reiroは、企業のブランド成長に本気で向き合うブランディングファームです。
そのなかで、クライアントの最も深い悩みを聞き出し、課題を解決するプランを描き、チームを率いてプロジェクトを成功に導くのが「ブランドパートナー」。プロジェクトの最初から最後までクライアントに伴走し続ける、事業の核となるポジションです。
今回はブランドパートナーとして活躍する、廣畑さんに業務内容やこのポジションだからこその難しさ、やりがいについて聞きました。
ときに営業、ときにディレクター、ときにプロジェクトマネージャー……さまざまな役割を横断しながら、マルチにタスクをこなす、reiroのブランドパートナーとは?
廣畑愛(ひろはた あい)
神戸市出身。神戸情報大学院大学在学中にインターンでreiroにジョイン。大学院修了後、ブランドパートナーとして正社員入社。
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プロジェクトの始まりから最後まで伴走し続けるブランドパートナー
——現在、廣畑さんはreiroのブランドパートナーとして活躍されています。まずはreiroに入社した決め手を教えてください。
情報系大学院に通っていた当時、先輩に神戸市のエンジニアコミュニティを紹介していただき、そこを通じてreiroのインターン募集に繋いでいただいたのがきっかけです。
当初はエンジニアインターンの募集枠だったのですが、カジュアル面談をする中で、ブランドパートナーという仕事を知って。私の性質により合っているのではないか、「やってみたい」という気持ちが強くなり、ブランドパートナーとして入社しました。
——reiroのブランドパートナーとして、日々どのような業務を担っていますか?
ブランドパートナーは、クライアントへのニーズヒアリングや提案、ディレクション、プロジェクトマネジメントなどを担うポジションです。
ご相談内容はさまざまですが、まずはクライアントの現状の課題感や解決したいことなどをヒアリングしていきます。その後、ヒアリング内容を踏まえて、reiroとして最適なご提案をさせていただき、採択された場合にプロジェクトキックオフになります。最適なソリューションを模索する過程で、ご提案からプロジェクトのキックオフまで長ければ半年かかる場合もありますね。
——キックオフを経て、無事プロジェクトがスタートしたあとはどのような動きになるんでしょうか?
基本的には、ディレクションもマネジメントもどちらの業務も担います。たとえばプロジェクトマネジメントでは、プロジェクト憲章や計画策定、納期などのスケジューリング、先方メンバーの確認や連絡手段の確保など、業務はかなり多岐に渡りますね。
社内に対しても自分の担当するプロジェクトのすべての工程に基本関わっており、プロジェクトの要件定義からデザイナーチームとのコンセプト設計、Webなどの場合はエンジニアチームとの情報設計、システム設計にも広く携わります。
業務は納品して終わり、ではなく、さまざまな運用支援や、「ブランドストラクチャー」というreiroのナレッジを活用したワークショップの開催などを通して、担当者の方と信頼関係を築いていくなかで、次の新しい依頼をいただくことも多いです。
——ヒアリングにはじまり、納品後まで一貫して関わっているんですね。
私たちはブランドパートナーとして企業にジョインし、伴走しながら取り組むことによって、“中長期的に”ブランドを成長に導くことを大切にしています。
クリエイティブの質はもちろん、常に「ブランドを成長させるためにはどうすればいいか」「よりブランドを有意義にするために必要なものは何か」を考え続けています。
reiroは「あらゆる課題をブランドで解決する」ブランディングファームだからこそ、制作して終わり、制作物だけにフォーカスがいくようなコミュニケーションにならないようにブランドパートナーとして心がけていますね。
一つとして同じものがないからこそ、信頼を得られた瞬間が大きなやりがいに
——実際にブランドパートナーとして働く前後でギャップはありましたか?
