こんにちは!ホライズンテクノロジー広報担当です。
弊社では多くの九州大学の学生がアルバイトとして活躍しており、そのご縁から九大祭には創業時より協賛。今年で3年目を迎えました。
そして今年、学生アルバイト主体による「生成AIを活用した新企画」に挑戦します!
今年の企画は「画像生成コンテスト」!
九大祭の会場で撮った思い出の写真を、生成AIで加工して投稿できるイベントを開催!
投稿された画像は、ホライズンのSNSなどでシェアされ、来場者の思い出が多くの人と共有されます。
📍開催場所:九州大学 伊都キャンパス
📅開催日時:11月1日(土)〜11月2日(日)
🔗公式HP:https://kyudaisai.jp/
学生が創る!画像生成Webアプリの開発舞台裏
今回のWebアプリは、学生エンジニアを中心とした開発チームが企画から実装までを担当。
開発風景
なかでも、昨年の九大祭企画「Chat Bot」の開発に大きく貢献した北川さん(九州大学理学研究院の修士1年)が、今年は技術的なリード役としてプロジェクト全体を牽引。メンバーのアサインや開発方針の決定なども担当し、チームをまとめながら開発を進めています。
企画に込めた思いや現在の進捗について語っていただきました。
北川さん
ーー九大祭PJを立案したきっかけ、また狙いはなんですか?
去年の九大祭ではChatbot制作に取り組み、参加者にも好評だったことから、今年も新しいチャレンジをしようという話を代表の祐司さんからいただきました。会社としてはいくつか狙いがありますが、私個人としては「去年の学びをさらに活かしたい」「今回も挑戦の場にしたい」という思いがあり、開発の主導を引き受けました。
去年の私にとっての挑戦は技術的なもので、ゴールは「プロダクトをリリースすること」でしたが、今年は少し違います。多くの人にコンテストへ参加してもらい、ホライズンを知ってもらうという“成果”を出すことが、今回の私の挑戦です。
ーー作っているプロダクトがどのようなものか教えてください
一言で言えば「画像生成コンテスト」です。九大祭に来た人が会場で撮った写真を、生成AIで簡単に加工して投稿できるWebサイトを作っています。画像生成AIに触れることで技術に興味を持つ人を増やし、さらに投稿画像をホライズンのSNSで発信することで、九大祭の思い出を多くの人と共有し、同時にホライズンのことも知ってもらう狙いです。
開発風景
ーー使っている技術はなんですか?こだわりのポイントは?
フロントエンドはReact、バックエンドはFastAPI、データベースはMySQLというシンプルな構成です。画像生成AIにはGeminiを使っています。メンバーのスキルセットを踏まえて技術選定を行いました。
イベント用のページなので、見た目や体験の心地よさを重視しています。また、不特定多数が画像を投稿することを想定しているため、管理画面から簡単に投稿チェックや他SNSへの投稿ができる仕組みもこだわりポイントです。
ーーどのようにしてメンバーをアサインしていますか?
普段から各メンバーの得意分野や興味を把握しているので、タスクは最短で終わらせられそうな人にアサインしつつ、ストレスになりすぎない範囲で技術的な挑戦ができるように調整しています。私自身も認証まわりで少し技術的な挑戦をしました。
開発風景
ーー進捗はどのくらいでしょうか?(9月末時点)これからの課題は?
コアな部分はほぼ完成しており、デプロイ準備もほとんど終わっています。残る課題は、軽微なバグ修正と、不正な投稿への対策です。
ーー九大祭本番に向けた目標をお願いします
九大祭を盛り上げ、ホライズンをもっと多くの人に知ってもらうこと。そして学生がこのコンテストを成功させることで、エンジニアリングに興味を持つ学生が増えることに貢献できればと思います。
開発風景
北川さんありがとうございました!
続いて開発メンバー数名に開発の様子やチームの雰囲気について語っていただいた様子をお送りいたします!
