こんにちは。Honjo state広報担当です。 今回は、私の「入社原体験」についてお話しします。
あなたは仕事を選ぶとき、「自分のスキルは会社で本当に活かせるだろうか?」と不安になったことはありますか?
私は大学で材料化学を、大学院では知識科学を専攻しました。どちらも深く探求してきた大切な専門性です。しかし、その専門性が尖っているからこそ、一つの職務に当てはめるのが難しいと感じていました。私の根っこには『物の価値を、過大広告やミスリードなく、ありのまま伝えたい』という強いポリシーがありました。この想いと自身の専門性を最大限に輝かせられる場所を、ずっと探し求めていたのです。
なぜ、stateだったのか
自分に何ができるのかを自問自答しながら挑みました。 しかし、面接で話したのは、私のスキルそのものよりも、「どうやって情報を集め、どう分析し、どう結論を導き出すか」という、私の思考のプロセスや探求心そのものでした。
Honjo stateは、私の経歴や専門性を「この業務」と限定するのではなく、「あなたなら、何ができる?」と問いかけてくれたのです。
入社の決め手は、その信頼でした。 「ここなら、私の持つスキルや経験を、まずありのまま見てくれる。 その上で、私が最も価値を発揮できる役割を、一緒に見つけていけるかもしれない」と直感したのです。
普通の企業では、まず役割があって、そこに人を当てはめます。 しかしstateではまず人がいて、その人の可能性から役割が生まれていく。 この、普通ではない環境こそが、私にとって最大の魅力でした。
入社後に見えた、本当の「価値」
入社後、私はまず自分の得意なことから業務を始めましたが、今では多岐にわたっています。例えば、Wantedlyやnoteでの記事作成、会社の理念を伝えるHPコンテンツの制作、時には動画編集まで、私の「伝える」スキルは様々な形で求められるようになり、さらに課題解決のための企画立案では、独自の視点から新たな解決策を提案し、それを誰もが理解できる資料に落とし込むという役割も担っています。
気づけば私の業務は、入社時には想像もしていなかったほど多岐にわたっていました。 それは会社から与えられたものではなく、私のできることを一つひとつ実践していくうちに、自然と出来上がっていった役割でした。
雑談から生まれた熱量の高いアイデアを、冷静な分析とわかりやすい言葉で裏付け、形にしていく。これこそが、私がずっとやりたかった「物の価値を、過大広告やミスリードなく、ありのまま伝えたい」 ことそのものだったのです。
雑談が企画に変わる瞬間
私たちの心臓部とも言えるのが、雑談の中から、企画の根っこが生まれる文化です。
メンバーがそれぞれ持ち寄る、価値観や生き様からくるユニークな視点。 それが混ざり合い、熱を帯びた時、そこには新しいアイデアの種が生まれます。 私の役割は、その熱量を冷静に分析し、誰もがイメージできる言葉とデータで輪郭を与え、未来へと繋ぐことです。
メンバーの多様な視点がなければ、アイデアは生まれない。 そして、そのアイデアを言語化し、形にするプロセスがなければ、新たな価値観を生み出すことはできない。 この有機的な連携の中で、私は「尖っていた」はずの自分の専門性が、チームの推進力に変わるという確かな手応えを感じています。
終わりに: あなたの可能性を、試してみませんか
もし、この記事を読んでいるあなたが、
- 自分の専門性やスキルが、今の職場で活かしきれていないと感じる
- 決まった役割の中で働くことに、どこか窮屈さを感じている
- 自分の「可能性」を信じて、ゼロから役割を創っていける環境に興味がある
そう感じているなら、ぜひ一度、私たちとお話ししてみませんか? あなたがまだ気づいていない可能性が、Honjo stateの次の未来を作るかもしれません。