遠隔対応 機械の設置 日本からタイをサポート - 茂呂製作所
新型コロナウイルスの影響で海外でのメンテナンス対応が難しくなっている日本のメーカー様のお役に立ちます。茂呂製作所のタイ法人はオンラインを使って日本のメーカー様からサポートを受けられる環境を用意し、現地で設置や修理の作業を承ります。言葉の問題は一切ありません。
https://moross.co.jp/archives/blog/blog-2582
茂呂製作所にはタイ法人 ManufactureOverhaulRapidandOptimalCo.,Ltd.(以下、MoroThai)があり、2014年に設立して以来、「日本のメーカーさんのタイでのお困りごとを解決する」ことを中心に事業展開を行っています。
タイで働くメンバーは日本語が堪能なタイ人エンジニア、タイ語が堪能な日本人エンジニアを含む13名です。スマートグラスなどを取り入れることで、オンラインでの機械修理を中心に遠隔地での作業を実現しています。
今回は、タイでどんな依頼を受け、どんな仕事をしているのか少しご紹介します。
タイの日系製造業様が日本の製造機械を商社を経由して購入したが、新型コロナウイルスのまん延により渡航ができなくなってしまった。購入当初は、生産調整をすることで機械が設置されていなくても何とかなったが、渡航制限が解除されずに一年が経ってしまい、設置を検討するようになった。
商社は元々、茂呂製作所のことをご存じで、我が社がオンライン機械修理のパイオニアであることを認識されていたため、ご相談をいただきました。相談内容として、以下のことをコントロールしてほしいということでした。
①機械到着
②作業内容確認
事前にもオンラインミーティングを行っていますが、KYミーティングを含め、オンラインで作業内容を再確認します。メーカーとオンラインで1つ1つ確認しながら作業を始めます。
③水平出しで機械を固定
水平器を使い機械が水平に設置できているかを確認します。
④各所の再配線と状態の確認
確実な点検が必要です。1カ所でも間違いがあると誤動作等してしまう大事故に繋がります。
⑤電源を投入、動作確認
動作確認をしながら、操作方法をお客様へ指導します。
日本語堪能なタイ人が対応するため問題なくスムーズに作業が進みました。
日系企業様より、「以降の定期保全や万が一の緊急対応もこのようにやってもらえるのなら安心だ」と、MoroThai が一番提供したい「安心と安全」を感じていただけました。
今回はスマートグラスを使わないやり方でしたが、茂呂製作所とMoroThai はオンライン機械修理を中心に遠隔地の作業を様々な形で実現することができる、今の時代に合った企業へ成長していきます。
渡航できるようになっても、エンジニア不足や移動時間の短縮、費用の軽減などでの面で、MoroThai はタイの地で日本の製造メーカー様のお役に立つことができます。