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What we do

色や香り、栄養成分を保持する粉末化技術
わたしたちは、農業や食品産業における「未利用」の野菜や果物を、独自の技術によって新たな食品に生まれ変わらせるフードテックスタートアップです。 現在、東京都府中市に開発営業拠点、神奈川県綾瀬市に研究製造拠点を持ち、アップサイクル商品を企画・開発・製造しています。 未利用の農産物を有効活用するために、東京農工大学にて6年以上研究開発に取り組み、色や香り、栄養成分を保持したまま加工する「独自の粉末加工技術」を開発してきました。粉末にすることで、農産物を長期保存可能で加工適正が高い形に変えます。 この粉末をもとに、アップサイクル商品を作り上げることで、フードロスの削減が実現できます。 【事業の紹介】 ▪️アップサイクル製品の商品開発 スーパーや外食企業様で未利用になっている野菜をアップサイクル商品に生まれ変わらせます。 カット野菜工場などで発生するキャベツの芯やにんじんの皮 契約する生産者のもとで発生する規格外野菜 >> この中には、私たちが家庭で食べているレベルもたくさん含まれています。 こんな企業様と連携して、未利用になっている野菜を独自技術で粉末化、アップサイクル食品に生まれ変わらせることで、新しい食料システムの確立を目指しています。

Why we do

規格外で捨てられるミニトマト
加工の際に捨てられるさつまいも
【未利用食品を生まれ変わらせたい】 わたしたちの社名である グリーンエース(greenase)は、農産物(green)と酵素(-ase)を組み合わせた造語です。 生き物の体の中で、酵素は物を作ったり、分解したり、運んだり、さまざまな役割を担っています。捨てられてしまうような"もったいない"農産物にも、私たちが酵素のように関わることによって、素敵な食品に生まれ変わらせていきたい。そんな思いで会社名をグリーンエース(greenase)としました。 東京農工大学にて約6年間、野菜の色や香り、栄養成分を残したまま粉末化する技術の研究に取り組み、従来技術(※) の数倍から数百倍高いビタミン類を保持したまま粉末にする技術の開発に成功しました。(※ エアードライ/熱風乾燥技術) 私たちは、この粉末化技術を用いて、未利用食品を減らすだけでなく、新しい形・価値に生まれ変わらせるアップサイクルの取り組みを進めることで、持続的で環境に良い食料システムを実現することができると信じています。 ”捨てるのはもったいないから活用する” だけではなく、「美味しい食材を余すことなく使う」そんな社会を実現したいです。 【アップサイクル共創プロジェクト greenase 】 現在、未利用食品/フードロスに課題を抱えている小売企業や外食企業など、食品を提供する企業様と共に、アップサイクル商品を共創するプロジェクトが "greenase" です。 プロジェクトでは、独自の粉末化技術と商品開発ノウハウをもとに、小売企業様・外食企業様と連携してアップサイクル商品を創り上げていきます。 例えば、  規格外の生姜 を ドレッシング に  にんじんの皮 を ふりかけ に  コーヒーグラウンズを クッキー に生まれ変わらせることができます。 クライアントとなる小売企業や外食企業、流通企業、提携する食品メーカーとのプロジェクトをリードし、アップサイクル商品を作っていきます。 〜未利用な食品を生まれ変わらせる、新しい”あたりまえ” を創る〜 そんなプロジェクトを共に進めていくメンバーを募集します!

How we do

経営メンバー(髙橋、中村、石川)
未利用食品を生まれ変わらせる"アップサイクル"
【会社メンバー】 ・代表取締役 中村 慎之祐 1992年生まれ、山形県出身。東京農工大学にて、色や香り、栄養成分を保持したまま農産物を粉末化する研究に取り組み、2018年に(株)グリーンエースを創業。2020年に同大学院を修了し、博士(農学)を取得。生産地で廃棄される農産物を生まれ変わらせるために、野菜をより手軽に摂るブランド「Vegemin」を立ち上げる。また、未利用食品に課題を抱える企業と共同し、アップサイクル製品を開発・販売する。 ・取締役 石川 佑策 1994年生まれ、山形県出身。大学での学びに疑問を持ち、大学を中退。フリーターとして、さまざまな人と仕事に触れ、グリーンエースを共同創業。現在は、商品の企画開発営業のフロント業務と経理、採用などのバックオフィス業務を担当 ・取締役 高橋 卓真 1996年生まれ、神奈川県出身。東京農工大学博士課程時にインターンとしてグリーンエースに参画後、2024年4月に入社。より良い野菜粉末製造のための研究開発と工場の管理・運営を行う。修了に向けた論文執筆を週末に行う。 【株主】 私たちは、投資家から出資とサポートをいただきながら、事業を成長させています。 Future Food Fund:オイシックス・ラ・大地 の CVC、アップサイクル商品開発補助 三菱UFJキャピタル:ファイナンス等スタートアップの知見提供、大手企業との連携補助 リバネスキャピタル:研究開発補助、知財戦略補助 BPキャピタル(TUATファンド):ファイナンス等スタートアップの知見提供 三菱食品:アップサイクル商品開発補助、販売協力 【資金調達実績】 2022年にシードラウンドの資金調達実施 2023年にフードテック官民協議会のフードテック実証事業に採択 2024年にシリーズAラウンドの資金調達実施 2024年に農林水産省 SBIR Phase 3 事業に採択