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スレイヤーズ初のDtoC事業に密着取材!本格的電子シーシャ「CHILLHABIT」開発に踏み切った理由とその苦悩とは…

あけましておめでとうございます!スレイヤーズのライター、舟越です。
早いことに、ついに2025年になりましたね🎍
今年も引き続き、スレイヤーズをよろしくお願いします(^^)✨️

さて、今回は…

『スレイヤーズ初のDtoC事業に密着取材!
本格的電子シーシャ「CHILLHABIT」開発に踏み切った理由とその苦悩とは…』

ということで!
今回はスレイヤーズ初のDtoC事業「CHILLHABIT」の開発秘話をご紹介します✨️
広告代理店であるスレイヤーズが、なぜチルハビットの開発に踏み切ったのか?

株式会社スレイヤーズ社長の松下 知樹さん(以下:松下)、そしてマーケティング事業部の久保寺 隼也さん(以下:久保寺)に、開発に秘めた想いを振り返ってもらいました!

ー早速お話を聞かせてください!
ー開発当時の電子シーシャ市場はどんな状況でしたか?
久保寺:2023年の電子タバコの市場規模は322億~335億円くらいだったんですけど、〝電子シーシャ市場〟になると、出来立ての状態でしたね。味も煙も、本格的な電子シーシャというものはなかったです。でも、世界的にはシーシャ自体の需要ってすごく多くて。2023 年から2028 年にかけては18.9%の年平均成長率と予想されてるんですよ。店舗数だと、東京にはスターバックスと同じくらいあるんです。僕自身もシーシャが好きなので、満足のいく電子シーシャがないことをもったいなく思ってました。
また、スレイヤーズは総合的なマーケティング支援も行っているので、クライアント側の仕事も経験することで、よりgiveの幅を広げられるのでは、と考えていました。
それなら、スレイヤーズで本格的な電子シーシャを作ろう!となったのが発端ですね。

ー開発当時はどんな想いでしたか?
久保寺:「手軽な本格的シーシャ体験で、いつでも深いリラックスができる世の中にしたい!」と思って、プロジェクトを進行していました。
シーシャを吸いたくても、シーシャバーまで行かなきゃいけないとか、健康に悪そうだからとやめたりとか。そういう懸念点をすべて壊したかったです。

松下:「タバコミュニケーション」っていう言葉があるじゃないですか。非喫煙者だと、そういった場面でどうしても疎外感を感じてしまう時があると思うんです。タバコミュニケーションの中でビジネスの大事な話が進んだり、関係性の構築にも役立ったりしますよね。
だから開発当時から、煙草を吸わない非喫煙者でも、一緒に煙を楽しめるプロダクトにしよう、と決めていました。

ーチルハビットのこだわりは?
久保寺:こだわった箇所が2つあって、形と味です。
まず、見た目を本物の電子シーシャに寄せていて、他にはない高級感が感じられるのがポイントです。シーシャ好きの方のために、市販のマウスピースにも対応させました。
形も、サンプルを8パターンまで絞って、消費者にアンケートを取ったんですよ。コンパクトなものや、変わった形のものもある中で、最終的に今のハンドル型に決まりました。結果、普段からシーシャを楽しまれている方たちや、シーシャ屋を営まれている方からも好評で嬉しかったですね。
次に味ですが、シーシャバーで人気のフレーバーを調べて、より広い層の需要に応えられると感じた5種類の味に決めました。一押しの「ドゥルセ・デ・レチェ」は、松下さんがシーシャ屋で毎回頼むほど大好きなフレーバーを再現してもらったんですよ。

松下:「ドゥルセ・デ・レチェ」はミルクキャラメルクリームって意味なんですけど、その名の通りキャラメルポップコーンのような味なんです。老若男女から好かれていて、映画館やテーマパークでの思い出が蘇るような、そんな特別感がぴったりだと思い、フレーバーに加えることにしました。1回の煙でも味わいを深く感じられるように、少し濃厚な、焦がしキャラメルのような風味を再現してもらいました。手にとってくれた人から、ドゥルセ・デ・レチェの感想を聞くのがここ最近一番嬉しいですね。若い女性からも受けが良く、弊社のインターン生の子も2本買ってくれたみたいで、こっそりガッツポーズしました(笑)

