新しいデータの活用!お客様の行動分析で、より便利なお買い物体験を! | LDIについて
こんにちは。ローソンデジタルイノベーション(LDI)の島上です。本日は、私が担当しているお客様の行動分析について、ご紹介できればと思います。お客様の行動分析実施の背景「お客様にこれまでにない買い...
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こんにちは!LDI(ローソンデジタルイノベーション)の採用広報担当です!今回は、ローソンの店舗データ分析や新技術の調査・検証を担当するオープンイノベーション部の山中勇紀データ分析ユニットマネージャーに話を伺いました。
データサイエンティストとして大手インターネットサービス企業からLDIに入社した理由や、オープンイノベーション部の強みと課題など語っています。データサイエンティストとして活躍したいと考える皆さんにとって役立つ記事となっていますので、ぜひご覧ください!
オープンイノベーション部データ分析ユニットの山中です。2022年8月に入社したので、現在でちょうど2年になります。
前職では15年ほど大手インターネットサービス企業でデータ分析を担当していました。ユーザーの行動や購買の分析、プロモーションの効果検証を通してサービス・成果の改善を図る業務です。
また、大規模なアンケート調査による市場や競合の傾向把握と経営層への報告も受け持っていました。BtoCの領域でしたからとても興味深く取り組めましたし、貴重な経験を積めたと思っています。
でも、ずっとオンラインサービスを対象にしてきましたから、少し物足りなさを感じるようにもなっていたんです。自分のキャリアを別の分野でも伸ばしていきたいと考えるようになり、リアルなサービスや店舗オペレーションの改善にデータサイエンティストとして貢献できるLDIに入社しました。
入社した時期は新型コロナ禍だったので、面接もすべてオンラインでオフィスも見ないで入社しましたから、今になって思い返すと少しチャレンジャーでしたね(笑)。
多少の不安もなかったわけではありませんが、面接で会社の雰囲気など詳しく聞けましたので、入社を決断しました。LDIは現在、100名を超える規模になりましたが、私が入社した際には50名程度でした。
オープンイノベーション部は約10名で構成されており、データ分析ユニットとサービス企画ユニットに分かれています。私はデータ分析ユニットを担当しており、サービス企画ユニットは島上部長がユニットマネージャーを兼務しています。
システム開発がメインのLDIにおいて分析や調査・検証を担当していますので、他のセクションとは少し役割が異なっているのが特徴です。
データ分析ユニットでは、全国のローソン店舗からあがってくる各種データを分析しています。POSデータやアプリのデータ、それから配布したクーポンの利用状況などです。
ローソン本体が主に店舗からのデータを収集・管理し、LDI側で分析しているイメージです。現在取得しているデータの対象を拡大したり、あらたな分析手法の検討、それに各施策の分析結果を踏まえた販促提案なども行っています。
サービス企画ユニットでは新技術の調査と検証を行っています。商品を持って店舗を出るだけで決済できるLawson Goやラボを活用した店舗のVR化、それにセルフレジやレジレスによる省人化店舗などですね。
他にもメタバースや生成AIに関する調査やビジネスへの適用を研究しています。
データサイエンティストとして入社し、シニアマネージャーを務めていましたが、今年の春にユニットマネージャーに任命されました。
春までは島上部長がすべて統括していましたから私には部下と呼べる社員がおらず、全員が島上部長の部下という形でした。ですから、マネジメントが業務に加わった形となります。
セクションが出来てそれほど時間が経っていないので組織全体の機能や役割を十分に理解できているとまでは言い切れないため、メンバーに迷惑をかけてしまう場面もありますね。申し訳ないな、と思いつつ、皆さんに助けていただいています。
これまでの経験から積み上げられてきたノウハウを最大限活用し、やりがいを持って取り組んでもらえる環境を作るのが大切なんだろうと考えています。
