【社員インタビュー/EC領域プロジェクトマネジャー】暮らしの課題を解く買い物体験へ、マーケットプレイス化を推進
ーーこれまでのキャリアと現在ニトリデジタルベースで担当されている業務、役割を教えてください。
これまで一貫して、システムの企画・構築に携わるキャリアを積んできました。
前々職では生命保険会社にて、基幹系システムや大規模なアプリケーション開発のリード役として、主に上流工程を含むプロジェクトを推進していました。
その後、前職では小売事業を傘下に持つ総合流通グループのIT部門に移り、ECシステムの刷新や継続的な機能強化(エンハンス)に携わり、EC領域での経験を深めてきました。
現在はニトリデジタルベースのデジタルコマースチームに所属し、ニトリネットおよびニトリアプリに関わる開発プロジェクトのマネジメントを担当しています。具体的には複数の案件を横断的に管理しながら、要件定義といった上流工程のコントロール、そしてエンジニアが所属するEC開発チームとの連携・コミュニケーションを行い、プロジェクト全体が円滑に進むよう調整する役割を担っています。
ーー数ある企業の中で、最終的にニトリデジタルベースへの入社を決めた「決定的な理由」は何だったのでしょうか?
入社を決めた理由は大きく二つあります。
一つ目は、ニトリが「製造・物流・IT・小売」を一気通貫で手がけるビジネスモデルの中で、内製を強力に推進している点です。国内だけでなくグローバルにも事業を展開しているフェーズであり、その中核となるIT投資にも本気で取り組んでいると強く感じました。これほどスケールの大きなフィールドで、内製開発に深く関われる企業は多くありません。
二つ目は、選考を通じてお会いした多くの社員の方々から伺ったエピソードにあります。開発効率化の提案事例や、自発的に声をあげて挑戦している姿に触れ、「与えられた仕事をこなすだけではなく、積極的に改善・挑戦していく風土」が根付いていることを実感しました。そうした環境は、自分自身にとっても大きな刺激となり、成長につながると感じたことが、入社の決定打となりました。
ーー現在携わっている代表的なプロジェクトまたは業務について教えてください。
現在、複数の大・中規模プロジェクトを並行したマネジメントを担当していますが、その中でも代表的なものが「ニトリネットのマーケットプレイス化プロジェクト」です。約300人月規模の大きなプロジェクトで、『暮らし』のお困りごとを解決していく会社を目指すにあたり、新たな買い物体験追求の重要テーマの一つとなりました。
2025年5月に実施したニトリネット刷新では、一部工程を外部ベンダーへ委託して進めましたが、マーケットプレイス化については、企画から開発までを社員の内製中心で推進した点が大きな特徴です。内製だからこそ、ビジネスサイドとの密な連携や仕様調整のスピード感を活かしながら、プロジェクトを進めることができました。
ーーこのプロジェクトの「面白さ」や、逆に「難しさ」はどのような点にありますか?
今回のプロジェクトの面白さは、ニトリネットがお客様に長く利用され続ける未来を見据え、IT部門としてどのようなスキルが必要なのか、どのような要件定義・設計を行うべきなのかを、社員同士で何度もディスカッションしながら形にしていける点にあります。技術的な視点だけでなく、長期的な事業成長に向けた視座を持ちながら検討を重ね、それを実践に移していくプロセスは、とてもやりがいを感じる部分でした。
一方で、難しさを感じたのは、既存の買い物体験に影響を与えないことが絶対条件だった点です。新たな仕組みを導入しながらも、既存のお客様が不便を感じないようにするため、さまざまな観点から議論を重ね、最終的には経営層も交えながら設計指針を固めていきました。
また、このプロジェクトには若手エンジニアも多く参画しており、事業を支える大規模プロダクトにおける課題解決を自ら経験できたことは、メンバーにとっても非常に貴重な機会になったと思います。
ーー1か月ほど実際にニトリ店舗で業務を経験されたということですがどのような気づきや学びがあり、業務を進めるうえで、その経験がどのように活きていますか?
店舗配属期間では、1日の業務の流れはもちろん、商品の動きや会計の流れ、オペレーションなど、店舗運営の全体像を実体験として理解することができました。実際に現場に立つことで、店舗従業員がどのように業務システムを使っているのか、そしてお客様と従業員の双方が利用するニトリネットがどのような場面で活用されているのかを、リアルな視点で把握することができました。
この現場視点での気づきは非常に大きく、店舗での業務を観察する中で、システム改善につながる“ネタ”をいくつも拾い上げることができました。実際に、店舗配属中に発見したシステム上の課題は、IT部門に着任後すぐに改善に着手し、すでに機能改修としてリリースされているものもあります。
こうした経験を通じて、現場を正しく理解することが、よりスピード感のある改善や本質的な価値提供につながるということを改めて実感しています。
ーーニトリ独自の「製造物流IT小売業」 という強みは、実際のプロジェクトや業務でどのように感じますか?
ニトリは製造・物流・IT・小売を一気通貫で手がける独自のビジネスモデルを持っています。幅広いビジネスドメインが存在し、各領域の業務システムを内製で開発しているため、コアとなる機能や仕組みを社員が深く理解している点に大きな強みを感じています。
この“自分たちの手でつくり、改善し続けられる仕組み”があることで、意思決定の速さが格段に上がり、そのまま現場やお客様により良いサービスを届けるスピードに直結しています。必要な情報がすぐ共有され、改善提案も素早く形にできるため、全社的な一体感の中でプロジェクトを推進できる点が、ニトリならではの魅力だと感じています。
ーーニトリデジタルベースだからこそ得られる、他社にはないキャリアの魅力はを教えてください。
私が入社後に強く実感したのは、自ら声を上げ、やりたいことを主体的にドライブしていくための裁量が広く与えられている環境があるということです。プロジェクトやチームのマネジメントに留まらず、自分で課題を見つけ、提案し、実行までリードできる風土は、キャリアの成長に大きなプラスとなっています。
特にEC領域では、役割の定義に自由度が高く、ビジネス部門と密接に連携しながら要件を整理し、共にプロジェクトを推進できる点が大きな魅力です。こうした環境は、若手エンジニアにとっても早い段階から幅広い経験を積める場となり、将来のキャリア選択の可能性を確実に広げてくれます。
また、ニトリではIT部門・ビジネス部門の双方に対して事業の情報や数字が平等に共有されるため、与えられた情報をベースに「自分たちの立場で何ができるのか」を常に考え、実行していくことが求められます。ITを単なる“システム開発の手段”としてではなく、事業を変革するための武器として活用したいという志向を持つ方には、非常に魅力的な環境だと感じています。