1
/
5

趣味を仕事に活かせる!?エンジニア向けのゲーム4選

こんにちは。

株式会社Espoirの中山です。

本日のテーマは「ゲーム好き必見!エンジニアが選ぶおすすめのゲーム」です。

個人の見解にはなりますが、エンジニアこそゲームに触れるべきと捉えています。

作品にもよりますが、そもそもの考え方としてロジカル×クリティカルに思考を持つことに関してゲームとエンジニアのプロダクト開発においては共通項は非常に多いです。

特に、サイバーパンク系のゲーム、仮想世界をモチーフとしたゲームはプレイジャンルに問わずとても論理的思考が養われます。

エンジニアとしての視覚化や言語化が必須であることから、今回はその力をエンターテイメントからの観点でゲーム同好会メンバーによるオススメの4作品をご紹介します。

ゲームが好きな方、あまり触れてこなかったけど気にはなる、という方はぜひご一読ください。

心の中を駆け巡れ!深層心理アドベンチャー「ペルソナ5」

王道RPGながらもクリエイティブさが盛りだくさん!

一見、よくあるアクションアドベンチャーに見られがちな本作ですが、ゲーム形式としてはRPGのターン制バトルを敷いておりストーリー性も非常に高く直近ではリマスター版もリリースされた作品です。

現実社会でも見覚えのある街や及び学校を舞台に、もうひとりの自分であるペルソナの能力に目覚めた学生たちが、ストーリー進行中に発生する事件や困難に立ち向かいながら人としても成長していく話です。

ゲーム性からすると、RPGの特徴からアイテムマネジメントやスキルマネジメント、優位に進めるためにどのような立ち回りや準備をしなければならないかをよく考えさせられます。これはエンジニアにおいては引き出しという形でいつでも出せる状態にしてリファクタリングの観点からもロジカルに捉える能力に精通しています。

バラエティ豊かなキャラクターでパーティを組むあたり、エンジニアの現場のチーム編成にも親和性を感じますね。

また、決められたルートを単純に進めるだけではなく、IF展開などもあったりするので創造性を掻き立てらます。

このゲームをおすすめした人

・GM K.Oさん

キャラの個性も好きだけど、何よりもクレバーな思考が養える!
作中に出てくるプロのハッカーが幼いながらも準備力リサーチ力が凄まじくて憧れた!
今の自分があるのはこの作品に出会えたからと言っても過言ではないです!ショータイムだ!

・WEBエンジニアK.Mさん

選択した会話パターンで結末だったり発生するイベントが変化するので、実際に最近行ったアルゴリズムのフローによく似ていて親和性を感じます!

メタバースに近い?電脳空間が舞台のサイバーアクションゲーム「ロックマンエグゼ」

現実世界と仮想世界が表裏一体!

一昨年、リリースから20周年を迎えた本作。開発会社にとっても歴史のあるシリーズの一つでもあり、世代によっては幼少期に触れた人も割と多いのではないでしょうか。

ゲームの舞台は電脳世界が普及して、ネットワークが生活の基盤インフラにもなっている規模感での物語です。この電脳世界を軸に、ネット世界のサイバー犯罪の阻止やウイルスなどの観点を早い段階から知られるエンジニアにとっても親和性の高い内容となっています。

電脳世界は今メジャーでトレンドともなっているメタバースに精通するものであり、かく言う私もこの作品をキッカケにメタバース事業を構想していたりもします。

生活の基盤にまで波及する世界、このゲームを通じてネットワークの見え方や考え方がより多次元的に拡張される、そんな最先端を意識した作品ですね。

このゲームをおすすめした人

・WEBエンジニアY.Dさん

子供の頃、パソコンのUSBドックを見たり、LAN接続端子を見かけるたびにロックマンEXEを意識していた自分がいました。(笑)ちょっとした社会現象にもなっていたんじゃないかと思います。
ゲームの内容としては、ターン制バトルで相手の属性によって有利になる攻撃を選択して行動する部分で条件などを使用しているので、条件分岐やルール化、コンポーネント設計などのエンジニアとしての開発観点に活かせます。この作品がなければ今の思考に固まらなかったかもしれません。

アンドロイドが普及した世界!シリアスながらもロジカルなシナリオゲーム「DETROIT: Become Human」

人よりも人間らしい機械の苦悩や思考を描く

舞台は人間とアンドロイドが共存する世界。

人類の叡智を遥かに凌ぐ知能や機能を備えたアンドロイドたちが、理不尽にも苦境に立たされる現実において感情を持たないはずのロボットが真実と正しい選択について試行錯誤していくストーリーとなっています。

便利な社会にすべく誕生したアンドロイドが、人間のいいように使われて道具としてしか認識されていない中で本当に正しいものは何か?をひたすら追求していきます。

人間にはない葛藤ではあるものの、機械的な判断や感情を伴わない判断など、割り切った選択肢が多く出てくるのでパソコンの処理にとても似ています。この辺りはエンジニアとしてのイメージに最も近しいですね。

