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人の長所を見つける力を身につけてほしかった。人間力を高める致知研修とは?

『致知』という雑誌をご存知でしょうか?

『致知』は日本で唯一人間学が学べる月刊誌として、11万人に定期購読され、 全国1,200社で社員教育に採用されている雑誌です。経営者や大学教授、スポーツの第一人者など各界で活躍する一流の人たちに、成功例や失敗例などの体験談を取材した記事が、掲載されています。

この『致知』をテキストにして、会社内で人間学を学ぶ月例の社内勉強会「木鶏会」をユウマペイントでも研修として取り入れることにしました。今回はユウマペイントで致知研修を行おうと提案した佐々木さんに、『致知』を知ったきっかけ、導入までの背景、導入して得られた効果などお伺いしました。

佐々木 亜沙美 / 役員・採用責任者

高校時代からアルバイトとして働いていたエステサロンに入社後、代表の佐々木との結婚、出産を経て、2008年7月会社設立当初からユウマペイントにジョイン。人事・経営企画をはじめ、財務や労務など幅広い業務を担当している。ユウマペイントの致知研修の発起人である。

人間力を高める研修を導入したかった

ーー致知研修の概要を教えてください。

株式会社致知出版社が刊行している『致知』という雑誌を使って、人間力を養成する研修です。「木鶏会」とも言われています。

まず研修を行う前に、取り扱う記事を1つ決め、社員全員に読んでもらい、感想文を書いてきてもらいます。そして研修当日は、その感想文を4名1グループに分かれて発表し合い、感想文に対して良い点をお互いにフィードバックし合うんです。

役職メンバーは月に1回、社員全員では四半期に1回、毎回1時間程度で実施しています。今年の2月から導入し、現在までに3回、4回行いました。

ーー致知研修を導入しようと思ったのは何がきっかけだったんですか?

『致知』を初めて知ったのは、息子から「これ知ってる?」と聞かれて、雑誌を見せてもらったことがきっかけでした。

息子が所属する野球部で、たまたま木鶏会を実施していたんですよ。息子に「どんな雑誌なの?」と聞いたのですが、「難しくてわからない」と言われて、実際に雑誌を見せてもらいました。読んでみると、思った以上に良いことが書いてあって、興味を持ったんです。

その後、息子の野球を見に行ったときに、たまたま木鶏会が行われていて、そこにいた致知出版の人に話を伺いました。また福岡で開催(致知出版)されていた木鶏会の体験会に参加し、実際にどんな成果があるのかを伺ったこともありました。

話を聞き、実際に木鶏会が行われている様子を見て、本当に人間力を養えるかもしれないと思いましたね。また、ユウマペイントには技術的なスキルを身につける研修はありましたが、人間力を養う研修がなかったこともあって、導入を決めました。

ーー致知研修で身に付く「人間力」とはどんなものだと思いますか?

致知出版では、致知研修を行うことで身に付く5つの力を紹介してくれています。

この5つの力を身につけることが、人間力を身につけることにもなるのだと私は理解しています。

また、『致知』に載っているのは、色々な経験をされて、現在各界で成功されている方の記事です。いわゆる人間力が高い、本物の人の体験や考え方が載っています。

そのようなものを学ぶことによって、人間力が向上していくと考えています。

「人の長所を見つける力を身につけること」と「理念浸透」が致知研修導入の目的

ーー人間力を向上させる研修を取り入れたかったのは何が理由だったんですか?

ユウマペイントの育成面の課題として「フィードバックするときに欠点ばかりを指摘するメンバーが多い」ということがありました。

短所を伸ばすよりも、良いところを褒めて伸ばした方が、人の成長スピードは早くなると私は考えています。そのため、社員にも人の長所を見つける力を養って欲しかったんです。

また社長の佐々木は、人としての在り方を大事にしており、社員に日々人としてどのようにあるべきかということを伝えています。ただ伝え方があまり上手くなく、社員が理解しきれていない部分もあります。

致知研修を導入すれば、社長が何を大切にし、どのような考え方を持っているか改めて理解できると思ったんです。そのような理念浸透の一環として取り入れたというのも理由の1つです。

ーー実際に致知研修を実施してみて、メンバーの反応はいかがですか?

まだ入社して日が浅い社員は「ユウマペイントがどのような会社で、どのような人たちがいるのかがわかった」と言ってくれています。またベテランの社員も「普段はあまり話をしない職人さんや社員が、何を大切にして仕事をしているのかを知れ、新たな発見がある」という感想を抱いてくれています。

このような感想を聞くと、お互いの考え方や違いを知れる良い機会になっているのだと実感できますね。

またユウマペイントは現在どんどん新しいお店を出店し、拡大していく動きを取っています。その結果、今までのようにワンフロアに全社員が集まって、コミュニケーションをとることが減っているんです。

ですので、四半期に一度でも、社員全員が集まれる研修があることを喜んでくれている社員もいますね。

ーーメンバーが変化した点はありますか?

最初に致知研修を実施したときには、普段は怒られることの方が多いからか、褒められて泣いてしまうメンバーもいました。ただそれは褒められて嬉しいというよりも、「認められた」と安心して流した涙だったと思うんです。

その後、致知研修を何度か行っていくうちに、泣くメンバーが減っていきました。これはお互いが承認される文化のようなものが根付いてきた証拠なのかもしれません。

人間力を高め、サービス向上につなげていきたい

ーーユウマペイントは次々と新しいことに挑戦しているように感じます。新しいことを導入する際に社内から反発はありませんか?

あまり反発はありませんね。というのも、新しく導入するものがあれば、いつも先に小出しにして、メンバーの反応を伺ってから、導入するようにしているためです。

例えば今回で言えば「『致知』という雑誌を読んでみた」とか「木鶏会という研修を行っている会社が福岡にあるから、今度実際に行ってみようと思う」とか、『致知』や木鶏会というものに良いイメージを持ってもらえるように、種まきをしていました。

何か新しいことを導入する場合は、悩んでいるフリをしながら種まきをして、反発が出なさそうなタイミングになってから、導入するようにしています。

ーー今後期待できる成果や変化はありますか?

人の長所を見つける力とスピーチ力の2つが高まることを期待しています。どちらも苦手とするメンバーが多いので。

また語彙力も『致知』の記事を読むことで高まると考えています。スピーチ力にも関係するかもしれませんが、たくさんの語彙で、色々な言い回しができるとお客様への伝え方が変わってくるはずです。

同じことを言っているのに言葉一つ違うだけで、不快に感じたり、気分が良くなることはありますよね。言い回しが良くなくて、クレームをいただくことも実際あるんです。

ですので、それが少しでも減って、サービスの品質が向上してくれたら嬉しいです。

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