- インサイドセールス
- Web Engineer
- ToB Sales
- Other occupations (3)
- Development
- Business
目次
鹿嶋ことぶき | プロフィール
自分にできる“貢献”とは?「やりたいこと」に悩んだ過去
ーー大学で専攻していたことについて教えてください
ーーEVeMでのインターンという選択肢にはどのように辿り着いたんですか?
EVeMで新たな才能が開花し、AIデザイナーの道へ
ーー鹿嶋さんのやりたいこととEVeMの事業はどのような部分で重なっていたのですか?
ーーEVeMに入社してみて、いかがですか?
ーーAIチームでのエンジニアとしての異動は、鹿嶋さんにとって大きなチャレンジだったのでは?
ーー今後の展望や、EVeMでチャレンジしたいことはありますか?
鹿嶋ことぶき | プロフィール
大阪公立大学にて組織マネジメント・行動経済学を専攻。在学中は、計6社でのインターン活動やビジネス系コミュニティでのイベント企画・運営など、多様な実践経験を積む。中でも、大手広告代理店における広告運用コンサルティングの長期インターンでは、月最大600万円規模の広告運用案件を担当し、インターン生内で最も高い成果を記録。運用業務に加え、クリエイティブ改善提案や制作にも携わり、独自のマニュアルを整備するなど、再現性の高い仕組みづくりにも注力した。
さらに、ビジネスコンテストの企画・運営や、地域資源を活かした体験型イベントの立ち上げ・集客を実施するほか、友人と共にD2C支援領域での事業立ち上げやPodcast配信にも取り組む。
その後、自身の理念である「誰かの可能性を引き上げる」を体現するため、マネジメントトレーニングを提供するEVeMにインターンとして参画。2025年4月より新卒入社し、個人と組織の成長に本質的に向き合うことを使命に、日々挑戦を続けている。
自分にできる“貢献”とは?「やりたいこと」に悩んだ過去
ーー大学で専攻していたことについて教えてください
大学では、「現代システム科学域マネジメント学類」という少し変わった学部に所属していました。経済学、法学、商学が融合した学部で、私は経営学を専攻しました。3・4年次は行動経済学のゼミに所属し、「人間の行動とは何か?」をテーマに研究していました。ちなみに卒論では「承認欲求と後悔の関連性」をテーマに執筆しました。いくらでも語り尽くせるテーマだったので、3万字の制限が恨めしかったほどでした。(笑)
理想のキャリア観を大きく変えるきっかけになったのは、大学2年の夏に参加した日本酒サブスクリプションの新規事業開発インターンでした。自由にアイデアを出せる環境が楽しく、ワクワクしながら働いていましたが、半年後に事業撤退が決定してしまったんです。情熱を持って働いていた仲間たちの思いを届けられなくなったことが本当に悔しくて…。この経験から「自分にできる貢献とは何だろう?」と考えた結果、「人や商品が持つ素晴らしさを伝えるマーケティング」という道に興味を持ち始めました。
その後、広告・PR系のインターンにも挑戦しましたが、思い描いていた仕事との間にギャップを感じました。本当は、商品の魅力や作り手の思いに寄り添う仕事がしたかったのに、Web広告代理店という立場では「どう売るか」が最優先。気づけば、数字を追いかけることばかりに時間を費やしていました。そんなモヤモヤを抱えていたときに出会ったのがEVeMのインターンで「ここなら、本当にやりたかったことができるかもしれない」と感じました。
ーーEVeMでのインターンという選択肢にはどのように辿り着いたんですか?
きっかけは知人からの紹介でした。
当時、広告代理店のインターン先で業績悪化により勤務時間が減ってしまった上、なんと同じタイミングで自転車事故にも遭ってしまったんです。幸い左手に傷が残る程度で済みましたが、1ヶ月間の休業を余儀なくされました。
ただ、この期間を「立ち止まる時間」ではなく、「次に進むための時間」にしようと考え、新しいインターン先を探し始めたんです。そんな時、知人が「職種は違うけれど、鹿嶋さんが本当にやりたいことを形にしている会社がある」と、EVeMを紹介してくれました。その言葉に背中を押され、「ここなら挑戦してみたい」と思えました。
EVeMで新たな才能が開花し、AIデザイナーの道へ
ーー鹿嶋さんのやりたいこととEVeMの事業はどのような部分で重なっていたのですか?
