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【社員インタビューvol.10】人の成長に対する想いは社内一?!自身の経験を伝え続ける教育担当、ご紹介します!

こんにちは!採用担当の関口です。

前回のストーリーに引き続き、当社のバリュー「背景にこだわる・想いで語る・経験から学ぶ・循環を生む」を体現している代表といえるような社員にインタビューいたしました!本記事では、「経験から学ぶ」にフォーカスして社員に話を伺っています。

今回は、2014年に新卒でBM(※1)に入社をした「渋谷(しぶや)」のご紹介です。入社後7年間コンサルタントとして経験を積み、2021年10月から新卒を教育する「教育部」に異動したという経歴の社員です。渋谷さんから指導を受けた後輩からは、「渋谷さんのようになりたい!」「後輩想いで仕事の相談もプライベートの話もできる大好きな先輩」「知識が多くたくさんのことを教えてもらえる」という声を頂いています!  

※1:ブロードマインドのことをBMと表記しています

ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!


これまでの仕事で印象に残っている経験とそこから得たこと・学んだこと

関口:今回、渋谷さんには「経験から学ぶ」にフォーカスしてお話を伺いたいと思っています。よろしくお願いします!

早速ですが、これまでの仕事で印象に残っていること、経験はどんなものですか?

渋谷さん:特定の経験というよりは、入社4年目丸々全部です。初めて納得のいく成果を出せたのが4年目なんだよね。成果が出せたことでお客様や会社への貢献を実感できて、そこから自信が出てきたんだ。

関口:成果を出せた要因はなんだと思いますか?

渋谷さん:きっと「素直さ」を会得したからですね(笑)当時は本当にひねくれていたので・・・(笑)アドバイスをもらうことをネガティブに捉えていた時もあったし、我が強く頑固者だったんだ。先輩から「案件相談入れておいてね」と言われても、相談することなく突き進んで自分でやってしまうタイプで・・・そりゃ伸びないよな~と今だったら思う。

4年目のタイミングで同じチームになった先輩と上司が「変わろう!」と言ってくれて、サポートしてくれたおかげで、それまでの自分の頑張り方の方向・中身が違っていたと気づけたんだ。

関口:どれだけ頑張っていても、その方向がずれてしまっていると成果に対して遠回りになってしまうということですよね。

渋谷さん:そういうこと!それに気付けて良かったし、人から何か影響を受けるということは人生という単位で見ても初めてだったから、すごく大きな経験だったよ。自分で考えたいと思っていたり、考える軸があったりする人ほどアドバイスを素直に受け入れるのは難しいと思うんだ。でもやっぱり経験を積んできた人のアドバイスは自分が考える何百倍もすごいことだから、それを学んで成果が出せたのは自分の財産かな。

関口:入社後2~3年の渋谷さんの様子は今の渋谷さんからは想像ができないです(笑)

渋谷さん:そんな時代もあったんですよ・・・(笑)それがあったからこそ、「素直に聞いてみる・いったんやってみる」ということの大切さを学べたなと思う。素直になれていないことを自覚する、弱点を認めるということは大変だけど、それができれば成果に早くつながると思うな。

関口:素直さというのは何年目になっても大事なことですよね…!他に印象に残っている経験はありますか?

渋谷さん:たくさんの紹介(※2)をしてくれた、6年前に会ったお客様が印象に残っているかな~。今でもたまに連絡をとっています。なぜその方が印象に残っているかというと、「自分自身のプライベートをたくさん話すことの大切さ」を痛感したからなんだよね。「自分がなぜこの仕事をしているのか」を、初めて事細かに話をしたんだ。

※2:BMでは業務提携ビジネスを行っております。業務提携ビジネスによってお会いしたお客様が、BMのコンサルティングを気に入ってくださり、お客様自身のご友人やご家族をご紹介いただくことを「紹介」と呼んでおります。



自分の経験が活きたこと

関口:どれくらい具体的にお話しされたんですか?

