こんにちは。株式会社Inspire High採用担当です!
Inspire Highでは、「世界中の10代をインスパイアする」をミッションに、地域や経済状況に左右されることなく、これからの時代を生きる10代のひとり一人が、「自分らしい生き方」を見つけられるような探究学習プログラムを開発・提供しています。
そのため、日本全国に多彩なメンバーがいるのも大きな特徴です。今回は、2025年の4月に発足したばかりの、中四国・九州で営業を担当する、守屋圭太郎さん、手嶋巧さん、繁村隆裕さんの3名にお話を伺います。
教育一筋のメンバーから、初めて教育事業に挑戦するメンバーまで、バックグラウンドがさまざまな3名。そんな彼らが感じてきた、日本の教育業界の課題や、地方から挑戦するからこそのやりがい、そして、リモートワーク下のコミュニケーションで大切にしていることなどを語ってもらいました。
取材・文:市場早紀子 撮影・編集:Inspire High
【プロフィール】
守屋 圭太郎
2025年3月入社。岡山県出身。バレーボール歴15年、身長188cm。新卒でリースの法人営業を経験後、観光学を学ぶべくオーストラリアで再び学生に。卒業後、現地の旅行会社で就業。帰国後、自身が経験した多様な人の生き方や価値観に触れる経験を一人でも多くの人に提供をしたいと考え、教育業界へ。Inspire Highでは、より深く広く10代に機会を届ける為に邁進中。
手嶋 巧
2025年4月入社。福岡県出身。10代は兄の影響でトランペットに夢中になり音楽大学にてジャズ科を専攻。人材会社にて複数事業の拠点立ち上げや社内教育の責任者を経験。日々人生の転機に向き合う中で、社会に飲み込まれて自分を見失う姿や、大人になってから初めて悩み迷うことの多い社会に違和感を抱いたことから、10代に貢献できる意義の大きさを感じInspire Highに入社。小学生の頃の夢は「シェフ」。
繁村 隆裕
2025年4月入社。福岡県出身、広島在住。小中高と競泳をする中で、個人競技ではありながら苦しい練習を耐え抜くためにチームで乗り切る大切さを学ぶ。大学では法学部を専攻しつつ、教員免許を取得。1社目で高校営業を経験し、中学生や高校生の視野を広げていきたいと思いInspire Highに入社。現在のミッションは広島の10代の「視野を広げる学び」の浸透と定着。好きな休日の過ごし方は息子と愛犬との散歩。
子どもたちの未来を左右する「内発的動機」の重要性
ー現在のみなさんの担当業務を教えてください。
守屋:私は現在、岡山県に住んでいるのですが、中四国・九州チームのリーダーとして、岡山の学校へ「Inspire High」の導入提案や、既存校へ向けた運用改善のヒアリングなどを行なっております。手嶋さんは福岡県、繁村さんは広島県に住みながら、それぞれの県の学校を担当してもらっています。ひとり60〜70校ほど受け持つことが多いですね。
「Inspire High」プログラム紹介
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Inspire Highにおける営業活動の流れ
ーみなさん、以前も教育業界でお仕事をされていたんですか?