EVeMのビジョンと、自分が大切にしている人生のテーマが根底でつながっていると感じたんです。
EVeMが掲げる「“ヒト”が活躍する社会」というビジョンに対し、私は「やりたいことで生きる人を増やす」ことに貢献したいと考えています。ここで言う「やりたいことで生きる」とは、その人の才能が活かされている状態のこと。
自分の頭の中だけで選ぶ選択肢には、どうしても限界があります。しかし、マネジメントによって引き出される才能は、その限界を超えたところにまで可能性が広がっています。
もし才能を活かしてくれるマネージャーに出会えていなければ、その才能は10年後になってようやく花開いていたかもしれません。しかし、適切なマネージャーとの出会いによって、それがもっと早い段階で見出され、育まれていく。そんな環境があることは、個人にとっても、組織にとっても非常に価値のあることだと思います。
ーーEVeMに入社してみて、いかがですか?
「才能を活かす」という点において、それを本当に体現している会社だと感じました。個人をよく見ている会社だな、と。
これまで関わってきた会社では、事業成長のスピードや目標達成のプレッシャーもあり、どうしても「成果」に重きが置かれる場面が多くありました。
それ自体は組織運営上とても大切なことだと思いつつも、EVeMでは成果だけでなく、目の前の“個人そのもの”にも丁寧に向き合っている姿勢が印象的で、強く心に残りました。社員それぞれが自分の才能を活かして働いているので、まるでバラエティ豊かな「動物園」みたいです。(笑)
そして、私自身も入社して早々に新たな才能を見つけてもらいました。当初はメディア担当としてインターンをしていたのですが、あるタイミングでAIチームに異動することに。AIの知識はまったくありませんでしたが、新しい挑戦が好きなのと、EVeMの「個人の才能を活かす」という想いに共感していたこともあり、ワクワクしながら飛び込みました。
ーーAIチームでのエンジニアとしての異動は、鹿嶋さんにとって大きなチャレンジだったのでは?
そうですね。チャレンジではありましたが、結果的にAIデザイナーの仕事は自分にすごく合っていました。できなかったことができるようになるのは純粋に嬉しいですし、気づけば趣味として土日にもAIに触っているくらいです(笑)。
今は、エンジニアのようにコードを書きながら、AIを使って人が時間と手間をかけて行っている作業を、自動化・高精度化する取り組みを進めています。
答えがない領域に取り組むのがこの仕事の面白さですね。どのAIを組み合わせて、どんなプロンプトを描くかには正解がなく、狙ったアウトプットが出せたときの達成感は格別です。完全自動化できたものは、自分にしか作れない唯一無二のもので、「我が子」みたいに思えてくるんですよ。
日々新しい技術やAIが登場するのでキャッチアップは大変ですが、「こんなこともできるんだ!」という驚きや、それを組み込んだことで良いものができたり、周囲に喜んでもらえたりする瞬間にやりがいを感じています。
また、異動とは別の話になりますが、入社してからの環境の変化も大きかったですね。実家のある和歌山を離れ、東京での一人暮らしが始まり、社内の人はみんな年上。最初は緊張しましたが、EVeMの皆さんは個性的でオープンな方が多いので、これからもっと話しやすい関係を築いていけたらと思っています。
ーー今後の展望や、EVeMでチャレンジしたいことはありますか?
正直なところ、まだ明確な展望は持っていません。 ただ、目標を決めて一直線に進むというよりは、興味を持ったことに柔軟に飛び込んでいくタイプです。「これどう?」と聞かれたときに、「あ、それ面白そう!」と直感で動くことが多く、そうした選択がこれまでの自分を形作ってきました。計画を立てるよりも、目の前のチャンスを掴みながら進んでいくスタイルですね。
だからこそ、新しいことはやってみよう、前例がないものを恐れない、というスタンスでここまでやってきましたし、EVeMで色々なことにチャレンジしていきたいと思えました。新しいことへのチャレンジ耐性は、人よりもあると思っています。新卒だからこそ、若いからこそ、マネジメント経験がないからこそ見えることもあると思うんです。その視点で新しいものづくりができたらいいなと思っています。EVeMはやりたいことや才能に対して提案してくれる会社だと信じているので、期待を胸に、精一杯頑張っていきたいです。
将来は、EVeMでの経験を活かして、「やりたいことで生きる」を実現できる人を増やすための仕組みやサービスを作りたいと思っています。AI技術をどのように活用できるか、まだ具体的なイメージは掴めていませんが、行動経済学の知識も活かしながら、人々が自分の才能に気づき、活かせる世の中を作ることに貢献できたら嬉しいです。そして、自分自身の才能ややりたいことが見つからず悩んでいた過去の自分のような人が、一人でも少なくなるように、それぞれの才能を活かせる社会を実現したいです。