ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス)では、主に中高生の利用者さんに支援をしています。
就労の最前線の年代でもあり、生活スキルや社会スキル、仕事体験などといった就労準備に特化したプログラムなどを行っています。
就労準備に特化したプログラムの中でも、実際に地域の企業で就労を体験していただくことも行っており、今回は株式会社野上緑化の長谷川さんにご協力いただき、2日間の就労体験を行わせていただきました。
※株式会社野上緑化とは…
富山市に本社を置く造園会社さんです。都市公園の施工や管理を行っており、ヴィストキャリア(就労移行支援事業)での就労体験でもお世話になっています。
就労体験の目的とは
ヴィストカレッジ富山駅前では、様々な仕事体験や就労体験などを通して、自分の得意不得意を体験・体感してもらっています。
様々なことを実際に経験することにより、自分の得意不得意がわかり、自己理解につながります。
そして、その得意を活かせる職業に就くこともできます。
仮にその作業が不得意であっとしても、決して落ち込む必要はなく、その後も色々な活動を通して、自分の得意を見つけて行けば良いと考えています。
このように、実際に経験しながら、自分の得意不得意を確認することが就労体験の目的となっています。
2日間作業の様子について
今回は、男性の高校2年生の利用者さんが参加しました。
作業時間は両日とも2時間で、仕事の内容は、1日目が石垣のセメント塗装の補助、2日目が陸上競技場の芝生の補修作業を行いました。
就労体験1日目
1日目は石垣のセメント塗装の補助の作業を行いました。
野上緑化の長谷川さんが石垣の間にセメント塗装を行い、はみ出したセメントをブラシやスポンジなどで磨く作業です。
途中で、一時的に強い雨が降るなど、天候が不安でしたが、手を止めることなく作業を続けていました。
初日から難しい作業でしたが、長谷川さんの助言のもと、最後まで集中して取り組むことができました。
就労体験2日目
2日目は陸上競技場の芝生の補修作業を行いました。芝生のデコボコを埋める作業です。
芝生の面積が大きく、大変な作業でしたが、しっかりと集中して取り組んでいました。
また、1日目と打って変わって、日差しが強く気温が高くまで上がりましたが、天候など気にすることなく、黙々と作業に打ち込んでいました。
就労体験をふり返って
2人の利用者さんは、この2日間を通して様々な経験をしました。
どちらの作業も今までやったことがなく、学校などでもできないような体験ができ、ご本人は「良い経験になりました」と満足そうな表情をしながら話していたのが印象的でした。
また、親御さんからも、このような体験ができたことで、学校ではより自信を持って取り組むことができているとお話されていらっしゃいました。
就労体験は自分の得意不得意を見つけることが目的です。
様々なことを経験することによって、大きな自信につながります。
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ヴィストでは、こうした様々な就労体験をはじめ、イベントやワーク活動を通して、子どもたちとじっくり関わり、子どもたちの可能性を広げていく児童指導員を募集しています。
将来自立した大人になるための<キャリア教育・個別療育>を重視し、日々支援を提供しています。
少しでも気になった方は、カジュアル面談やWEB見学会なども行っていますので、お気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンからご連絡ください!