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私たちは、中国を拠点とする信華信グループの日本法人として、創造・信頼・融和を掲げ、グローバルなバックグラウンドを強みに、世界を豊かにするシステム開発に貢献しています。
要件定義から運用保守まで一貫対応するソフトウェア開発に加え、AI・データサイエンス、クラウド運用、グローバルセキュリティを組み合わせた先進ソリューションを提供。中国の豊富な技術者リソースを活用し、品質・コスト・スピードの三位一体体制を実現しています。さらに、国内大手企業や自治体との強固な信頼関係と多様な業界案件を通じ、エンジニアが幅広く成長できる場を整えています。
今回は、金融ソリューション事業部 開発1部の部長を務める小沼(おぬま)さんにインタビューを実施。エンジニアとしての成長環境や当社で働く魅力について、お話を伺いました。
【プロフィール】
小沼 知成:金融ソリューション事業部 開発1部部長。大学で数理工学を学んだ後、大手銀行系システム会社に入社。銀行の勘定系業務や投資信託系システムの開発・メンテナンスに携わり、プログラマーとしての経験を経て設計・マネジメントにも従事。2020年にハイシンクジャパンに入社し、長年の経験を活かしながら新たな挑戦を続けている。
一人ひとりの挑戦に合わせたアサインで成長を後押し
――小沼さんがハイシンクジャパンに入社したきっかけを教えてください。
前職では大手銀行系システム会社に27年間勤めていました。当社は前職の取引先のひとつだったので、どんなことをしている会社かよく知っていました。中国の高い技術力や豊富な人材力にも魅力を感じていましたし、前職で一緒に働いていた先輩が先にハイシンクジャパンに入社していて、「ぜひ来てみないか」と推薦してもらったのが入社の決め手です。
――「金融ソリューション事業部」とは、どのような組織ですか?
当社には約10の事業部があり、大きく分けると「個別のお客様に特化した事業部」と「業界に特化した事業部」があります。私が所属しているのは後者で、金融業界のシステム開発に特化した事業部です。
事業部の中には開発1部と開発2部があり、私は大手銀行を対象としたシステム開発を手がける開発1部の部長を務めています。開発1部には約40名のメンバーがおり、さらに複数のグループに分かれて活動しています。
――現在の業務内容について教えてください。
部長としての業務に加え、実際に開発現場にも入っています。現在は、車のローンを扱う会社のシステム開発を担当しており、当社は上流工程の部分を中心に関わっています。まず私が担当領域を確保し、その後、当社のメンバーと一緒に開発を進めていく形です。
メンバーのアサインは、言語や技術などの経験を踏まえて行います。基本的には得意な分野を担当してもらいますが、新しい分野へのチャレンジも奨励していますね。メンバーとは1on1やチャットでのコミュニケーションを頻繁に行い、「どんなチャレンジをしたいか」「どのように成長したいか」を聞きながら、それに合ったアサインを意識しています。金融系の担当から別領域への横断的な対応など、幅広い経験ができるようにもしています。
技術力と業務知識、両輪で磨けるスキル
――プロジェクトを通じて、どのようなスキルを身につけられると感じますか?
大きく分けると、「技術力」と「業務知識」の2つですね。
技術力については、中国側の最先端技術を間近で学べるのが大きな魅力です。当社では、中国の技術者に直接話を聞いたり、分からないことがあれば質問したりすることができます。さらに、中国メンバーはほとんど日本語が堪能で、日本人と同じ感覚で接することができるので、コミュニケーションもスムーズです。欧米系の外資系企業の場合、英語が基本ですが、当社は言葉の壁がないのも大きなメリットだと思います。
業務知識も幅広く身につきます。私の経験でいうと、1社目では大手企業の確定申告案件や確定拠出年金の業務を担当し、そこで得た知識を社内勉強会で講師として共有する機会もありました。2社目では、20万人を超える大企業の人事システムに関わるローコード開発案件に従事し、新しい技術を学ぶきっかけになりました。そして現在は、AIを活用したローン審査判定システムの開発に携わる中で、車の販売の仕組みまで理解できるなど、自分の生活にも直結する知識を得ています。
技術力も業務知識も、当社では上流工程に関われるからこそ積める経験があります。たとえば現在も、要件定義の段階からお客様と直接対話しながらプロジェクトを進めています。単に依頼されたものを作るのではなく、お客様と一緒に試行錯誤できるので、エンジニアとして大きく成長しやすい環境だと感じます。
――なるほど。エンジニアとしての成長という話がありましたが、ハイシンクジャパンではどのような育成方針を掲げていますか?
当社では、事前の研修だけでなく、業務に入ってOJTで学んでいくことが多いです。テスト業務などの基礎から始め、少しずつ技術を磨きながらスキルアップしていく流れですね。
評価制度は、現場リーダーやお客様からの評価を軸に行われています。これに目標管理制度を組み合わせて運用しており、具体的には年度の初めに3つの目標を設定します。その目標に基づいて自分自身で評価を行い、フィードバックを受ける流れになっています。
ちなみに、若手メンバーの中でもリーダー的なポジションで活躍している人もいます。業務を通じて責任ある経験を積み、成長の機会がしっかり用意されているのが、当社の特徴ですね。
主体的に取り組む姿勢こそ、成長の原動力
――今後の展望について教えてください。
現在は、現場に入りつつ部長職も務めているので、まずはより効率的に現場が回るよう、組織の改革を進めていきたいと考えています。また、自身の業務知識をさらに深め、勉強会などを通じてメンバーに伝えていきたいですね。
事業部としては、新たなSIerとの取引も始まっており、そこでの案件を増やすことが目標です。現在担当しているオートローンの案件もそのひとつで、今後はこうした案件を広げるとともに、事業を支える人材も増やしていきたいと考えています。
――小沼さんが感じるハイシンクジャパンの魅力を教えてください。
まず、社内の風通しの良さが挙げられます。上位役職者ともすぐに話ができる環境ですし、私自身もメンバーと気軽に話すことを大切にしています。フレンドリーな雰囲気で、何でも言いたいことを言える社風があるのは、大きな魅力だと思います。
金融ソリューション事業部について言えば、もともと金融系の仕事に携わっていたメンバーが多いのも特徴です。元銀行員や金融系システムの経験者など、比較的ベテランのメンバーが多く、そうした人たちから学べる機会も豊富にあります。
――ハイシンクジャパンでは、どのような人材を求めていますか?
主体的で、積極的に取り組める人ですね。もちろん技術力が高いに越したことはありませんが、多少不足していても、やる気や興味があればあとから身につけることができます。むしろ、業務知識がある人のほうが、早く活躍しやすい場合もあります。
特に上流工程に携わる場合は、お客様の業務や背景に興味を持ち、自分から情報を取りに行ける人が向いていると思います。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
当社は、エンジニア一人ひとりのキャリアや成長に丁寧に向き合っている会社です。会社のために頑張れる方や、一緒に成長していきたいと思える方を歓迎しています。新しいことにチャレンジしたいという気持ちがある方には、ぜひ力を発揮してもらいたいですね。