こんにちは。ホライズンテクノロジー広報担当です。
新しい技術やサービスは、情報として知るだけでなく、実際に見て、触れて、現地の熱量を感じることで、より深い気づきにつながります。
ホライズンテクノロジーでは、メンバーが社外のイベントやコミュニティに参加し、新しい知見や刺激を得ることと、そこで得た学びをチームへ持ち帰ることを大切にしています。
今回は、エンジニア3名、役員1名、広報1名の計5名で、韓国・ソウルで開催されたスタートアップイベント「NEXT RISE」に参加しました。
職種や経験の異なるメンバーが、それぞれの視点から技術やサービス、事業に触れてきたレポートをお届けします!

韓国最大級のスタートアップイベント「NEXT RISE」

NEXT RISEは、スタートアップ、大企業、投資家、支援機関など、多種多様な参加者が集まる韓国最大級のスタートアップイベントです。
COEX(江南)を会場に、AIやSaaSをはじめ、ヘルスケア、ロボティクス、モビリティ、環境・クリーンテック、美容、宇宙まで、幅広い分野の企業が出展していました。
会場を歩いて感じたのは、単に技術を紹介する展示会ではないということです。
各ブースでは、技術の新しさだけでなく、ターゲット市場や海外展開といった事業の成長戦略についても積極的に発信されていました。
スタートアップ・大企業・投資家が新たな協業や投資機会を生み出す「場」になっていたのが印象的でした。
AIが「あらゆる産業の前提」になっている
会場では、さまざまな分野でAIを活用したサービスが展示されていました。その中から、特に印象に残ったものをいくつか紹介します。
find(ファインド)|
落とし物管理。複数の施設を横断して落とし物を探せる日本発のサービスです。落とし物という身近な課題に対して、施設単位で閉じていた情報をプラットフォームとしてつなぎ直す発想が、シンプルながら実用的だと感じました。海外イベントの会場で日本企業のサービスに出会えたのも嬉しい発見でした。
Sweetndata|
生成AIで証明写真をイラスト風に。証明写真のような機械で写真を撮ると、生成AIでイラスト風に変換してくれるサービス。
エンターテインメント領域でも生成AIが当たり前のツールとして組み込まれていることを、体験を通じて実感しました。

Solar Cow(AYANTU)|
教育と電力をつなぐ仕組み。特に印象的だったのが、電気のないアフリカの農村部の学校に太陽光充電設備を設置するプロジェクト「Solar Cow」です。子どもたちは携帯バッテリー(Solar Milk)を学校に持参し、授業中に充電、家に持ち帰って照明やスマートフォンの充電に使います。「学校へ通うこと」と「家庭で電気が使えること」が結びつく設計になっており、教育機会の向上そのものを事業モデルに組み込んでいる点に、社会課題解決とビジネスの両立という視点の強さを感じました。

また、会場にはその場で動きを確かめられるロボット関連の展示も数多くありました。
説明を聞くだけではなく、実際に触れたり試したりすることで、技術の進歩をより身近なものとして感じることができました。
事業を前へ進めるスピード感と熱量
展示されているサービスだけでなく、自社の技術やサービスを海外へ広げようと積極的に発信する企業や参加者の姿も印象に残りました。
各ブースでは、自社のサービスや事業について熱心に説明する姿が見られ、セッション終了後には登壇者と話すために長い列ができる場面も。
参加者同士が積極的につながり、新たなビジネスの機会をつくろうとしている様子が、会場のいたるところで見られました。
アイデアや技術を形にするだけでなく、自ら発信し、人とのつながりをつくりながら事業を前へ進めていく。
そのスピード感を肌で感じられたことも、今回の大きな学びのひとつです。
参加メンバーの感想
参加したメンバーからは、次のような感想がありました。
会場にはIT系だけでなく、美容から宇宙関連まで幅広いジャンルの展示があり、ロボット系の展示にもかなりの勢いを感じました。海外企業のビジネスに対する熱量も印象的で、大きなセッションが終わった後は登壇者に名刺を渡すための長い列ができていました。(エンジニアT氏)
AI関連はホットな話題だった一方、フィジカルAIの領域はまだ思ったより少なかったです。韓国がベンチマークにしているのは、デジタル化に成功している台湾や、AI開発を進める中国であり、日本とは少し異なる立ち位置にいるような意識を感じました。製造業が強い(サムスン、現代自動車など)こともあり、日本と同様にフィジカルAIに活路を見出そうとしている印象で、産業構造の変革やどこに賭けるべきかという論調が多かったように思います。国として抱える課題感とそのアプローチは、韓国と日本で似ている部分が多いとも感じました。(エンジニアM氏)
日本からの参加者は少ない印象でした。セッションは韓国語がメインで、背面に英語の同時通訳が表示される形式。ブースの方の9割ほどは英語で対応できる一方、こちらの受け取る力の不足を痛感する場面もありました。世界的な韓国文化ブームの勢いに乗って「韓国」というドメインそのものを広げていこうという意気込みを感じた一方、国民性としてゼロから1を生み出すのに時間がかかり、ユニコーン企業が生まれにくいという構造的な課題は、日本と似ているようにも感じました。(役員O氏)
幅広い分野の展示が並んでおり、会場をひと通り回るだけで足が疲れるほどの規模でした。それだけの広さがありながら、どのブースにも熱量があったのが印象的でした。AIは特定の分野で使うものではなく、あらゆる分野の前提として組み込まれているのだと改めて実感しました。もう少し英語を話したり聞き取ったりできていれば、学べたことはもっと多かったはずだという心残りもあります。(エンジニアN氏)



イベントの合間にソウルも満喫
イベント以外の時間には、ソウルのおいしい食事や街の雰囲気も楽しみました。
現地到着後はビビン麺、夜には焼肉、朝食にはキンパ。食事を囲みながらイベントの感想を話したり、普段の仕事とは少し違う話をしたりする時間も、出張ならではのひとときでした。


会場となったCOEXの近くにある「江南スタイル」をモチーフにした金色のオブジェの前では、参加メンバー全員で記念撮影。隣接する施設にある大きな図書館にも足を運び、イベントとはまた違ったソウルでの時間をメンバーで楽しみました。


現地で得た刺激を、次の挑戦へ
今回のNEXT RISEへの参加を通じて、新しい技術やサービスに触れるだけでなく、それらを事業として成長させていくための発信力やスピード感を、現地で体感することができました。
また、チームで参加したことで、それぞれの視点から技術やビジネスの動きに触れ、多角的な気づきを持ち帰ることができました。帰国後には社内共有会を実施し、現地で得た知見を社内にも共有しています。
ホライズンテクノロジーでは、社外の技術や事業の動きにも積極的に目を向け、そこで得た学びを次の仕事へつなげていくことを大切にしています。
新しいものに触れ、考え、持ち帰り、次につなげていく。
これからも、社内外から学びながら、より良い技術やサービスを生み出すための挑戦を続けていきます。
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