現時点で作中に登場するような汎用性の高い人間型のロボットは現実世界にはいませんが、飲食店でのAIロボットや某携帯キャリアにて展開された会話型ロボット、生産業に至ってはアーム式の作業用ロボットなど、先を見据えた形でのロボットは局所的に開発・リリースされています。

某人間型ロボット映画のような世界もそう遠くないのかもしれませんね。

このゲームをおすすめした人

・WEBエンジニアY.Iさん

人間とアンドロイドが選択肢によって対立したり共存したりエンディングが変わるだけでなくプレイする人の考え方や見え方が違う部分がとても好きです。
自分が予測していた分岐通りにはならなかった場合にどういった動きをしていくのか?など考えながら進めている点が似ていたり。
エンジニアに限った事ではないですが他人の意見も「こんな考え方があるんだ」と柔軟に吸収していける部分が今後自分が働く上で意識していきたいなと思えた作品です。

WEBエンジニアT.Sさん

人工知能や機械学習により、特に決まった作業はロボットが人に取って代わっている未来の話ですが、Pythonをいずれ学ぼうと考えている身としては、関心のある世界観です。
いずれアンドロイドによって、より暮らしやすい世界になるかもしれないというわくわくと、
AIが知能面で人類を凌駕し自ら最適解を導き出すことで、人類にとっての不都合な未来まで想像してしまうという、二面性を持っています。
ゲームのシステムも、複数選択肢から結末が変わる(条件分岐)もので、いろいろなパターンに出会えるのは、ゲームとしてもなかなか飽きないシステムだと感じています。

世界のKOJIMAの代表作!プランニング力を養うスニークアクション作品「メタルギア」

考えなしの攻略でのクリアは皆無!思考力を最大限にまで引き出せ!

言わずと知れた、世界的ゲームクリエイター小島秀夫氏の監督デビュー作品。

発売当時はどのカテゴリーにも属さない、オープンアクションながらもスニークプレイを軸とした、戦闘をメインとしない特異なゲームです。このゲームをキッカケに、いかに無駄な戦闘をせずに攻略するかという新しいゲームジャンルを見出した作品でもあります。

ゲームとしての歴史も長く、今年はシリーズ35周年という大きな節目ともなっており、PS市場では新しいプラットフォームのPS5やPSVRなどに向けた作品もリマスターとしても期待しています。現時点では小島監督作品としては「メタルギア ソリッド V ファントムペイン」が最新作となっていますが、続編としての作品は小島作品ではないことから新作の期待は厳しいところです。

一人のゲームクリエイターのブランド作品ということで非常に興味深い作品ですが、実際のゲームプレーにおいても潜入前に必要な情報を整理した上で、実際の攻略を行うというRPGの要素がアクションゲームに含まれた多様性に優れた内容となっています。

この要素は時代やニーズの変化に伴ってバージョンアップされていく× tech業界においてもエンジニアの側面では持っておくべきマインドでもあるので、ゲームを通じて多様性を磨くためのフレームワークとしても楽しめます。

このゲームをおすすめした人

・WEBエンジニアT.Jさん

闇雲に潜入したら絶対にゲームオーバーになるので、行き当たりばったりの強行突破は絶対に不可能です。(笑)
今の状況を見て、ゴールまでのプランを立てて実行して、結果からまた自分の動きを考える…
というのがPDCAの管理やエンジニアのタスク管理に近いと思ってます。

WEBエンジニアA.Fさん

このゲームの性質上、ゴールから逆算してアプローチ方法を考えるの多い気がします。
(ゴールはプレイヤーが設定するパターンが多いですが)
いろんなパターンを考えながら状況に応じて攻略や立ち回りを変える、そんな遊び方がエンジニアとしてのスキルアップや実務をこなす上でケーススタディとして活かす面をメタルギアで学べます。

エンジニアこそゲームをやろう

ゲームで得られるのは楽しみだけじゃなく多角的な思考力も得られる

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した作品は界隈からするとメジャータイトルだったり、ヒット作品でもありますが、観点をただ楽しむだけに特化させず、テクニカルな思考を養う側面から遊んでみるとエンジニアの基本的な考え方に直結できます。

また、本ストーリーは以前ご紹介しましたVRの可能性と将来のゲーム市場規模の展望にも絡んでいます。現時点で同好会メンバーも13名にまで増員しており、最新情報のキャッチアップやディスカッション、オンラインにおけるマルチプレイでのイベント開催なども積極的に催している今社内でも最も勢いのある同好会です。今後の活動もさらに活性化していく予定です。

エンジニアとして着実にステップアップを重ねていく過程でも、ぜひゲームに興味関心を抱いていただき、ご自身のキャリア形成に華開かせたい!という方は是非ともご応募ください!

株式会社Espoir's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like S Nakayama's Story
Let S Nakayama's company know you're interested in their content