能代電設工業(Noden)は、社員一人ひとりの個性と能力を尊重し、その強みを最大限に生かすことを重視しています。
今回ご紹介する伊藤さんは、子供の頃からのコンピュータ好きが高じて電子を学ぶ大学に進学。大学の卒業と共にNodenに入社しました。専門である電気通信工事を手掛けるほか、社員にとって「コンピュータの先生」であり、ネットワークの管理者でありとさまざまな活躍をしています。
また「あたらしもの好き」としての一面もあり、これは本業の工事でも大いに活かされているとのこと。そんな伊藤さんに入社のきっかけや、意外な成長面について伺いました。
入社のきっかけ
- 伊藤さんの入社のきっかけを教えてもらえますか?
私は秋田県の県央の生まれで、県外の大学を卒業後、新卒で能代電設工業に入社しました。大学では電子工学を学んでいたので、卒業後はその知識を活かしてエンジニアとして働きたいと考えていました。そんな時、秋田県の就職サイトでNodenの採用情報を見つけたんです。
学生時代に学んできたことは活かせそうだと思ったものの、工事や建設業については全くの無知だったので、自分にできる仕事だろうかと不安もありました。でも一度面接だけでも受けてみようと思って応募したんです。
もちろんこの時は何社か検討中のうちの1つだったのですが、その中でも一番休日数が多かったことと、会社の雰囲気の良さに惹かれて入社を決めました。
キャリア形成
- 現在のお仕事について教えてください
小学生の頃からコンピュータやネットワークに興味があって、実際にパソコンを使ってさまざまなことを試すような子供でした。現在の仕事は、交通情報や状況を国や県などの機関にネットワークを通じて伝えるための道路の電光掲示板やカメラの設置工事です。規模は大きくなりましたが、興味の対象は変わっていないと言えるかもしれません(笑)。
入社後、CAD(コンピュータを使った設計システム)の勉強を始めたことが私のキャリアの第一歩でした。最初は単に図面を作成する技術を習得するだけでなく、現場の状況に応じた施工図を作り上げることに苦労しました。必要な資格を取得して施工管理の勉強も行い、今ではプロジェクトのマネージャとして大きな現場を任せてもらえるようになりました。
成長と挑戦
- 入社してから変わったことはありますか?
私はもともと人見知りで、人と関わることがあまり得意ではありませんでした。しかし工事を担当し管理していく中で、人との関わりがいかに重要かということに気付かされました。大事なことは人との会話の中にたくさん詰まっていますからね。それからは自分から積極的にコミュニケーションを取るようになれたと思います。これは私にとって大きな成長ですね。
業務面では、入社当時は戸惑いながらやっていたCADでの図面作成も今は問題なく行えるようになりました。また、コンピュータやネットワークの知識を活かして社内講習の講師も担当させてもらうようになりました。好きだったものがこうして仕事に繋がっていく感じが好きです。
仕事の醍醐味
- この仕事のやりがいを教えてください。
電気通信工事の1つに、一般道や高速道路などの情報板の設置を行うものがあります。交通状況や安全警告、規制情報、ルート案内、緊急情報などをドライバーにお知らせするものです。
新しい道路が完成した時、まだ誰も通っていない道路を走ったり、道路の真ん中に立って写真を撮ったりできるのは、電気通信工事の特権かもしれません。これからこの道路が開通して、たくさんの人がこの道路を使うようになって、誰かの生活が少しでも楽になったり安全になったりするのかなと想像しながら自分の工事を振り返るのは、大きなやりがいですね。
** 伊藤がプロジェクトマネージャを務めた山形県の新設高速道路の情報板。
未来への展望
- 今後の目標や興味のあることはありますか?
私は新しいテクノロジーやガジェットが好きなんです。例えばドローンが現場調査などで便利だと分かった時も、率先してドローン講習を受けて現場で使えるようにしました。それが実際に役立っている瞬間が好きなんですね。工事現場でもデジタル化が進んでいく中で、こういった知識をより深めていきたいと考えています。
それから、Nodenはワークライフバランスがとても良い会社だと思っています。同業他社だけでなく、あらゆる業種と比較しても休日数が多い会社です。私自身は休日にリフレッシュすることをとても大事にしているので、今のバランスが自分にすごく合っていると感じます。