「未来の街中の、人々の新しい動線を一緒にデザインしてみませんか」
こんにちは。CHANGE ViSiON採用担当です。
今回ご紹介するのは、京都造形芸術大学・武蔵野美術大学大学院で映画・実写映像を学び、フリーランスのアート活動を経てCHANGE ViSiONに参画したクリエイティブディレクター・宋 其正(そう きせい)さんのストーリーです。入社のきっかけは友人からの「ちょっと手伝ってほしい」という一言。そこから裸眼3Dビジョンや空間演出という未知の領域に飛び込み、2年間で映像ディレクションからプロジェクト統括まで、その守備範囲を大きく広げてきました。
「クリエイティブの仕事に興味があるけど、自分のスキルが活かせるか不安」「少人数の会社でやっていけるかわからない」——そんな思いを抱えながらも一歩踏み出したいと考えている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
自己紹介
宋 其正(そう きせい)(34)
CHANGE ViSiON株式会社でクリエイティブディレクターを務めています。2023年の入社以降、裸眼3D映像やプロジェクションマッピングの制作ディレクション、屋外メディア向けのキービジュアル制作、空間演出のプロジェクト統括まで、クリエイティブ業務全般を担当しています。また、中国の制作チームやメーカーとのやりとりでは日中の通訳業務も担っています。
CHANGE ViSiONに入るまでのキャリアを教えてください!
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京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)に進学して、5年間くらい京都にいました。卒業後に一時帰国して、再び日本に戻って武蔵野美術大学の大学院へ。専攻は映像学科のなかでも映画の方、つまり実写系ですね。
大学院を出てからは、すぐに正社員として働いていたわけではなくて、美術予備校の講師をやったり、フリーランスでアート活動をしたりという期間がありました。もともとは監督をメインにやっていたので、3Dの人間ではなく実写系の人間です。カメラのレンズを交換したり、ライティングを物理的に動かしたり、現場のスタッフに指示を出して画を作っていく。そういう「全てが物理的な調整」の世界でずっとやってきました。
正直、CHANGE ViSiONに入る前は裸眼3Dや空間演出の領域は全く未経験でした。ただ、中国出身なのでLEDビジョン自体はちょこちょこ見かけてはいて、「あ、こういうのがあるんだ」くらいの感覚はありました。実物をちゃんと見たのはCHANGE ViSiON原宿が初めてで、「迫力がすごい」というのが正直な第一印象でしたね。
CHANGE ViSiONへの入社経緯を教えてください!
友人の紹介がきっかけです。当時CHANGE ViSiONで大変な案件があって、人手が足りなくて「一旦ちょっと手伝ってください」という話から、まずは案件ベースで関わるようになりました。そこからやり取りが増えていくなかで、お互いに「あ、悪くないな」という感触があって、自然とすんなり入社した形です。
決め手になったのは、CHANGE ViSiONが「クリエイティブをメインに据えた会社」だったこと。映像制作や提案周りの仕事が多いと伝えてもらっていたので、自分がそれまで培ってきたスキルや価値観とマッチしていると感じました。実際に入ってみても「向いてないことはないかな」と思いながら、もうそのまま2年間働いています。
最初から正社員として入ったというより、案件を一緒にやるなかでお互いの仕事の仕方を確認し合えたのは良かったですね。いきなり転職というよりも、自然にフィットしていく感覚でした。「この人とならやっていける」と双方が思えたからこそ、無理なく今に至っている気がします。
現在はどんな仕事をしているんですか?