守屋: 前職では、グローバル教育の分野で学校法人向けの営業を約8年間担当していました。その前には、いろんな地域に住んでさまざまな仕事を経験し、オーストラリアにも3年ほど滞在していたことがあります。
オーストラリアから日本に帰国する際、自分の人生を振り返ったときに、人生の転機になっているのはやはり「人との出会い」や「未知の世界に触れる体験」だったなと改めて感じて。知らない世界に触れるなかで、「これが好きかも」とか「こういうことをやってみたい」とか、少しずつ自分の進みたい方向が見えてきたように、自分もそういうきっかけづくりに携わりたいと思い、教育業界に進みました。
繁村:私は新卒で予備校に入社し、約13年働いてきました。中学生の頃から教員志望だったので、大学も教員免許が取れる学部を選んだのですが、教員の採用試験を受ける前に、「学校の先生というかたちにこだわらなくても、自分のやりたいことはできるのでは?」という気持ちが芽生えたんです。予備校では、いわゆる営業的な役割や、塾での生徒指導、進路指導を行なうチューター的なポジションも経験しました。
手嶋:私は、教育業界はInspire Highが初めてで、以前は人材業界で、看護師の転職支援などをしていました。
とくに20代前半の看護師の方で転職の相談をくださる方は「親に勧められたから」「地元で働きたいけど仕事がないから資格を取った」という、外発的な動機で仕事に就いている方が多かった印象です。同じ仕事をするにしても「自分が本当にやりたいことは何か」という内発的動機の視点が不可欠なのだと感じました。また、前職の会社では毎年400〜500人の新卒が入社していたのですが、高学歴の人たちが多く入ってくる一方で、1年後に活躍するのは、必ずしも学歴とは一致しないということにも気がついて。活躍する人としない人の違いは、根底にある「内発的動機」と「将来に対するビジョンの有無」だったんです。
だからこそ、できるだけ「自分自身で学びたい」という姿勢がある10代のうちに、そうした気づきを与えられる機会をつくりたいと思うようになりました。
Inspire Highを紹介されたときは、これまで自分がやってきたことや考えがひとつにまとまるような感覚があって、「これこそが自分の社会貢献の手段ではないか」と思い、入社を決意しました。
ーたしかに10代をインスパイアするという点で、とてもマッチしていますね。守屋さん、繁村さんはなぜInspire Highに入社されたのですか?
守屋:前職でやっていたグローバル教育自体は、本当に意義深くてやりがいのある分野だったのですが、どうしても「海外に行くこと」が前提になったり、仮に国内でプログラムがあっても、外国人講師を招いたりと、費用的なハードルが高いことが多く、誰もが参加できるものではないという現実を感じていたんです。
ほかにも、都市部と地方での教育機会の格差といったモヤモヤがあったなかで、Inspire Highの取り組みを知り、「この課題を払拭できる可能性がある」と感じたんです。
Inspire Highでは、グローバル教育と同様に、さまざまな人の生き方や考え方に触れながら、未知の世界を知り、新しい気づきを得ることができます。そういった点が、自分の原体験や価値観と重なると感じ、ここで働こうと決めました。
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繁村:私は、生徒の「やりたいこと」や「視野を広げること」に重きを置いているプロダクトの珍しさに「これはおもしろいな」と思ったのがきっかけです。
予備校での仕事で多くの生徒と関わってきましたが、やはり成績が伸びる生徒には、手嶋さんの話にもあった、「こういうことを学びたい」「将来こういう仕事に就きたいからこの学部に行きたい」といった、自分の意思に基づいた「内発的動機」があるという共通点がありました。その経験から、「内発的動機を育むこと」にもっと関わりたいと思うようになったんです。
でも、予備校ではどうしても「学力を上げること」が主目的となるため、自分の想いと実際の業務との間にズレを感じるようになり、転職を考えるようになりました。
Inspire Highで面接を進めていくなかで、実際のプログラムを見せてもらい、「これは学力を上げるというよりも、内発的動機を高め、生徒に刺激を与えるものだ」と素直に感じたので、働いてみたいと思ったんです。
認知度が低いからこそ、挑戦にワクワクが生まれる
ー地方で教育に携わるからこそのやりがいや大変さはありますか?
守屋:大変さで言うと、まず「認知度の低さ」が一番です。「Inspire Highです」と自己紹介しても、3回くらい聞き返されることもあります(笑)
お話自体は興味を持って聞いてくださる先生も多いのですが、「県内での導入事例はありますか?」と聞かれると、やはり少ないのが現状です。もちろん、他県や関東・関西圏の事例を紹介することはできるのですが、まっさらな状態の地域に一歩踏み込んでいくのは、難しい点でもありますね。
でも、「10代へ自分の軸になるものやきっかけを届ける」というInspire Highの取り組みの価値を、新しい地域に届けるという点は、とても大きな意味があると思います。認知度の低さが逆に、ワクワク感やおもしろさ、手応えにつながっていると思います。
「いろんな世界に生徒たちが触れながら、自分の意思で目標に向かって走っていける子どもたちを増やしたい」という私たちの思いに、「本当にそうですよね」と先生が共感してくださる瞬間は、大変さを吹き飛ばすくらい本当にうれしいです。
繁村:知名度という点では、私も痛感します。前職の予備校は、名前を言えばある程度わかってもらえる知名度と歴史がありましたが、いまはゼロから信頼を積み上げないといけない。その違いを大変に感じる部分もあります。
また、首都圏ではすでに広まりつつあるサービスが、地方ではまだまだ届いていないという情報格差を埋めるのは簡単ではありません。ただ、東京でも自分が担当している広島でも、先生が生徒のことを真剣に考えていることは変わらなくて、「こういう機会を子どもたちに与えたい」と思っている方は、地方にも多いんです。
実際にお話をしていくなかで、「まさにこういうものを生徒にやらせたかったんです」と言っていただけたり、「これで生徒が前向きになったら、将来もきっと良くなるはず」と共感の声をいただくと、本当に報われる思いです。Inspire Highを通じて、先生方と「生徒の未来」について前向きな対話を引き出していくことは、大変さでもありますが、前職にはなかった大きなやりがいです。
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ー少しずつ理解と信頼を積み上げていく、Inspire Highの営業だからこそのやりがい、という感じですね。手嶋さんはいかがですか?