ー大変だったことはなんですか?
久保寺:本物のシーシャの味を再現するのが本当に難しかったです…。例えば「レモンドロップ」だと、完成したものを吸ってみて「酸味が足りない」「甘すぎる」と感じて振り出しに戻る・・・みたいなことが何回もありました。「レモンドロップ」のテーマは〝甘酸っぱい初恋の味〟なんですけど、「初恋の味ってなんだろう?」っていうところから、何度もイメージを膨らませて。ベストな味にするために調整をひたすら繰り返して、やっと今の味にたどり着きました。
設計についても、味の再現度を高く保ちながら、シーシャに負けない量の煙を出して、液漏れもゼロにする、というのがすごく難しかったです。
それでも、シーシャ好きの方にも認めてもらえる商品にしたかったので、時間をかけて、味や煙のムラをなくして、できる限り本物の電子シーシャに近づけました。型も他社とは違う形だったので、本格的な金型から作成しています。手間も費用もかかったんですけど、その分満足のいくものができました。結果、気づいたら開発に2年、試作回数は2000回を超えてましたね。

ーローンチの思い出を教えて下さい!
久保寺:本当にいい商品だからこそ、いち早く沢山の人に試してもらいたかったです。
実際に発売して、お客様から「味が桁違いだった」「こんな体験初めて」なんて言葉を頂いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです!
シーシャバーに頻繁に通っている方からも「本物みたいで感動した」と言っていただけて、時間をかけたかいがあったなと思いました。

ーローンチでの苦労はありましたか?
久保寺:開発も大変だったんですが、発売するのも一筋縄ではいきませんでしたね。
スレイヤーズは本来、広告代理店なので、DtoC事業は初の試みで。
メーカーとしての立ち回りが初めてだったので、購入に至るまでのカートシステムや、郵送の流れなど、壁にぶつかることも少なくなかったです。販売開始してからはひたすらトライアンドエラーの繰り返しでした。
また、ネットで購入するときに個人情報を入力すると思うのですが、入力項目1つとっても、どんな内容でどんな仕様かで効果がまるで違うんです。
例えば「電話番号の入力箇所を3つに分けないで1つにする」「住所を自動入力にする」のような細かい変更と検証を何回も行いました。ユーザーの方にとっていかに入力しやすい導線を引けるかが重要で、シンプルな変更でも購入率がだいぶ変わるので、すごくやりがいがありました。
SNSでの広告施策でも、投稿されたタイミングで購入されると、嬉しく感じますね。

ーチルハビットでどんな世界にしたいですか?
久保寺:僕は普段、運転の休憩中に吸ったり、お腹が空いた時に吸ったりしてます。タバコと違って匂いがつかないので、室内でも吸えるのが嬉しいですね。シーシャバーに行かなくても、手軽に非日常感を味わえるので、重宝しています。
ニコチンとタールが入っていないので、お子さんのいるご家庭でも楽しんでいただけるかなと思います。家事や仕事で1人の時間が取れない時に、リラックスツールとして使っていただきたいです。

松下:チルハビットはマウスピースをつけて回し吸いできるところが特徴なので、お酒が苦手な人や、非喫煙者でも一緒に楽しめる、新たなコミュニケーションツールになればいいなと思っています。
リモートワークが増加してコミュニケーションが減少している時代だからこそ、一回一回の飲み会や集まりで会話を広げる手段になってくれたらなと!

ー今後の展望を教えて下さい!
久保寺:まずは味のバリエーションを増やしていきたいですね。シーシャバーに行くと、組み合わせ次第で味の可能性がいくらでも広がりますよね。より本格的なシーシャに近づけるという意味でも、お客様の吸いたい時に吸いたい味がある・・・そんな状況が理想です。
他にも、喫煙者に向けて禁煙ラインの開発や、SDGsに配慮した商品開発に取り組んでいきたいです。より幅広く楽しんでもらえるプロダクトに成長させていくつもりです。またスレイヤーズとしては、チルハビットで培った成功体験を、いち早くクライアントにgiveしていきたいですね。

ーチルハビットをどうしていきたいですか?
松下:「電子シーシャといえばチルハビット」という位置づけにしていきたいです。気付けば友達もみんな知ってる!となるくらい広めていきたいです。

ー今の課題、どう取り組んでいきますか?
久保寺:まずは、より多くの人に手にとってもらうことが一番の目標です。それと並行して、手に取っていただいた方の満足度も上げていけるように、商品のアップデートにも力を入れていきたいです。

ーありがとうございました!

スレイヤーズ初のDtoC事業「CHILLHABIT」に対する熱い気持ちが聞けましたね✨️
これからも沢山の人の手に届けられるように、スレイヤーズ一同奮闘して行きたいと思います!

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