企業のセキュリティを守るソリューションを提供する株式会社クロスポイントソリューション。今回は会社の創成期から経理・総務部門で活躍する経営企画部課長の高田様に、会社を支えるそのお仕事内容についてお話を伺いました。
何もない状態から手探りで経理・総務業務を組み立てていった
-現在所属されている経営企画部はどのような部署ですか
いわゆる一般の会社で言うところの経理・総務ということになると思います。業務内容はかなり幅広いですね。会社のみんなが働きやすくなるためのあらゆるサポートを行う部署です。比重として大きいのは経理関係の業務になります。
-現在11年目ということですが、これまでのご自身の歩みを教えてください
前職では一般的な事務職として勤務しており、クロスポイントソリューションに入社時点でも特別なスキルを持っていたわけではありません。最初は私含めて3名しかいなくて、ほぼ何もない状態からのスタートでした。そこから必要に応じて自分でスキルを身につけていったので、経理業務に関しても手探りで行なっていました。
会社が大きくなるにつれて、元々はアウトソーシングしていたような業務を徐々に自社で行うようになり、経理・総務的な業務を行う部署が経営企画部として出来上がっていったという感じです。
コミュニケーションと健康を大切にする会社
-クロスポイントソリューションはどんな会社ですか?
内向的な人が多いように見えて、ツボを刺激するとみんなよく喋るというか(笑)。静かに仕事をしている時もあれば、結構みんなでおしゃべりしていることもあります。
現場に出張っている社員もいるので常時オフィスにいるのはだいたい30名くらい。新人が入れば挨拶に回りますし、雑談とか声かけなどのコミュニケーションも多いと思います。
飲み会等のイベントも盛んですね。ソリューションを提供する会社なので、各イベントでの企画も社員が考える風土があります。特に経営企画部はそういったイベントでは中心になって運営に回ります。夏の社員旅行では卓球大会とかスポーツ系は特に多いですね。
特徴的な取り組みとしては社員の健康管理に力を入れています。毎年4月に社員が1年間の目標を発表するんですが「健康面」「資格取得」が大きな軸になっています。例えば「健康面」であれば、マラソン大会に何本出場するとか。達成した社員は年度末の3月に表彰されて現金で報奨金がもらえるんです。達成の難易度によって報奨金は変わるんですが、現金がもらえるというのは大きなモチベーションになっています。
また、その際には皆勤賞も報奨金がもらえます。つまり健康管理が上手にできたこと自体が評価の対象になり、これまでの例だと7万円ほど支給されています。
社長が健康に対して強い思い入れがあるということに加えて、会社の体制が整っていない中で自主的な取り組みで成長する社員を評価したいということで続いている制度です。
組織としてはこれからの部分も
-経営企画部としての今後の取り組みを教えてください
現在会社は60人程度の社員を雇用するまでに成長しましたが、まだまだ組織としては体制が整っていない部分があります。キャリアアップの仕組み的な部分であったり、設備物品であったり、教育体制であったり。そういった課題を主体的に解決するのが経営企画部が果たさなければならない大きな役割です。
特に急務なのが、経営企画部が担当していた業務の切り分けです。今後入社する人材に適材適所で力を発揮してもらうためにも、業務をある程度専門別に分けて効率的に管理していく必要があります。これまでは、経理も総務的な業務も一緒に行なっていましたが、今後はより細かく業務内容別に担当者をアサインしていく予定です。
あとは、各部署からのヒアリングや働きやすくなるための提案などにも取り組んでいきたいです。2、3年前まではよく行なっていたんですが、最近は会社の規模が拡大したのでなかなか手が回らなくなり。そのためにも経営企画部としての採用活動と業務の切り分けを行なって、業務の効率化を行う必要があります。
コミュニケーションをとりながら楽しく働ける職場を作る
-どのような人が向いていると思いますか
私自身経理業務に関しては未経験から入社して業務の中で学んでいった人間なので、ものすごく高い実務能力や専門性を求めてはいません。もちろん能力・経験があるに越したことはないですが、それよりも柔軟性や付き合いやすさ、コミュニケーションの取りやすさが大切ですね。社員同士の距離も程よい感じの会社だと思うので、必要なことであれば溜め込まずに言ってくれる人が向いていると思います。
-高田様の今後の目標を教えてください
「みんなが楽しく働ける職場にしたい」というのが入社当初からの私の思いで、今も変わっていません。会社が大きくなって人が増えてきたからこそ、みんなを支える経営企画部の役割は重要度を増していますし、楽しく働いてもらうために何をするかをアップデートしていく必要があると考えています。クロスポイントソリューションで働くことが楽しくなるような取り組みを今後も続けていきたいです。