手嶋:こちらの熱い「想い」だけでは動かせない現場の事情がある一方で、「実利」だけを全面に出すと、消費されて終わってしまうこともある。学校への伝え方のバランスがとても重要だと思っています。いまは「ビジョンの共感」という部分で、さまざまな学校とつながりを持つことができ始めているので、それがやりがいでもあり、それをどう持続可能な形にするかという挑戦でもあります。
Inspire Highは、「売って終わり」ではなくて、導入後の運用や継続的な関わりも含めて考える必要があるので、対応する学校ごとに頭を切り替えることも欠かせません。
自立しつつ本音も共有し合う。理想的なチームの関係性
ー岡山・福岡・広島と働くエリアが離れているなかで、どのようにチームで連携を図っているのでしょうか?
守屋:正直に言うと、物理的に離れて活動しているので、「距離の壁」「立ち上げ期の不安」「情報共有の難しさ」には工夫が必要です。チームの接点づくりとして、毎週月曜日は「今週どんな動きをしていくか」、金曜日は「その振り返りと、次週に向けてどうするか」といった内容で、週2回のオンラインミーティングを実施しています。
私たちは、2025年にスタートしたばかりのチームなので、担当する地域によって多少の違いはあるものの、「こういうふうに声かけをしたら、次につながった」「ここでつまづいた」など、共通する成功事例や課題感などは互いに共有することが、立ち上げ期の私たちには欠かせません。
また、毎月1回は全員でリアルに集まり、食事会やミーティングなど直接のコミュニケーションを取るようにしていますし、私と手嶋さん・繁村さんの間では、1on1のオンライン面談も行なっています。業務の進捗だけでなく、「最近困っていること」や「気になっていること」など、より具体的に踏み込んだコミュニケーションを意識しています。
社内のメインコミュニケーションはSlackを使っているのですが、専用のチームチャンネルをつくって、日々の情報共有や気軽なやり取りをするなど、エリアが離れているからこそ、「接点を意識的に増やすこと」を大切にしているんです。
ーほかのエリアのメンバーと交流する機会もあるのですか?
