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シリーズ【ChatGPTとフリーランス】 Vol.4 フリーランスなら絶対使いこなすべきChatGPTのプラグイン9選

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。

今日も複業メディア「ウィズパラ」で取り扱ったテーマ「シリーズ【ChatGPTとフリーランス】 Vol.4 フリーランスなら絶対使いこなすべきChatGPTのプラグイン9選」についてご紹介していきます。

ChatGPTの話題が世間を席巻して(ダジャレじゃないです)、間もないですが、皆さんはChatGPT活用されてますか?

自分は調べ物をするときなどは、すでにGoogleではなくChatGPTで検索するのが定着となっています。

フリーランスにとってもChatGPTの駆使は、必須の要件であることは疑いの余地はなくなっています。

そんな無敵の神ツールChatGPTですが、有料のChatGPT PlusやChatGPTのプラグインまで駆使している人は少数派なのではないでしょうか?

今日はそんなChatGPTのプラグインに焦点をあて、プラグインを使いこなせばフリーランスの活躍の幅が間違いなく広がるという事を解説していきたいと思います。

ChatGPTのプラグインを利用すると何ができるようになるのか?

リアルタイム情報へのアクセス

スポーツの結果や株価、最新ニュースなどのリアルタイム情報を取得できます。GPT-3.5 や GPT-4 のデフォルトモデルが学習しているのは 2021年9月までの情報ですが、プラグインを活用すればそれ以降の出来事やニュース、データを考慮した回答を得られるようになります。

世の中がめまぐるしく変化していってますからね。

2021年9月までの情報までしか持ち合わせていないAIというのは、それだけで魅力が減ってしまいますよね。

知識ベース情報の取得

ChatGPTプラグインを使用すると、従来のChatGPTでは取得できなかった知識ベース情報の取得が可能になります。

具体的には、特定のプラグインを使用することで、企業内のデータベースや個人が所有する電子ノートなどから情報を取得し、それを基にした回答を提供することが可能になります。
これにより、ChatGPTは単なる質問応答ツールから、方々で蓄積しているナレッジをもとに回答を出力することができるようになります。

ただプラグインは利用規約を確認した上で慎重に利用する必要があり、特に個人情報や機密情報を扱う際には、そのプラグインが適切なセキュリティ対策を講じているかを確認することが重要になります。

アクションの実行

ChatGPTプラグインを使用すると、特定のアクションを実行することが可能になります。
これは、メールの送信やカレンダーの予定作成など、日常的なタスクを自動化することを可能にします。

ただ単に情報のアウトプットを引き出すのにおさまらず、タスクを自動で実行してくれるようになることは、フリーランスのビジネスを自動化・効率化することのきっかけ・チャンスになると思います。

Zapierというプラグインを使用することで、GmailやTwitterなどと連携し、業務の自動化や効率化が可能です。

ChatGPTのプラグインの使い方

ChatGPT Plusに加入している場合、チャットボットのインターフェイスの左下からChatGPT設定に向かうと、Webブラウジングとプラグインにアクセスできます。

ChatGPTの有料版であるChatGPT Plus(月額20ドル(約3,000円))に加入する必要があります。

設定のベータ機能からWebブラウジングとプラグインを有効にすることで利用可能となります。

ChatGPT Plus(プラグイン)を利用する事の恩恵を熟知すれば、サブスクの出費は高くないと思います。

手順詳細

▼Step1
ChatGPTの左メニューから「Upgrade to Plus」をクリック。

▼Step2
ChatGPTの課金変更メニューが表示されるので、「Upgrade plan」を選択しクレジットカード情報を登録する。
ChatGPTのサブスク契約で月に支払う費用は20ドル(約3,000円)で、「Visa、Mastercard、JCB、Diners club」4種類のクレジットカードに対応しています。

プラグインの設定方法詳細

▼Step1
ChatGPTの左メニュー「…」から「Settings」をクリックします。

▼Step2
設定画面の「Beta features」から「Plugins」を有効化します。

▼Step3
プラグイン機能を有効化するとChatGPTの「GPT-4」の項目に「Plugins Beta」が追加されます。

▼Step4
「Plugins Beta」を選択すると「No plugins enabled」が表示されるのでクリックします。

▼Step5
「Plugin store」が表示されたらクリックします。

▼Step6
プラグインストアが一覧で表示されるので、追加したいプラグインを選択して「Install」を選択します。
導入したプラグインはチャット画面から選択することで使用できます。

