevOpsにも積極的に取り組んでおり、インフラチームと協力しながらサービスの安定稼働に努めています。
インフラに精通している開発メンバーを増やすことにも力を入れており、社内での情報共有や社外研修などを通して知識やスキルを磨いています。
社外研修は業務の一環として受講できるため、時間や費用を気にせず安心して受講することができます。
最近では、朝から晩まで三日間もある大きな研修に参加していた方もいました!
また、開発用の環境などは必要に応じてプロジェクトチーム内で構築や整備を行います。
最近ではクラウドサービスを利用することも多く、仮想マシンの用意など簡単なものであれば短時間で構築や整備を行えます。
クラウドサービス様様です。
開発で利用するツールなどは自分たちで整備を行います。
新しいツールを導入したり、すでに利用しているものをバージョンアップしたり、別のサービスへ移行したりします。
他にも、テストを自動で実行する仕組み(CI:継続的インテグレーション)や、システムやデータをお客様へ簡単に提供する仕組み(CD:継続的デリバリー)の構築やメンテナンスも行なっています。
機械的に行えることは自動化することで、人的ミスを防いだり、開発効率を向上したりしています。
短期的な視点で見ると後回しになってしまうことが多い分野ですが、長期的な視点では重要なことが多いため、しっかりと計画を立てながら進めていくことが多いです。
サポートセンターを通してお客様や営業所から自社製品に関するもの、データ開発部署から社内ツールに関するもの、別の開発チームから連携機能に関するものなど、様々なお問い合わせがあります。
その中でも、メインとなるのはお客様からの自社製品に関するお問い合わせです。
弊社には製品のサポートセンターがあり、お問い合わせの大半はここで解決されますが、細かい仕様に関する確認などがサポートセンターから開発部署にきます。
その際は、必要に応じて仕様やプログラムの調査などを行い、サポートセンターへ返答します。
込み入った問い合わせでは、高い調査力や仕様の深い理解が問われる場面もあります。
中には急ぎのお問い合わせもあります。
そういった場合では直面している困りごとを見極めて、まずは目の前の問題を回避できるように行動するなど、普段のプログラム改修のための調査とは異なる観点が必要なこともあります。
根本原因の調査や対応は、その後からでも遅くはありません。
お客様と直接のやり取りはなくても、返答の先にはお客様がいることを意識することがとても大切です。
プロジェクトチームにとって一番大切といっても過言ではない活動です。
開発速度や品質の向上のために、定期的な振り返りを通して問題点などを洗い出し、原因を探究し、解決のために今までのやり方を見直していきます。
すぐに実施できることもあれば、時間をかけて計画的に取り組むことが必要な場合もあります。
小さなことでも、できることから着実に進めるのが大切です。
開発未経験の新人などには、半年ほどかけて開発の基礎を学んでもらいます。
研修担当は、研修カリキュラムを考えたり、日々の進捗報告を受けたり、相談を受けたりします。
誰かに教えることで改めて理解度が深まるなど、教える側にとっても勉強になるよい場になっているため、主に配属2〜3年目の若手が担当します。
カリキュラム考案や難しい相談などは、周りの先輩方がしっかりとフォローしてくれます。
ワーキンググループと呼ばれる、特定のミッションを達成するために部署横断のプロジェクトチームを結成する活動があります。
開発部全体を通して開発環境を改善したり、機械学習についての勉強会など研究的な取り組みを行ったりもしています。
長期的な視点のものも多く、これからのビーイングを支える活動になることは間違いありません。
いかがだったでしょうか。
今回紹介しきれなかった業務もありますが、どれもとても大切なものです。
これらを行うためには日頃の情報収集やコミュニケーションスキルなど、純粋なプログラミングスキル以外も重要になってきます。
また、プロジェクトマネージャーとしては、これらと並行してプロダクト開発をどのように回していくかを考えるのも重要な役目です。
今回の投稿を通して、プログラムを書く以外にどのようなことを行っているのか少しでも伝われば幸いです。