デザイン×開発で切り拓く、広野紗子さんのエンジニア人生
ーデザインも、コードも。「好き」が活きる現場
未経験からIT業界に飛び込んだ広野紗子さん。未経験から三河屋に入社し、エンジニア研修を卒業。
現在は自社開発のプロジェクトに参画し、画面制作やCRUD処理などのフロントエンド開発を担当しています。バックエンドにも携わりながら、Laravel、PHP、JS、jQueryを用いた開発に取り組む日々。「UIも任せるね」とデザイン部分まで任せてもらえることも。
「もともとデザインの勉強もしていたので、フロントを“ごりごり”触れて、UIの設計にも関われる今の環境は、本当に自分に合っているなと感じます」
ー部外者を自動で検知・報告。印象的だったシステム構築
これまで関わった中で印象に残っているのは、セキュリティに関わる機能の実装。
外部からの不正なアクセスを検知して管理画面で報告・可視化する仕組みを構築した経験です。
DX推進が進む現場で、AIを活用したコーディングにも積極的。MVCの理解を深め、論理的な裏側の仕組みに対する考え方にも成長を感じているそうです。
ーMVCとAI。現場で求められる“技術+考え方”
現場では、ある程度MVCを理解していないと難しい部分もあると実感。
「コードだけ見て判断して、と言われたときに、ルートや構造が把握できないと珍紛漢紛になります(笑)」と語ります。
また、開発現場でのコミュニケーション力も現場を円滑に回すための重要なスキルの一つ。
「私が関わった現場では女性は私一人。男性の多い環境の中で、柔らかく話題を合わせる力や距離感のとり方は、エンジニアとしてとても大事なことだと感じました」
ーSESだからこそ得られる、幅広い経験と成長の機会
広野さんはSESという働き方のメリットとして、次のように語ります。
「一つの会社に留まるのではなく、さまざまな現場での経験を積めるのは大きなメリット。スキルをベースに成長していける環境です。技術X経験で評価をされるので単価が上がりにくいという面もありますが、それ以上に自分の市場価値を実感しやすいのが魅力だと思います」
また、三河屋のSESの特徴として「営業担当がエンジニア出身」という安心感も強調していました。
「エンジニアの悩みや考え方を理解してくれているので、相談しやすいんです。本当に親身になって対応してくれます」
ー「ゲーム案件に関わりたい」──30代から、未来を描く
将来の目標は、趣味でもある「ゲーム開発」に関わること。
UI/UXやゲーム内の画面デザインなど、ユーザー体験に深く関われるようなフロント領域に挑戦したいという思いを語ってくれました。
「そのために、今は通信制のデザインスクールに通いながら、勉強を続けています。30代半ばごろにはやりたいことをある程度やれているよう、日々積み上げています」
ー三河屋は「人を輝かせる」会社。
三河屋という会社について尋ねると、「理念にブレがない会社」と表現した広野さん。
「“人を輝かせる”という理念を実践していると感じます。毎月アンケートを実施しているのも、相手の立場に立って考える姿勢の現れだと思います」
他社と比べても、ルールが少なく自由な社風が特徴的。学習の時間を取りやすく、働きながら自分の“やりたい”にも挑戦できる環境が整っています。
ーこれから入社する未経験者へ。努力し続けられる人なら大丈夫
最後に、これから三河屋を目指す未経験者へのメッセージを伺いました。
「フォロー体制はとても手厚いですが、結局のところ“自分で学んでいく力”がないと続きません。目標があって、頑張り続けられる人なら、きっと大丈夫です」
そして、特に大切にしているのが「言語化する力」だといいます。
「最初は、何がわからないのかも分からない。でも、“わからない”をちゃんと伝える力があると、その後の学びが一気に加速します。だからこそ、コミュニケーション力を磨く努力はしてほしいです」
ー最後に
自分の「好き」に正直に、一歩ずつコツコツ歩んでいる広野さん。
研修生時代から、自分が納得するまで学習を深掘り努力する姿勢が印象的です。
現場での努力と学び、そしてこれからに向けた着実な挑戦の姿勢には流石だな、と感心させられました。
年齢や未経験という条件に縛られることなく、「やりたいからやる」という姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれるはずです。
いつかゲーム案件でUI/UXを手がけるその日まで、広野さんらしく楽しみながら歩んでいってください!
応援しています。