今回は、個別指導学院フリーステップの教室長として活躍する横山さんにインタビューしました。
証券会社から成学社へ転職をした横山さんは、なぜ異業種から教育業界で働くことにしたのでしょうか?
日々、生徒と保護者の方に向き合っている横山さんに、転職の背景や仕事のやりがいについて聞きました!
【横山さんのプロフィール】
和歌山県出身。大学卒業後、証券会社の営業を経て、2020年に株式会社成学社に入社。現在は教室長として、教室運営を行っている。
目次
異業種から教育業界へ!浪人時代にお世話になった先生の思い出
働く人々の姿勢と雰囲気に魅力を感じ、成学社に
不登校からの逆転劇──鍵は”目標日記”
エリアマネージャーを目指して挑戦中!チャンスがもらえる会社
横山さんのオフの顔
異業種から教育業界へ!浪人時代にお世話になった先生の思い出
まずは、横山さんの子どものころについて教えてください。
山と田んぼに囲まれた和歌山県の田舎で育ちました。
小学校では陸上のクラブチームに入り、中・高・大学では陸上部に所属して、ずっと走り回っていましたね。
大学では商学部に入り、その後、証券会社の営業として働き始めました。
なぜ証券会社を選んだのでしょうか?
給料面や、「金融ってちょっとかっこいいな」っていう浅い理由で決めてしまったんです。
営業を選んだのも、「数字が上がればインセンティブが入るな」といった単純な理由で。
そのため、徐々に仕事のやりがいがわからなくなってきて、入社2年ほどで転職することを決めました。
仕事をするうえでは、やはりやりがいも求めたいですよね。転職先に教育業界を選んだ理由は何でしょうか?
学生時代を振り返ったときに、塾とのかかわりが大きかったからです。
私は1年浪人していたのですが、当時はけっこう気持ちも落ち込みやすくて…。
小さな個人塾に通っていたのですが、その塾の塾長が勉強面以外の悩みも聞いて支えてくれたおかげで、受験を乗り越えることができたんです。
この経験以外にも、自身が人と向き合うことを大切にしてきたということもあって、「塾ならモチベーション高く働けるかもしれない」と思い教育業界への転職を決めました。
働く人々の姿勢と雰囲気に魅力を感じ、成学社に
塾の中でも、成学社を選んだ決め手は何ですか?
1つ目は、私自身が個人塾に通っていたため、個別で指導しているところがいいと思ったこと。
2つ目は、私がずっと関西圏で暮らしていたため、関西の塾がいいなと思ったことです。
実際に面接で成学社を訪問すると、社員の皆さんがとても礼儀正しくあいさつをしてくださったことが印象的でした。
そして、面接内でのお話から生徒・保護者の方と誠実に向き合っていることを強く感じて、入社を決めました。
異業種からの転職ということで、不安だったことはありますか?
入社前はそんなに不安はありませんでした。
でも、入ってから少しギャップを感じたというか、悩みましたね。
そうだったのですね。どんな悩みでしょうか?
証券会社と塾では、お客様の年齢層がまったく異なることです。
以前は年配の方がほとんどだったので、生徒や保護者の方との接し方やコミュニケーションの難しさを感じることがありました。
しかし、「自分が生徒だったらどのように感じるか?」を想像することで、少しずつ声かけや話し方が変わっていったと思います。
他に、苦労したことはありますか?
塾なので、当然成績を上げることが求められます。
ですが「自分が学生のときはこうやったよ」と熱意を持って言っても、いまいち生徒に伝わっていないことがありました。
なんで伝わらないんだろう?と、原因がわからなかったんです。
でも、あるとき自分の経験や主観だけで指導してしまっていたことに気づきました。
そこで、学力面は社内の学習管理システム(目標に対して単元ごとの理解度や進捗を把握できるもの)を活用し、生徒への対応方法は先輩からアドバイスをもらうことで、「主観だけに頼らず、データに基づく合理的な方法も伝える指導」に変えていったことで、成績が伸びる生徒の数も徐々に増えていきましたね。
不登校からの逆転劇──鍵は”目標日記”
現在の具体的な仕事内容を教えてください。
今は生徒が約100人いる教室で、教室の運営をしています。
入塾を検討されているお客様に対しては、学習の相談や塾の説明、体験授業の提供など。
すでに通っている生徒に対しては、カリキュラムの作成や年3回の三者面談に加えて、生徒や保護者の方からの進路や学習に関する相談にその都度対応します。
教室長は実際に授業を行うわけではないので、講師へ指示を出したり、授業を巡回したりして、教室全体の運営を行っています。
入社以来、印象に残っているエピソードはありますか?
不登校だった高校3年生の生徒がいたのですが、気分が落ち込みやすく、塾の授業も休みがちでした。
日々の中でしっかりコミュニケーションを取ることを心がけ、後半は毎日、交換日記のように、今日の目標を書いてもらってコメントを書いて返していました。
結果、無事に高校を卒業し、大学にも合格して、「横山さんのおかげで頑張れました」と言ってくれたときは感動しましたね!
素敵なエピソードですね!では、横山さんが仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
生徒が100人以上いるので、すごく忙しいのですが、その中でもコミュニケーションを取ることだけは怠らないようにしています。
顔を見てあいさつして、少しでも普段と違う様子が見えたら声をかけにいったりしますね。
ただ、特に小中学生は家の中と外の姿は違うことが多いので、普段塾で見えている部分だけで判断しないようにしています。
保護者の方に「家ではどんな様子ですか?」などと、なんでも率直に聞くようにして、成績が伸び悩んでいる場合も話し合って相談しています。
エリアマネージャーを目指して挑戦中!チャンスがもらえる会社
成学社の魅力は何だと思いますか?
先ほども少しふれた社内システムなどでデータが蓄積されているので、個人の力量に偏ったものではない授業や対策ができるところですね。
また、挑戦したいことはやらせてくれる社風だと思います。
私は今、エリアマネージャーを目指しているのですが、上司にそのことを伝えたら、エリアミーティングの役割を任せてもらえたり、数字の管理をさせてもらえたりしています。
このように、希望を言えばチャンスがもらえるところも魅力ですね。
では、どんな人が教室長に向いていると思いますか?
基本的に各教室に社員は一人なので、自己管理ができる方、向上心を持って生徒たちに向き合える方が向いていると思います。
最後に、横山さんの今後の目標を教えてください!
エリアマネージャーになることと、和歌山に教室を出すことです。
私の地元、和歌山にはまだ教室がないので、進出できたらうれしいですね!
横山さんのオフの顔
学生時代は陸上に明け暮れていた横山さん。
現在はゴルフが趣味で、月に1回はラウンドに行きたい!と話してくれました。
休日は体を動かしてリフレッシュしているようですよ。