田神さん
まずは、田神さん(九州大学大学院工学研究院 修士2年)にお話を伺いました!田神さんはアプリのインフラ構築と運用の担当でクラウド上でのサーバ構築、セキュリティ設定、ネットワーク環境の整備を実施しました。
ーーなぜ今回このプロジェクトに参加しようと思ったのですか?
企画の初期段階からプロジェクトに関わることができる貴重な機会だと感じたからです。
また、普段関わることの少ない他の学生メンバーと協力しながら開発を進めることで、新しい視点や考え方を吸収できると思い、参加を決めました。
ーー今担当しているタスクで苦労している部分は?
今まで触れたことのない技術を用いてシステムをコードで管理(IaC:Infrastructure as Code)している点です。
効率的で保守性の高い仕組みを目指している一方で、設定のわずかな違いで予想外のエラーが発生することも多く、トラブルシューティングに苦労しました。
どんなに優れたアプリでも、インフラに問題があると動かないため、責任の重さを感じつつも、学びの大きい経験になっています。
ーー実際にアルバイトチームで開発を進める中で、メンバーとの雰囲気、チーム開発ならではの学びなどを聞かせてください
チーム全体がとても前向きで、互いに助け合う雰囲気があります。
特に、問題が起きた際には個人で抱え込まず、すぐに共有して解決策を考える文化が根づいていると感じました。
また、自分の得意分野を活かしつつ、他のメンバーの専門領域も理解しようとする姿勢があり、チーム開発の面白さと難しさの両方を学ぶことができました。
田神さんありがとうございました!
山﨑さん
続いては山﨑さん(九州大学経済学部4年)にお話を伺いました!山﨑さんはユーザーが直接触れる部分であるフロントエンドを担当し、UI全般を作成されました。
ーーなぜ今回このプロジェクトに参加しようと思ったのですか?
学生主体で自由に一つのアプリを開発できる点が、普段の業務とはまた違った形で新鮮で魅力的だと感じたからです。
また、新しい技術にチャレンジできる良い機会になると思い、参加を決めました。
ーー今担当しているタスクで苦労している部分は?
二つあります。
一つ目は、「誰でも直感的にストレスなくアプリを使えるようにする」という点です。
AIを使った画像生成と聞くと、普段あまり馴染みのない内容であるため、「なんだかよくわからない」「難しそう」と感じてしまう方もいます。そうしたハードルを下げるために、使い方のガイドを表示したり、ユーザーが取るべきアクションを明確かつ簡潔に示すUIとなるよう工夫しました。
二つ目は、「どうすれば楽しい体験にできるか」という点です。
生成した画像を、まるでゲーム感覚で自分だけの新しいアイテムを集めていくように、ワクワクしながらコンテストを楽しんでいただけるよう意識しました。ぜひ実際に使って体験していただければと思います。
ーーアルバイトチームで開発を進める中で、メンバーとの雰囲気やチーム開発ならではの学びを教えてください。
新しい技術に積極的にチャレンジしていこうという雰囲気があり、分からないところはお互いにサポートし合いながら開発を進められています。改めて、アルバイトチームの技術力の高さを実感しました。
それぞれがフロントエンド・バックエンド・インフラと異なる領域を担当しているため、進捗報告や情報共有の重要性を改めて感じています。チーム全体で開発をスムーズに進めるためには、密なコミュニケーションが欠かせないと実感しました。
山﨑さんありがとうございました!
お互いに支え合い、学びを共有しながら前向きに開発を進める学生チーム。それぞれが得意分野を活かしつつ、わからないことはすぐに共有し、解決へとつなげていく姿勢が印象的でした。
新しい技術に挑戦しながらも、チーム全体で試行錯誤を重ねて作り上げたこのアプリには、彼らの努力と工夫が詰まっています。
九大祭当日は、そんなチームの熱量と一体感を、ぜひ実際に体験してみてください。
ホライズンテクノロジーはあなたの挑戦を応援します。
興味のある方は、ぜひお問い合わせください!
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