※プラグインを探すときに下記のソート・フィルタリングが可能です。

Popular:人気の高いプラグインが一覧で表示
New:最新の追加されたプラグインが表示
All:全プラグインを一覧で表示
Installed:自分のインストールしたプラグインが表示
Search Plugins:導入したいプラグインを検索できる

おススメChatGPTのプラグイン9選

Prompt Perfect(プロンプト・パーフェクト)

Prompt PerfectはChatGPTのプラグインの一つで、ユーザーが入力した質問を再構成し、ChatGPTの応答の質を向上してくれます。

具体的には、質問をより明確で具体的で文脈に合ったプロンプトに変換します。

例えば、「一番高い山はどこ?」という質問を、「世界で一番高い山の場所を教えてください。」と具体化することで、より正確で詳細な回答を得ることができます。
「地ビールについて書いて」と入力した場合は、「歴史、醸造工程、スタイルなどについて詳細に書いてください」と、より具体的なプロンプトに改良されます。

このプラグインを利用することで、自分自身で品質を向上させるためのプロンプトを考える必要がなくなり、本来期待していた有用な情報を得る事が出来ます。

Show Me (ショウ・ミー)

Show Meとは、ダイアグラム(図)を作成できるChatGPTのプラグインです。
Show Meによって、次のようなフローチャートをChatGPT上に表示できるようになります。
Mermaid記法で記述を行います。

下記のようなチャートを出力することが可能です。

・フローチャート
・シーケンス図
・クラス図
・状態遷移図
・ER図
・ユーザージャーニーマップ
・ガントチャート
・円グラフ
・要求図
・Gitブランチ図
・マインドマップ
・タイムライン図
・C4図

Link Reader(リンク・リーダー)

Link ReaderはWebから記事の内容を「要約・翻訳」できるプラグインです。 Web記事以外にもPDFドキュメントやPowerPointプレゼンテーション、Wordファイルなどさまざまなファイル形式に対応しています。

URL先の情報要約

300字Link Readerを使うとウェブページ、PDF、PPT、画像、Word文書など様々な種類のリンクの内容を読み取ることができます。

リンクを与えることで関連情報を自動抽出し、コンテンツの要約などを出してくれます。

例えば、読むだけで骨が折れる研究論文のリンクをあたえ、要約を出させることで短時間で複雑な論文を理解することができます。

PDFの内容解析・要約

Link ReaderはPDFの内容も読み取ってくれます。

これは複雑かつ文章量の多い読むだけで骨が折れる研究論文などのリンクをあたえ、要約を出させるという使い道があります。

Link Readerを使えば短時間で複雑な論文をいくつも理解することができます。

文章の翻訳も可能

Link Readerは指定した内容の翻訳も可能です。
そのため英語が苦手な方であっても海外の論文やウェブサイト、報告書を問題なく理解することができます。
情報の範囲を世界中の文章に広げることができ、情報収集の際に効率を上げることができるため、情報が限られた業界に所属するビジネスマンや学生にとって便利なプラグインと言えるでしょう。

※2023年10月06日現在、Link ReaderがChatGPTプラグインから消えたという情報があります。
Link Readerプラグインの代替プラグインとして、「Webpilotプラグイン」「AskYourPDF Proプラグイン」「Universalプラグイン」などがあります。

Video Insights(ビデオ・インサイト)

YouTubeの動画を見る時間がないけれど、動画から重要な情報を得たいと感じたことはないでしょうか?
YouTubeの情報をすばやく理解し、要約・抽出してくれるツールがあります。