守屋:半年に1回は、全国のメンバーが東京に集まったり、1〜2か月に1回は、西日本グループで関西に集まったりと、それぞれが地方にいながらも、自分のチームだけでなく、ほかのチームともつながる機会があります。 オンライン上のコミュニケーションも含めて社内のつながりを感じるので、「一人で働いている」という孤独感はまったくないですね。
繁村:じつは昨日、月一の対面ミーティングがあったので、私と守屋さんで福岡へ行って、手嶋さんの営業に同行させていただきました。
ーほかのメンバーの営業に同行できるのは良いですね。実際のやり取りを見て、学びを得ることもありそうです。
繁村:手嶋さんは、話し方も論理的で冷静な印象がありますが、営業に同行したときに感じたのは、「想い」をしっかり語る力があるという点です。学校の先生方や10代の生徒に対して「こんなふうになってほしい」「こんな視点を持っていてほしい」という熱量が、こちらにも伝わってきました。
守屋:ご自身のバックグラウンドからにじみ出る想いの強さが本当にすごいですよね。そこは手嶋さんの大きな強みであり、正直、うらやましいと感じる部分でもあります。
手嶋:ありがとうございます……! 私は、教育業界での仕事が初めてなので、お二人の経験を頼りに、「これで合ってるかな?」といつも確認しながら取り組んでいます。
私はもともと、本音と建前をうまく使い分けるのが苦手なタイプで、つい自分の考えをストレートに話してしまうのですが、お二人とも優しく受け止めてくださるので、とても支えられていますし、ありがたいですね。
ー共通する悩みや課題、本音を自然と共有し合えるのは、とてもすてきな関係性ですね。
繁村:「これは自分だけの悩みじゃないんだな」と思えることが多くて、チームのつながりを感じる場面は多いですね。
リーダーの守屋さんも、私が「こういうふうにやってみようと思います」と伝えると、否定的に指摘するのではなくて、「もっとこうしたら良くなるんじゃない?」とか、「こうするとより伝わりやすいよ」など、実践的で前向きなアドバイスをしてくださいます。
表面的な言葉ではなく、ストレートに実務に役立つ提案をいただけるので、すぐに行動に移しやすく、非常にありがたいです。適切なフィードバックがあることで、自分も動きやすくなるので、メンバーとしてとても感謝しています。
手嶋:守屋さんは頭の回転がとても早くて、非常にロジカルに物事を組み立てられる方です。旗振り役として、方向性を明確に示してくださるので、とても頼りになります。私もロジカルに考えるのは好きな方ですが、感覚的な判断も大切にしているタイプなので、そういったバランスを取るうえでも、守屋さんの存在はとても大きいです。
ーこれまでのお二人のお話を伺って、守屋さんはいかがでしょう?
守屋:ほかの社内チームと比較して、私たちのチームは3人とも社会人経験がそれなりに長く、自ら考えて動けるメンバーで構成されているのがひとつの強みだと考えています。
物理的に、それぞれが離れた場所で働いていますが、方向性はしっかり揃えて自走していく──そういうチームづくりを意識しています。
繁村さんも、手嶋さんと同様に、冷静さが際立っているので、とても安心感がありますね。営業に同行したこともあるのですが、先生方から細かな背景やニーズまでとても丁寧に聞き出していて、本当に聞き上手だなと感じています。自分も見習いたいです。
手嶋:繁村さんは、人当たりがすごく柔らかいのですが、冷静に本質を見ている方だなと思っています。一緒に仕事をしていて、「なるほど、そういう視点があるのか」と勉強になることが多くて、客観的な視点から的確に言葉をくださるんです。そういう観点は本当に尊敬しています。
守屋:私たち3人は、これまでさまざまな業界でしっかりと経験を積んできたプロフェッショナルだと思っていて。やり方を極端に統一するというよりも、お互いの長所を活かし合い、補い合うかたちで取り組むのが理想なのかな、と感じています。
メンバーそれぞれに強みや特徴があるなかで、認め合いながら、情報共有やコミュニケーションを丁寧に取ることで、チーム全体がよりスピード感を持って前に進むことができる。「自律」と「連携」のバランスが、このチームの色として表れてきているとうれしいですね。
「Inspire High」は、「夢を夢で終わらせない力」を育む
ー地方で教育に携わるなかで、これから挑戦したいことやビジョンがあれば教えてください。
守屋:10代の学生同士が、日本中だけでなく世界とつながり、暮らす地域に関係なく、みんながワクワクするような広い世界に出会えるーーそんな機会をもっと届けていきたいです。
私は岡山出身なのですが、地元に住むのは14〜15年ぶりなんですよね。こうして地元に戻ってきて、改めて自分が10代だった頃を振り返ると、視野がとても狭かったなと感じます。都市部に比べて接点が少ないなど、環境的な要因もあったため、外の世界をほとんど知らずに育ってきたというか……。
でも、本来であれば、もっといろんな世界を知って、広い視野を持つことができる環境は、地方にいても実現できるはずなんですよね。「Inspire High」なら、まさにその世界をつくることが可能だと思っています。
ーどこにいても、多様な意味での「世界」と繋がることができるのは、「Inspire High」ならではだと感じますね。手嶋さん、繁村さんはいかがですか?