事前に業務幅については聞いていたので理解はしていたものの、いざ働きはじめると「業務の範囲が広い!マルチタスクが大変!」というのが正直なところでした(笑)。
フェーズによって、営業寄りの動きが必要だったり、ディレクター・PMのポジションを担当したり、事務作業をこなしたり……と様々な役割を横断しているような感覚で。細かい地味な作業もあるし、指揮を執ることもあるし、何か一つの業務だけにフォーカスして動いているわけではないんですよね。まさに「ブランド“パートナー”」という肩書きがぴったりなポジションだなと。
いい意味で想像以上にカバーするところが多いので、いろいろな方々と関われることや、幅広いスキルを磨いていけることにおもしろさを感じます。
——廣畑さんが感じる、この仕事のやりがいはなんでしょうか?
たくさんありますが、やはりプロジェクトの始まりから最後まで関わっているからこそ、受注できたとき、納品時にご評価いただけたときには、言葉には表せない喜びとやりがいがありますね。
仮に同じ「サイトを制作したい」というオーダーでも、業界や業態、ジャンルが違えば最適なソリューションは異なります。プロジェクトごとに業界知識をインプットし、市場動向をリサーチし……とインプットには苦労しますが、だからこそ価値を感じていただけた瞬間には大きなやりがいを感じます。
——このポジションの難しさが、やりがいでもあるんですね。
そうですね。あとは、プロジェクトの最初のヒアリングも、難しさでもあり、パートナーとしての腕の見せ所でもあると感じています。
本質的なソリューションをご提案するために、ご相談いただいた時点である程度課題や手段が明確になっていた場合にも、顕在化していない課題がないか、ニーズに沿った他の選択肢がないか、慎重に丁寧に深掘りしています。
ブランディングファームとして、クライアントの真のニーズに応えられるものを提案できるように、言葉をそのまま受け取るだけでなく、より深いところまでじっくり向き合っています。
必要なのは、共通の価値観と“異なるもの”をリスペクトし合えること
——業務範囲がとても幅広いポジションですが、どのようにタスクを整理して取り組んでいますか?
週の始まりにその1週間ぶんの仮スケジュールを引くようにしています。社内外問わず関わる人が多いので、最初のころは各所への連絡対応だけで1日が終わってしまう……みたいになっていたんです。
一つひとつの質の担保はもちろんですが、同時進行する案件、ひいては案件ごとに自分の関わり方も異なるなかで、自分なりに仕組み化しなければ、と痛感して。そこからは1日単位のルーティンをある程度決めてから動くようにしています。
とはいえ、修正作業や追加与件など突発的な部分もあるので、柔軟に対応できるように、余白を持って“固めすぎない”スケジューリングを大事にしています。
——働き方についても教えてください。
reiroは基本的にリモート勤務も可能で、私は出社3日、リモートワーク2日で働いています。ブランドパートナーのポジションとしては、クライアントさんとはオンラインコミュニケーションが多いですが、社内ではミーティングがあったり、細やかなすり合わせが必要だったりすることもあります。
仕事の話だけであれば、もしかしたら完全リモートワークでも良いのかもしれませんが……。私はみんなの顔を見て、温度感をキャッチアップしながらコミュニケーションを取るのも、ブランドパートナーとしての大切な役割だと感じているので、どちらのスタイルも織り交ぜながら働いています。
——reiroのブランドパートナーには、どんな方が向いていると思いますか?
まずは、reiroが掲げるバリューにマッチしている方。そしてプロジェクトはみんなで進めていくので、協調性があって、自分がつくったものに対して責任感があるプロフェッショナルな方ならたのしく働けるのではないかなと思います。
ブランドパートナーは営業力や提案力も必要なので、その経験がある方なら、なお力を発揮していただけるのではないでしょうか。
個人的には、バリューはマッチした上で、今いるメンバーとは少し属性が異なる方にもぜひ来ていただきたいなと。それぞれの得意分野を活かしつつ、社内に新しい風を吹かせてくれる方とも出会えると嬉しいです!
reiroにはそれぞれポジションは違えど、お互いを思いやり、リスペクトする社風が根付いています。メンバーの「やりたい」や意思決定を最大限に尊重してくれる環境があるので、興味を持ってくださったらぜひ一度お話ししましょう!