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目の前の仕事を丁寧に。クリエイティブの力でブランドの魅力を伝える会社の課題と夢。

レイロで活躍するメンバーへのインタビュー!

第一回目は株式会社レイロの代表である八田さんに、レイロを立ち上げたきっかけや、今後の目標についてお話を伺いました!


八田 亮輔

神戸芸術工科大学を卒業後、株式会社ノエビアへ入社。化粧品のパッケージデザインやマーケティングに従事。代表事例として、「ノエビアスタジアム神戸 CI・サイン計画」など。その後、ユニ・チャーム株式会社へ入社。グローバル・マーケティング・コミュニケーション本部にて、紙おむつブランド「ムーニー」のブランドディレクションを担当。2019年5月より、ブランディングファーム reiroを設立。趣味は将棋、音楽鑑賞など。

漠然とした夢から始まった

—まずレイロを設立するきっかけとなったエピソードを聞かせてください!

遡ると、小学生の頃からの親友との約束がきっかけですね。元々、美大生だった20歳くらいの頃に「自分のデザインスキルで仕事がしたい」と考えていました。その当時に、親友と夢を語り合う中で「30歳になったら一緒に起業をしよう」と約束しました。大学生らしくコンビニでの駐車場でお酒を飲みながら(笑)

本当に漠然としていたけれど、自分の中に「起業する」という選択肢が生まれたきっかけとなった最初の出来事です。


—卒業後はまず就職されたんですね!

はい!大学卒業後は株式会社ノエビアにデザイナーとして就職しました。 きっかけは大学3年生の頃です。当時、起業の夢はあったものの自分のスキルや完成に大変悩んでいました。美大生には多い悩みかもしれませんね。どうしても感性を評価される場面が多い土壌だったので。

そんな時、毎年開催されている企業と学生がコラボするコンペに参加する機会がありました。それまでのコンペでは、かっこいい、独創的なデザインなど、感性を問うテーマが多かったのですが、僕の参加した年は事業提案コンペでした。そこで見事優勝することができました。美大生としての感性やスキルに悩んでいた当時の自分にとって、感性以外の企画・提案の部分で評価をもらえたことが、自分にとって大きな自信となりました。そこからメーカーのデザイナーとして働いてみようという考えに繋がりました。


—ではブランディングを事業にしようとしたきっかけは?

ブランディングを知ったのは会社員時代ですね。 会社員として仕事に打ち込む中でも「いつかは起業する」という約束は常に頭にあり、そのための修行だと考えて日々仕事に取り組んでいました。他のデザイン事務所や会社について調べたり、必要なスキルを身に付けたり…。

その中で徐々に「自分は全体の世界観を描いたり、それを事業と結びつけることが得意かもしれない」ということに気づき始めたんです。その頃に「ブランディング」という概念に出会いました。

ブランディングを自分の事業として活かす感覚が無かった当時、ものすごく興味を惹かれたんです。「物作りや企画が好き」という自分の軸と「ブランディング」が重なり合った瞬間でした。

そこから、現在のレイロの事業の特徴である「クリエイティブ×ブランディング」が生まれました。

皆で良いものを作りたい

—では八田さんの考えるレイロの魅力とは何でしょうか?

色々ありますが、1番は質を追い求める姿勢ですね。レイロでは大量消費のようなプロジェクトは行わず、目の前の仕事1つ1つと丁寧に向き合うことを常に大切にしています。

そして、レイロには前向きにチャレンジするメンバーが集まっています。他者を大切にし、みんなが尊重しあえる会社です。そう言い切れる会社はなかなか無いと思っています。


ー本当にそう思います。では、現在のレイロの課題点を上げるなら何でしょうか?

今の1番の課題は、一緒に働く仲間が不足していることです。元々レイロは僕1人で運営していたのですが、組織化を考え少しずつメンバーを増やしている段階にあります。レイロの魅力である「丁寧な仕事」を大切にしていくためにも、一緒に物作りをする新たなメンバーを募集しています!


ー私が入社した時、レイロの採用スタイルって特徴的だなと感じました!採用については何を重視されていますか?

レイロの採用スタイルはideoという会社を参考にしています。

レイロでは、書類選考をして面接を数回して…という一般的な採用方法は使わず、

カジュアル面談

​↓

実際に来社していただき、メンバーと一緒に仕事をしてみる

後日改めて面談をする

というスタイルを採用しています。

そして僕だけの意見で決めるのではなく、社内メンバーの意見を取り入れて採用を決めています。そしてもちろん応募してくれた方からも、レイロが自分に合うかどうか素直な意見をいただきたいんです。少人数の会社なので、良い仕事をするためにもメンバーとのマッチがお互いにとって重要だと考えています。なので、実際に現地に来ていただいてメンバーと交流してもらう時間を大切にしていますね。


ー現在レイロでは新しいメンバーを募集中ですが、どのような方に来てほしいですか?

レイロでは基本的に年齢、性別、国籍は問いません。1番大切なのはレイロのカルチャーがフィットする人ですね。スキルも大切ですが、 何よりも一緒に気持ち良く仕事が出来るかが大切だと思うんです。レイロでは1人で行う仕事は1つも無く、常に皆で良いものを作ることを大切にしているので「他人の意見・感性を尊重し合いながら一緒に物作りをする」ことに楽しさを感じる方は、きっとレイロで一緒に素晴らしい仕事が出来ると思います。

最後に

—それでは最後にレイロの中長期的な展望を聞かせてください!

やりたいことは沢山あります!でも、まずレイロの事業の大きな目的としては「ブランディングの解明」「ブランドの大切さを知ってもらう」こと!

海外と比べると、日本ではブランドを成長させることに興味を持つ人は沢山いますが、それに対してお金を払うという行為はまだ浸透していません。

「デザインすること=ブランディング」と考える人も多いですが、あくまでそれは狭義です。
レイロでは、ブランドの思いやコンセプトなどの根幹の部分が大切だということを啓蒙していき、最終的にはブランド戦略・継続的な支援なども含めたブランド全体を支援する存在になりたいと考えています。

そのためにも、まずはブランディングの中でも重要な要素である「クリエイティブ」に重点を置いた組織を作りたい!良いクリエイティブが出来る環境作りを行うことが目の前の目標です。


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