大きく分けると2種類あります。1つ目は映像制作のディレクション。お客さんから映像の相談が来たら、まず初回の打ち合わせでニーズを聞き、内容や演出の方向性を詰めて提案を作ります。先方にフィックスしてから制作を走らせて納品、という流れです。
裸眼3Dの映像は工程が重たいので、少人数の社内だけでは完結しません。外部の制作チームに依頼する形になるんですが、チームごとに得意分野が全然違うので、案件に応じた最適なチーム選びも重要な役割です。提案の段階で内容や流れをきちっと詰めていくのが僕の役割で、「この案件ならどのチームが一番良いか」という判断も含めてディレクションしています。
2つ目は、屋外メディア関連の提案用キービジュアルの制作です。不動産会社と連携した業務のなかで、新しいビジョンの設置提案に必要なビジュアルを作る仕事。映像と違って成果物は「画像1枚」ですが、細かなディテールの調整が常に求められますし、その1枚が案件の肝心なところを動かすこともあります。
それ以外に、日中の通訳業務も担当しています。LEDは世界の85〜90%が中国で製造されているので、ハードウェアの調達や中国の制作チームとのやりとりが日常的に発生します。年に数回は中国に出張することもありますし、中国以外にもイギリスやアメリカなど欧米系のクリエイターやビジネスパートナーとのやりとりも常にあります。
裸眼3Dの制作プロセスについて教えてください!
裸眼3Dは、作る前の段階は普通の3Dコンテンツとほぼ同じです。違いが出るのは仕上がりの工程で、レンダリングした後にビジョンの物理的な形状や曲がり方に合わせて、角度を調整・アレンジします。CHANGE ViSiON原宿のビジョンは何度もやっているので大丈夫ですが、新しいビジョンの場合はデータをちゃんと取って、最低1〜2回のテスト放映を経てベストな見え方に仕上げていきます。そこが普通の3Dコンテンツよりちょっと難しくなる部分ですね。
僕自身は3Dの専門家ではなく、実写系の人間です。実写の現場だとカメラのレンズ交換やライティング変更など、全てが物理的な調整になります。でも3D制作だと、いろんなパターンをすぐ出せてすぐ見られる。その分、どれが一番いいのか、どれが一番合っているのかという判断がより難しくなるんです。もちろんその判断には個人のセンスや美意識が色濃く反映されるので、クリエイターとしての個性が問われる部分でもありますね。
印象に残っているエピソードはありますか?
やりがいで言うと、やっぱりモノが出来上がった瞬間が一番大きいですね。15秒の映像でも難しいところや行き詰まりは全然あるので、最終的に上映して、お客さんと一緒に初めてビジョンで見たときの達成感はたまらないです。正式な放映初日にはみんなで集まって、朝早くても現地に行って確認するんですが、その瞬間が一番のやりがいですね。
キービジュアルの仕事でも印象深いものがあります。あるビジョン設置案件で、ビルのオーナーさんがご年配の方で、派手なデジタル広告にあまり親近感がなかった。社内で「何を見せたら安心していただけるか」を相談して、歴史的なモチーフを取り入れたキービジュアルを提案することにしたんです。1〜2時間で試しに作ったものを見せたところ、オーナーさんがだいぶ喜んでくれて、案件のトラブルのようなものも解決しました。些細なことかもしれないですけど、案件の肝心なところで力が発揮できたのは、作り手としてすごく嬉しかったですね。
もうひとつ忘れられないのが、ビジュアル系バンドの記念イベントでの空間演出です。LEDを空間的にデザインして、それにふさわしい映像を提案して流すという仕事で、クリエイティブのディレクションではなく、プロジェクト全体を統括するPMのような役割を僕がメインで担当しました。
正直、きつかったです。まだCHANGE ViSiONに入ってそんなに長くなかったし、ビジョンやLEDのハードウェア周りの知識もそこまでなかった。でも、その案件を通じて「やりながら勉強する」というこの会社での姿勢が身についたと感じています。今すぐできなくても、誰を入れたらうまくいくのか、どんな助けを呼べばうまくいくのかという思考力があれば、なんとかなる。そういう自覚ができた案件でした。
会社から得たものはありますか?