Video Insights」プラグインは、YouTubeやDailymotionなどの動画の概要を抽出したり、内容を要約する機能を提供するツールです。

「Video Insights」プラグインにより、長いYouTube動画を見る時間を節約したり、動画を見ることなく内容を理解することができます。

SEO.app

「SEO.app」プラグインとは、一言でいうとSEOに最適化された記事作成を自動化できる機能を追加するツールです。

「SEO.app」プラグイン開発の主な目的は、ユーザーがSEO(検索エンジン最適化)に最適化された記事を簡単に作成できるようにすることです。

ChatGPTの「SEO.app」プラグインは、Googleや他の主要な検索エンジンで上位に表示される確率を高めるために、記事の書き方や構造について専門的なアドバイスを提供する便利なツールです。

この「SEO.app」プラグインは、SEO(検索エンジン最適化)の専門知識がない方でも簡単に使えるように設計されています。

「SEO.app」プラグインの主な機能
・キーワード指定による記事アドバイス:指定したキーワードに基づいて、記事の書き方や構造について具体的なアドバイスを提供します。これにより、目的に合った記事を効率よく作成することができます。
・参考記事からの新規記事生成:他のウェブサイトやブログの記事を参考にして、新しい記事を自動で生成します。これにより、ゼロから記事を作成する手間を省き、時間を節約できます。
・既存記事のSEO最適化:既に公開されている記事を入力すると、SEOに最適化するための具体的な改善点を教えてくれます。これで、既存のコンテンツのSEO効果の底上げも期待できます。
・SEO分析機能:既存の記事やウェブページのSEO状態を詳細に分析し、改善のためのアドバイスを提供してくれます。これにより、SEOのパフォーマンスを継続的に向上させることができます。

BizToc

BizTocは、ビジネスニュースをクエリするためのプラグインです。指定されたクエリ文字列を含む最新のニュースを取得します。

例えば、「テスラの最新ニュースを教えて」というように質問するだけで関連するニュースのタイトルや要約を表示してくれます。

「BizToc」プラグインの主な機能
・ビジネスや金融の最新ニュースの取得:特定のキーワードや企業名に関連するニュースを検索して表示します。
・ニュースの詳細情報の表示:ニュースのタイトル、要約、公開日時を表示します。
・ニュースソースへの直接アクセス:ニュースのソースへのリンクを提供します。

ビジネス系・投資系のブログを運営しているフリーランスは情報の収集・フィルタリングに大いに活用できるツールです。

ASK YOUR PDF

『Ask Your PDF』は、PDFから情報を取り出すためのツールです。
『Ask Your PDF』を使うとPDFのURLから文書をダウンロードし、その中から必要な情報を抽出することができます。
例えば、歴史のレポートを書くとき、特定の出来事や人物についての情報を探すのに役立ちます。
また、科学の実験レポートで、特定の理論や実験手順を確認するのにも使えます。

Zapier

zapier(ザピアー)は、5,000以上のアプリと連携できるノーコードの自動的ツールです。
実はそんな便利なツールである「zapier(ザピアー)」がChatGPTのプラグインとして登場し、さまざまなアプリからの入力に対してChatGPTを使用して応答を生成したり、特定のタスクを自動的に実行することができます。

活用事例①: カスタマーサポートの自動応答
活用事例②: フォーム入力内容の要約とレポート作成
活用事例③: カレンダーイベントの自動スケジューリング

Scraper

Scraperを利用するとWebサイトから情報をスクレイピングできるようになります。

スクレイピングとは、Webサイトから情報を自動的に取得する技術のことを指します。
手動で情報を集める手間が省け、大量のデータを効率的に処理することが可能です。

例えば、下記の様なことができます。

・特定した商品の価格情報を複数のECサイトから一括で取得
・ニュースサイトの最新記事を自動的に取得

この技術は、市場調査や競合分析、ニュースのトレンド分析など、ビジネスの様々な場面で活用されています。

スクレイピングは他のサイトから情報を取得して、自ら発の情報として扱うので、ファクトチェックや著作権などについての配慮も充分に行いましょう。

まとめ

ChatGPTが登場してから、まだ日も浅く、ChatGPTプラグインやChatGPT自身もこれから多くの発展を遂げるのは間違いありません。

ChatGPTに代表するAIとそれに付随するツールの動向をチェックしていく事は、フリーランスにとって大きなビジネスチャンスを得る事になるのは間違いありません。

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