オープンイノベーション部には、前職でスペシャリストとしてかなりの経験を積んだ方が入社してきます。それぞれがビジネスの中核で活躍してきた方ばかりです。
もともとエンジニアだった方もいれば、分析ツールに強い場合もあるなど、さまざまなバックグラウンドを持っている人材が集まっています。そのため、それぞれの長所を共有し相乗効果を高めることができる点が強みです。
一方で、ひとりで仕事に取り組む個人ワークの時間が長いので、コミュニケーションが淡白になりがちだという業務上避けて通れない特徴が課題だと感じています。
もちろん、わからない点を詳しい方に聞けば答えてもらえますが、積極的に共有してチームスキルを高めていくところまでできているとは言えないので、ユニットマネージャーとしてはクリアしていくべき点だと認識しています。
今後はローソンにおける上流の意思決定プロセスにも関与できるよう、オープンイノベーション部を組織として強化していかなければならない点も課題だと思っています。
新しいメンバーが入社した際の歓迎会や忘年会などは行っていますが、それほど頻繁なわけでもありません。オープンイノベーション部のメンバーは皆さん大人ですから、常に冷静で強い主張をする場面はほとんどなく、それぞれが自分の生活やプライベートを大切にできている印象です。
個人的には飲みに行くのも好きなんですけれども、今の時代は飲みに誘ったりするのもためらわれる風潮ですから、機会があれば参加する程度にとどめています。
入社してまだ2年なのでそれほど多くはありませんが、ある商品のサブスクサービスを立ち上げるプロジェクトを担当したのが印象に残っています。サブスク導入に際し実証実験の設計からデータ分析、結果を判断できるレポートの提出まで一貫して担当できたからです。
当該サービスはまだシステム上の課題も残っているので全国展開までは到達していませんが、ローソンという国内14,000店舗を超える規模のコンビニエンスストアで実験的な新サービスに携われたのはいい経験でした。
また、店舗の発注を最適化するシステムのデータ分析をする中で、コンビニエンスストアのオペレーションの複雑さに衝撃を受けたのも印象に残っています。店舗内のオペレーションに加えて本部との調整、それに以前は商品の入荷も日に3回ありましたから、とても煩雑でした。
コンビニエンスストアは商品数が多い上に、毎週のように新商品がリリースされます。本部としてこれを売っていきたいという意向があり、店舗側にも売りたいと考える商品があります。
さらに天候や店舗周辺のイベント情報なども加えたうえで発注の最適化を図るためのデータ分析ですから、非常に高度な知識と分析能力が求められます。とても勉強になりましたし、店舗の現場を理解しておくことの重要性も学びました。
8歳と5歳の男の子がいますので、サッカーに連れて行くなど、子どもを相手に時間を使うのが休日の日課になっています。以前は私もサッカーをやっていましたが、子どもが生まれてからはやらなくなってしまったので、趣味らしい趣味はあまりなく、子どもと一緒にサッカーするのが楽しみになっています(笑)。
家族で旅行に行くのも好きで、今年の夏は5日間ほど沖縄に行ってきました。最初は宮古島に行く予定を立てていたのですが、台風が直撃してしまって。
そこで、急きょ沖縄本島の予約に切り替えたんです。そんなハプニングもありましたが、現地では天気にも恵まれ、子どもたちも楽しめたようでした。
私がユニットマネージャーを務めるデータ分析ユニットでは、相手が求めること、知りたいことをしっかりと理解でき、自律的にアウトプットを出せる人材を求めています。
若手なら吸収力が高く、キャッチアップ力に秀でた方を求めています。今後組織をさらに大きくしていくために若手の人材も増やしていく必要がありますから、若い方からの応募も大歓迎です。
オープンイノベーション部には毎年数名ずつ入社しており、今年も何名か増えていますから、興味を持っていただけたら、ぜひエントリーしていただければと思います。
※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。
(取材日:2024年8月26日 聞き手:垣本陸)