手嶋:夢を「夢」で終わらせず「現実」にして、社会に出たあとも、「自分で自分を幸せにできる力」を身につけた若者が、これからどんどん増えてほしいと本気で思っています。そうした子たちが育っていけば、結果的にその地域も活性化していくはずですし、地域に持続的な良い循環が生まれていけばうれしいですね。
「Inspire High」は、一見すると「夢を描かせるプログラム」に見えるかもしれませんが、子どもに「夢だけ」を持たせるのは、ある意味で酷なことでもあると思っています。
だからこそ、地に足をつけて、夢を「目標」として捉え、具体的に進んでいける力を身につけてほしいんです。そうした姿勢を、「Inspire High」を通じて学んでもらえたらいいですね。
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繁村:私は、自分の息子にも「Inspire High」を受けてほしいという気持ちがあります。どの学校に進学しても、「Inspire High」のような、「気づきのきっかけ」となる学びを受けることができて、それを通して自ら問いを立てて行動することが当たり前の世の中をつくっていきたいです。
日本のなかでも、とくに地方ほど「国公立への進学=正解」という空気が色濃くて、学校でも「進学実績重視」の空気がまだまだ強いと感じます。でも、それって「本当に生徒一人ひとりのためになっているのか?」と疑問を持っていて。「とりあえず大学へ」という世の中の空気感が、目的を持たずに進学することにつながってしまう。それが結局、「大学に行ったものの、自分は何をしたいのか分からない」という状態につながっているのだと思います。
本人にとって私立大学の方が合っているなら、そちらに進むべきですし、大学進学だけが正解ではないので。たとえば「高校卒業後に世界を旅してます!」なんて選択も、もっと認められていいはずですよね。そんな世の中を、地方から実現したいと思います。
「これが自分の仕事だ」という熱量を共にしたい
ー最後に、地方からInspire Highで挑戦したいと考えている方へメッセージをお願いします。
繁村:リモートワークにおける孤独感や不安はまったく心配ないと伝えたいですね。正直、私も入社当時は「地方からのリモートだから、これから一人で黙々と仕事をしていくのかな」と思っていたのですが、実際にはオンラインや対面を問わず、チームや社内コミュニケーションの機会が多いのには驚きました。
「一人でやっている」という感覚ではなく、「チーム・会社として同じ方向を向いて、それぞれの地域に貢献するためにやってるという」と感じられるので、モチベーションの維持にもつながりますね。
守屋:Inspire Highは、「地元に貢献したい」「こんな教育を届けたい」という思いがあれば、その熱量に応じて任せてもらえるので、いい意味で自由度が高いです。
その分、責任もありますし、大きなやりがいも感じられます。教育業界で本気で挑戦したい軸を持っていて、会社のビジョンに共感できる方には、ぴったりの仕事だと思います。
手嶋:たしかに、「熱量」はとても大事ですよね。
私自身、以前は資産運用の会社に勤めていたこともあるのですが、ひと昔前は「お客様への貢献より、会社の売上が第一」という仕事のやり方のイメージが強かったなかで、私は自分なりの正しさを軸をぶらさずに働き、最終的に「正しい方法」でお客様にも利益を出し、社内でも1位の成績を収めることができたんです。
そのときに分かったのは、「お客様に貢献した結果として、お金がついてくる」という感覚でした。でも、自分だけがインセンティブを得る一方、支えてくれた事務の方や仕事を教えてくださった先輩方は、まったく豊かにならないという状況を目の当たりにして……。「この仕事は自分しか幸せにならない。貢献の範囲があまりにも狭い」とそのとき強く思いました。
だからこそ、自分の子どもに「これが自分の仕事だ」と胸を張って語れる、社会に貢献できる仕事がしたいと思うようになって、現在に至ります。
「社会に貢献する仕事」という熱い想いが、自分の軸になっているように、「誰かのために何かをしてあげたい」という、利他的な動機でつながれる関係性は、とても大きな意味があると思うので、そんな熱意のある方と一緒に働きたいですね。
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中四国・九州チームのみなさん、素敵なお話をありがとうございました!
互いの強みを認め合いながら挑戦を続ける中四国・九州チームの姿から、「一人ではなく仲間と共に挑む」心強さを感じました。
地方から教育を変えていく熱量に共感された方は、ぜひ「話を聞きに行きたい」ボタンから、お気軽にご連絡ください!