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「ビジネスのきっかけはアメフトでの渡米経験から」体力テストデジタル集計システム『ALPHA』創業ストーリー

当社では、主力サービスとして小中学校・高等学校向けに体力テストの入力・集計・結果分析までをデジタル化したウェブサービス「ALPHA」を開発しています。

教育のDX化を担う体力テストの集計システムとして、リリースから約3年で既に多くの自治体や学校で導入が進んでおり、約60万人以上の子どもたちに利用されております!

今回は、代表である井上にインタビュー形式で創業ストーリーを聞いてみました!


そもそも起業の原点は?

「高校時代からアメリカンフットボールをはじめて、オフェンスの司令塔であるクォーターバックをしていました。早稲田大学を卒業した後にアメリカで2009年にAFL(アリーナ・フットボール・リーグ)で試合に出て、5年間、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に挑戦していたんです。」


その後、井上は夢やぶれ、元陸上選手の為末大さんと2014年に株式会社THE CAMPを創業。その会社はヘルスケア系の会社に売却し、その後、ペスタロッチテクノロジーを創業しました。体育と部活動に注目されているのは自身の渡米体験が大きかったということです。

「アメリカで暮らしていたときに強く感じたのは、スポーツにお金が集まるということ。今では珍しくないですが、アメフトでもVRゴーグルを使った練習など、アメリカでいちはやく活用されていて、最新技術がスポーツに集まっていると感じていました。」

「当時アメリカのアメフト界では自分の体力スコアを入力すると、全米ランキングが5段階評価で表示され、地方でポテンシャルはあるのに埋もれている選手が発掘できるというスマホのアプリがありました。特定の種目ごとに全米中の体力テストなどで得られたデータが蓄積され、スポーツチームは若い選手のスカウトに行くことができるようになるわけです。そういったデータを活用することが面白いなあと感じていたのですが、日本は体力テストを50年ぐらい前からやっているのにデジタルでデータを管理していない。これらの情報は価値が大きいのではと考えたんです。」


今後の展望は?

「運動データを価値あるものにしたいという会社のビジョンを掲げています。今は体力テストにフォーカスしているんですが、まずは幼少期から成人になるまでの学生の体力テストのデータの蓄積に取り組んでいます。

それと並行し、成人向けの体力テストデータの獲得も目指しています。よくある成人向けの健康診断はメディカル寄りのデータしか得ることができません。まだ誰も手をつけていない日々の運動量を測る機会をつくるために、全国統一体力テストをどこかの企業とコラボしたり、スマホのカメラで垂直跳びを何センチ飛んでいるか計測できるようにすることを検討しています。これらのデータを活用して、研究機関や医療メーカー、保険会社などに販売できればと考えています。」


この仕事のやりがいは?



「ひとつは、教育委員会や学校の先生たちの負担を軽減することで、『このサービスがあるとすごい助かる』という喜びの声を聞けたときですね。もうひとつは、やはりエンドユーザーである学生の可能性を広げてあげられた時です。経年で体力テストを追っていき、総合的な評価やクロス分析をすると、自分ってこういう一面があるんだとか、じゃあ別のこの運動をやってみようといった新しい可能性につながると考えています。その可能性を広げてあげることによって、その人の成長に直接寄与できるというところが大きなやりがいだと思います!」


「運動データの価値に魅力を感じてくださった方は、是非一度お会いしましょう!」

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