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【Aburi Global通信】グローバルブランド「Aburi TORA」とは?

Aburi TORA - 次世代の寿司業態「Sushi 3.0」-

Aburi TORAは、Aburi Groupのマルチブランド戦略の中核を担う未来型ビジネスモデルとして、2019年1月にTorontoに1号店を開業し、2019年9月に東京の二子玉川に「九州寿司寿司虎byTORA」という屋号で日本1号店を開業しました。本来、Aburi TORAというグローバルブランドを目指す上では、東京もAburi TORAだけでスタートしたかったのですが、それだけだと寿司店として認知されないのではないかという懸念があり、この屋号を採用し開業しました。

ブランドが認知された今、日本においてもAburi TORA世界戦略の日本版として、2024年9月、「Aburi TORA - 熟成鮨と炙り鮨-」という屋号で統一します。日本版としてサブタイトルを入れたのは、Aburi TORA日本版のコアコンセプトとして提唱することが目的です。

それは、Groupの行動指針である「Think Global、Act Local」に基づき、TORAのビジョンおよびコンセプトは同一でありながらも、それぞれの国によって異なる食文化や嗜好によって戦略を一部変更するというところから着想しました。

Aburi TORAのビジョンとは

「高級店のクオリティをリーズナブルに、より多くの人々へ」

従来のカウンター高級寿司店でも、回転寿司でもない、全く新しい寿司業態です。業態を 「Sushi 3.0」と定義し、そのインフラにテクノロジーを取り入れ、これからの時代のマーケットと経営環境に迎合した、次世代モデル「SushiTunes」というコンセプトで展開します。

 「SushiTunes」とは、音楽業界がテクノロジーによって進化し、iTunesが誕生した経緯に着想を得ています。かつて音楽業界は、レコード、カセット、CDといったデバイスを介して、パブリックにより簡単に、リーズナブルに音楽を楽しむ環境を提供してきました。iTunesはデジタルイノベーションによって、定額であらゆるジャンルの好きな音楽を楽しむことができる環境を実現しました。あっという間に音楽というそのコンテンツを楽しむことに圧倒的な利便性とコストダウンによるユーザーフレンドリーを実現し、デジタル音楽配信サービスは業界のゲームチェンジャーとなりました。これと同様のメソッドで、Aburi TORAは、テクノロジーを駆使し寿司業界に新たな価値を提供することを目指しています。

 「SushiTunes」の顧客体験とは

①おまかせ高級寿司店レベルの熟成鮨

 テクノロジーの進化は、今後、さまざまな産業に変革をもたらすと考えられます。特に人材不足やコスト増、消費者の嗜好の変化によって、経営リスクが増大している食品業界においては、同様のゲームチェンジが求められています。Aburi TORAは、フードテックとDX(デジタルトランスフォーメーション)を導入し、高級店と同様の熟成鮨のクオリティをリーズナブルに再現することに成功しました。

②自分好みの鮨をEat Listで

「熟成鮨」以外にも、北米で人気を博した「Aburi Sushi」から日本オリジナルの「炙り鮨」「塩にぎり鮨(塩檸檬)」、巻物や逸品料理、そして子供たちが楽しめるメニューまで、幅広いバリエーションを取り揃えています。子供から大人まで、誰もが自分好みのスタイルで寿司を楽しめる新しい体験を提供します。高速レーンの導入により、高級寿司店のように握りたての寿司を人肌の温度で提供する価値を再現しています。これにより、寿司シャリの温度が下がることなく、お客様のテーブルに届き、最高の状態でお楽しみいただけます。Aburi TORAは、リーズナブルに「本格的な江戸前熟成鮨」を楽しめるだけでなく、多様な寿司スタイルを提供する、次世代の寿司店のあるべき姿を具現化しています。

「希望の拡大ではなく、持続性を伴った成長へ」

さらに、私たちは水産資源と生産者を守るためのプロジェクトに取り組み、現場での働き方を変革するメソッドを導入するなど、次世代に繋がる持続可能なビジネスモデルを確立し、業界に新たな価値を提供していくことに取り組むことをミッションとしています。また、そのミッションに並行して、Aburi TORAは今後もバージョン「Sushi4.0-5.0」へと段階的なアップデートを構想しています。

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