自分の行動がHuman Resource Designの成長につながる面白さ
このストーリーのポイント
- ベンチャー創業期に関われることに興味を持ち転職
- 自分の提案が売上につながる面白さがある
- オールリモートの働き方を活かした組織を目指したい
前職の上司に声をかけられ、創業間もないHuman Resource Designに3人目のメンバーとしてジョイン。自分の施策を積極的に受け入れてくれるベンチャーならではの環境をフル活用し、営業の仕組みを一から作るための試行錯誤を繰り返している。
PROFILE:大澤佳明
中途入社/営業部 マネージャー/情報理工学部卒
人材業界に興味をもったきっかけは大学時代に経験した予備校と塾でのアルバイト。ベンチャーへの転職はリスクよりも「面白そう」が強かった。何もない状態から営業の仕組みを作ることの奥深さ、自分の施策が成功したときの手応えを経験し、現在はさまざまなバックグラウンドの人が働ける組織作りに面白さを見出している。
安定よりも面白さに惹かれベンチャーに転職
学生時代は予備校と個人塾でアルバイトをしていました。どちらも教育に関する仕事という点で共通していますが、たまたま知人に声をかけられたのがきっかけで始めたので、当初はそれほど教育に興味があったわけではありません。
アルバイトを続ける中で教育に関する意識の変化がありました。予備校や塾の目的は生徒が志望校に受かるようにすることです。しかし、大学に合格することが目的になってしまうと「大学を卒業した先に何をしたいのか」という長期的なビジョンを考える機会がなく、大学入学後に目標を失ってしまう人が多いと思うようになりました。
「とりあえず良い学校に入りたい」という思いで勉強するよりも「なぜその学校に入りたいのか」を明確にする方が学生も勉強を頑張れるし、社会に貢献できる人材になるのではないかと感じるようになったんです。
しかし、大学受験のタイミングで予備校などに求められることは目先の”合格”。長期的なビジョンの重要性はなかなか伝わりませんでした。
一方で就職活動は、大学受験と違い合格が目的ではありません。「将来的にどんなことを実現したいのか」「そのためにはどんなスキルが必要なのか」といった長い人生を考えるちょうど良い機会でもあります。そこで就職のタイミングに関われる仕事に就きたいと考え、新卒で新卒採用に関わる企業に就職しました。
最初に入社した会社では営業として就職メディアの販売を中心に、採用に関する困りごとの解決、例えば採用管理システムの導入や制作物の提案、入社後研修など幅広い業務に関わりました。
大学時代は情報理工学部だったので、当初はエンジニアとして働きたいと思っていたのですが、人材業界は営業職の募集がほとんどです。選考の中で採用枠の多い営業をやってみないかと勧められ、最終的には営業として社会人生活をスタートすることになりました。当初は自分に営業の仕事ができるのか不安でした。社会人としての基本も含め、営業として自信がつくまで育ててくれた前職の会社には感謝しています。
Human Resource Designにはひょんなことから転職することになります。当社代表の松村は新卒入社した会社の上司でしたが、仕事で直接関わることはほとんどありませんでした。松村がHuman Resource Designを立ち上げのため、退職をする最終出社日。前職のオフィスを出た松村とばったりと会い、何かあった時に連絡が取れるよう連絡先の交換をしました。そんなきっかけから、何度か食事に行く機会があり、そこで「3人目のメンバーとして一緒にやらないか」と声をかけられました。
前職ではある程度安定した会社にいたので、特に転職活動をしていたわけではないですし、創業したばかりのベンチャーに飛び込むリスクを抱えるわけですから、不安はありました。しかしその不安よりも「面白そう」「自分にとって刺激になりそう」という思いが強かったんですね。
会社の立ち上げメンバーの3人目になれる機会なんてなかなかありませんし、人数が少ない分、自分の責任や影響力はかなり大きなものになります。それが自分の価値にもなるのではないかと思い転職を決意しました。
新しい施策を積極提案、この試行錯誤が売上につながる
