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学生の皆さんの「情熱」が詰まったブースを巡って
こんにちは! ミスリル株式会社の採用担当です。
2025年9月25日〜28日、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2025に参加してきました。会場は今年も熱気にあふれていました! 各社の試遊体験コーナーでは常に列ができており、来場者のみなさんのワクワクが伝わってきました。
私は採用担当として、未来のゲームクリエイターの皆さんと出会うことを楽しみに、ゲームアカデミーコーナーを中心に視察致しました。ゲームアカデミーコーナーでは、全国各地の高校・専門学校・大学が個性豊かなゲーム作品を展示しており、多くの来場者が足を止め、作品に見入っていらっしゃいました。
今回の記事では、そのときの様子をゆるっとお届けしたいと思います。
まるでゲームセンター!学生制作のドライブゲーム
まずは来年春、弊社へ入社予定の学生さんが展示していた作品を見に行きました!
事前に「車が運転できるよ」と聞いていましたが、想像を超える本格的な展示で驚きました!
ゲームセンターにあるような本格的なドライブゲームを、学生の皆さんで制作されたそうです。
実際に遊んでみたのたのですが、座面から伝わる振動がとてもリアルで本当に車を運転しているようでした。ゲーム内で車体がぶつかる度に衝撃が伝わってきて、アクセルを踏み込むとグッと一気に加速するあの感覚がとても楽しかったです! こちらのゲームは、今後さらにアップデートを予定されているようで、ますます楽しみです。
こちらのブース以外にも学生さんならではの自由でチャレンジングな展示が数多くあり、とても見応えがありました。
個別の紹介は割愛させていただきますが、どの学校ブースも学生の皆さんの発想力と技術が光る作品ばかりでした。グラフィックの美しさ、斬新なゲームシステム、そして何よりも「ゲームが大好き」という純粋な思いが伝わってくる作品の数々に、私も刺激を受けました!
「次世代クリエイター育成」のいま
そして今回は先生方とじっくりお話する時間を多くとらせて頂きました。最新のクリエイター教育を肌で感じられ、とても勉強になりました。
各学校の先生方が共通しておっしゃっていたのは「実践重視」へのシフトです。
チーム制作やゲームジャムなど、実際に手を動かして作る経験を通じ、学生の皆さんが「現場で通じる力」を磨けるようなカリキュラムづくりを意識されているとのことでした。
他にも企業と一緒に作品を作ったり、現役クリエイターの方々から直接フィードバックをもらう機会を設定したりと、産学連携の形もどんどん多様になってきているようです。
特にプログラミング教育ではUnityやUnreal Engineといった定番のゲームエンジンを学ぶのはもちろんのこと、C/C++を使った基礎教育を重視する流れが強まっていました。
ゲームエンジンを使えるだけではなく、自分自身で基礎の仕組みを作れる力を育てたいという教育者側の強い思いが共通していることがわかります。
東京ゲームショウで感じた、ものづくりへのエネルギー
繰り返しになりますが、今年の東京ゲームショウも会場全体が熱気に包まれ、多くの人の“ゲームへの情熱”を感じるイベントでした。
ゲームアカデミーコーナーも活気にあふれ、学生の皆さんの純粋な情熱と、彼らを支える先生方の熱意が伝わってきます。
どの学校も「学生を即戦力に育てたい」という思いが共通しており、ゲーム業界の未来を支えるクリエイター育成が着実に進んでいて、とても頼もしく感じました。
来年も、未来のクリエイターの皆さんに出会えるのか楽しみです!