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一番はコミュニケーションの距離感ですね。常にオフィスにいるのは10人以内で、みんな仲がいい。一緒にお昼ご飯を食べに行ったり、仕事の話と日常的な交流が自然に混ざり合うような関係性です。みんなの好きなこととか、性格の特徴とかも超把握しているので、コミュニケーションに差がなくて、すぐ取れるんです。
クリエイターとして一番ありがたいのは、制作中に行き詰まったときiPadを見せながら「これでいいですか?」とすぐ聞けること。その場でコメントや意見をもらえるので、すぐ次のアクションに移れる。確認待ちで手が止まるという状況がほとんど発生しないんです。行き詰まって誰かの意見をもらわないと進められないとき、時間が空くともうやらなくなると思うんですよ。そのコミュニケーションの間が少ないのが、一番仕事をやりやすいところです。
ちなみに、今のメンバーのなかで一番コミュニケーションがうまくないのは社長ですね(笑)。みんな割とおしゃべり好きなほうだと思います。岸さんは営業で外に出ていることも多いですが、社内にいるメンバーは仕事の話も日常の雑談も境目なく交わしていて、距離が近い。出張のときなんかも、日頃の信頼関係があるからこそスムーズに動ける部分があるので、ちょっと家族っぽい組織かもしれません。
CHANGE ViSiONに合うのはどんな人ですか?
ルネサンスの時代のアーティストに近いような人が合うと思います。ダ・ヴィンチって世界で一番の絵画の巨匠ですけど、あの人は絵描きじゃないんですよね。自然科学、水理学、医学と、常に好奇心を持ってあらゆる領域に踏み込んでいた。多分本人のなかでは、ついでに絵を描いているような感覚だったと思うんです。
もちろん理想的な言い方ですが、要は「表現に関わるもの全てに好奇心を持つ」という姿勢。少人数の会社なのでクリエイティブの仕事だけをやっていればいいわけではなくて、空間演出のプロジェクトマネジメントに入ることもあれば、ハードウェアの知識が必要になることもある。「これしかやらない」というスタンスだと、正直難しいです。
スキル面では、映像編集の基礎があること。3DソフトはBlenderなどが少しでも分かる方であれば大丈夫です。編集ソフトはDaVinciでもPremiereでも問わないですし、キービジュアルの合成もPhotoshopでもProcreateでも、合成ができるツールであれば種類は問いません。それよりも、自分が思ったものを見える形にアウトプットできる力のほうが大事です。
それと、将来的にプロデューサーやディレクターを目指している方のほうが合っていると思います。実務だけやるならCHANGE ViSiONじゃなくても同じ環境はいっぱいある。でも、自分が思ったものを、自分の裁量で最後の仕上がりまで統括しようとしている方——そういう人に来てほしいですね。
あと、グローバルな仕事に興味がある方も歓迎です。中国に対して嫌じゃなければいい。もちろん中国だけに限っているわけではなくて、世界とつながりを作りたいと思っている方にはふさわしい環境だと思います。
入社を検討されている方にメッセージをお願いします!
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未来の街中の、人々の新しい動線を一緒にデザインしてみませんか。
これからビジョンが街中に増えていくなかで、それは街の新しい一部になっていく。空間のなかでお客様がどこに入って、どこで曲がって、どこに目を向けるのか。僕たちがやっているのは、ほとんど「街づくり」なんです。
3Dビジョンを通じて、場所に新しい物語を宿す。そんな仕事に興味がある方は、ぜひCHANGE ViSiONの扉を叩いてみてください。新しく入ってくれた方には、まずは一緒に案件をやるなかで仕事の進め方を掴んでもらって、そこからどんどん自分の領域を広げていってほしい。「これがやりたい」という意思がある人にとっては、必ずチャンスがある環境です。僕自身も未経験からこの世界に入って、今では映像ディレクションからプロジェクト統括まで任せてもらえるようになりました。一歩踏み出す価値は十分にあると思います。
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