入社後も前職と同じく営業の仕事をしています。Human Resource Designは基本的に全員がリモートワークで働くオールリモートの会社なので、営業や新規リード獲得、既存顧客のサポートなどもすべてリモートでやっている点が前職との大きな違いです。
転職前はお客様を直接訪問するのが営業の仕事だと思っていたのですが、今はリモートでどれだけ販売につなげることができるか、そのために組織としてはどんなことをする必要があるのかを日々考えています。こういった試行錯誤は前職にはなかったので、同じ営業という仕事でもやることは全く違うと感じました。
例えば新規リードの獲得も、前職では大きなセミナーを開いたり、既存のリストにコールをかけたりといったある程度決まったことをやっていたのですが、Human Resource Designに移ってからは「そもそも何もない状態からどうやって新規リードを獲得するのか」から考える必要があるので、その仕組みを一から設計しています。
Human Resource Designの良いところは新しい試みに対して積極的に投資をしてくれる点です。自分が「このサービスを導入したら会社の発展につながる」と提案し、それが理にかなったものであれば、かなりのスピード感をもって導入に踏み切ってくれます。
若い人が「こんな施策をやりたい」と提案してもなかなか通らないケースが多いと思いますが、Human Resource Designの場合は、まだまだ新しい会社で改善できるポイントが多くあるため、常に使えそうなものはないか、もっと効率の良い方法はないかを探し続け、積極的に提案しています。
営業の仕事をする上で最も大切にしているのはお客様に信頼していただくことです。そのために心がけているのが「早く、具体的に、わかりやすく伝える」ことです。
例えばお客様とのメールのやり取り一つとっても、メールを頂いた日のうちに返信するのでは遅い。来たらすぐに返信するくらいの気持ちでやっています。たったこれだけのことでも自然とお客様に信頼していただけるようになります。
当たり前のことですが、この当たり前のことを当たり前にやる、そしてそれを継続するのは意外と難しいものです。
さまざまなバックグラウンドの人が活躍できる組織にしたい
現在Human Resource Designはメンバーが7人の会社に成長しました。新入社員も入社する予定です。
営業マネージャーとしては、さらに効率的な営業体制を作っていきたいと考えています。今までは1人だったのである程度自由にやっていましたが、営業メンバーが増えていき、今後はチームでの仕事も増えていくでしょうから、チームとして高いパフォーマンスを出すための営業体制作りをしていきたいですね。
例えば営業メールの文面をフォーマット化して共有すれば、小さなことですが長期的に見るとかなりの工数を減らせます。時間内にどれだけの仕事を終わらせることができるか、効率的に業務を進めることができるか、メンバーそれぞれにアイデアがあると思うので、そこを上手く取り込んでいきたいです。
また営業体制だけでなく、会社組織としての体制作りにも積極的に関わっていきたいと思っています。オールリモートの会社という強みを活かして、さまざまなバックグラウンドの方が働ける組織にできればと考えています。
例えば主婦の方にスキマ時間を使って働いていただくのも、オールリモートの会社ならではの働き方ですし、リモートで働ける環境が整っている今の時代にマッチしていると思います。実際に私と一緒に働いている営業メンバーは高知からリモート参加していて、これまでに1回しか会ったことがありません。
今後もこういうケースは増えるのではないでしょうか。 また、人材業界で長く働いているメンバーが多いので、さまざまな働き方に理解がある点もHuman Resource Designの特長です。「育児や介護をしているので早めに業務を終えたい」といった要望にも全く問題なく応えることができます。
もちろん、とにかくたくさん働きたい人、決められた時間内だけきっちり仕事をしたい人など、働き方に対する考え方は人それぞれです。時間や場所を問わず柔軟に働ける環境を活かし、いろいろな考えや背景を持つ人が活躍できる居心地の良い会社を作っていきたいですね。