渋谷さん:母親が癌で亡くなっているとか、その時にどんなことがあったのかとか・・・その時のお金や自分の生活、当時の気持ちとか、本当にリアルな話をしたんだ。BMで働き続けている理由も、FPを志望したのも、母の闘病の姿や家計事情を経験したからこそだから。もしあの時お金があったら違う選択ができたかもしれない、ティーペック(※3)を知っていたら違う道があったかもしれない、事前に知識があったら備えることができたかもしれない・・・と今でも思うんだ。お金の知識があるかないかだけで、結果が同じだったとしても、過程は変わっていたかもしれないから。

※3:専門医と相談(セカンドオピニオン)できるサービス

だから契約してくださいというわけではなく、お客様には絶対後悔してほしくない・そうなってほしくないという想いでこの仕事をしていること、後悔しないために色々なことを知ったうえで選んでほしいということを伝えました。初めて自分らしく話をしたのがそのお客様だったな。

恥ずかしがらずに自己開示や自分の想いを語ることの大切さを感じたよ。家族のことは僕だけの経験だし、言い方が正しいかわからないけど「せっかくの経験」だから、ネガティブに捉えるのではなく「人生上の経験」と捉えて仕事に活かした方がいいなと思ったんだ。ネガティブに終わらせるだけだと何も得られていないと思うからさ。

関口:経験や想いはその人だけのものですもんね。

渋谷さん:そうそう。この経験は、お客様だけではなく今いる教育部で新卒の子たちにも伝えることができているから、本当に今の仕事の全部につながっているんだ。

関口:渋谷さんのご経験を伺ったことで、より想いを乗せて話すことができる社員が増えていると思います。他にご自身の経験が活きていると感じることはありますか?

渋谷さん:後輩と行う案件相談も自分の経験をもとに工夫しているかな!

関口:渋谷さんの案件相談の評判はよく耳にしております…!どんな工夫をされていますか?

渋谷さん:大きく二つあって、まず一つ目が「僕の目の前に後輩のお客様がいると思って案件相談をする」ということです。実際にお客様に話をするのは後輩なので、「後輩が面談風景を具体的にイメージできるように」かつ「アポイントの話の構成を後輩の言葉でしっかり話せるようにするために、どんな言葉で話すか?どんな提案をするのか?どんな雰囲気で話をするのか?」というところまで落とし込んであげるようにしています。

関口:私のようにお手本がないと話すのが難しいタイプの場合は特に、そのような教え方をしていただけるのは本当にありがたいです・・・もう一つはなんですか?

渋谷さん:二つ目が、「答えを教えてあげることと自分で考えてもらうことのバランスを大事にする」ということかな。最初は考え方がわからなかったり、考えても良い材料が出てこなかったりするから、答えやお手本を示すようにしているよ。でも、だんだん経験を積んでくると考えられるようになってくるので、事前知識や過去に経験があるものについては、考えてもらうために質問をするようにしています!あとは、「1回伝えたことは、次同じことがあったら伝えた前提で話をする」というのも意識しているよ(笑)

関口:理にかなっていますがスパルタですね・・・?(笑)案件相談のスタイルはコンサルタント時代から変わっていませんか?

渋谷さん:変わっていないね。1年目の子たちを教えているので、簡単な言葉で伝えるというのは加えて意識しているけど・・・「コンサルタントはお客様にとっては先生である」ということは変わらないし、お客様の知識レベルを引き上げるという姿勢は年次関係なく必要だから、案件相談ではその子の知識レベルを上げることをまず大事にしているよ。なぜその話が必要なのか、なぜその商品がお客様にとって合っているのか、という理由はかなり強く伝えるようにしています。

関口:” 背景にこだわる“ですね。「なぜ必要か」がわからないと、自分が考えるときに考えられなかったり応用できなかったりすると思うので、理由や根拠は大事ですよね。

渋谷さん:そうそう、単純に商品を並べればいいという仕事ではないからね。



教育した後輩に将来どうなっていってほしいと考えているのか

関口:渋谷さんは、教育した子たちに将来どうなっていってほしいと考えていますか?

渋谷さん:自分のやりたいことがやれるようになってほしいかな。一番の理想は、BMで長く働いてほしいですが・・・こんなこと言っていいのかわからないけど、これから色々な経験をするとほかにやってみたいことやチャレンジしたいことが出てくると思うんだよね。だから、そうなったときに「自分で選択をできるだけの力と経験がある状態」かつ「自分に自信がある状態」であってほしいと思っています。

逆にやってほしくないのは、ネガティブな感情で新たな挑戦や違う道の選択をすること。なぜかというと、ネガティブな感情で判断をすると次の場所でも同じようなことになってしまうと思うから。

関口:なるほど・・・そう思うようになったのはなぜですか?

渋谷さん:父親の教えと自分の経験があるからかな。僕も、うまくいっていないときにやめるかどうかを迷っていた時期もあって・・・それを当時相談したときに、いいと思うよと言ってくれたけど、それと併せて「もし何かつらい・嫌だという気持ちで別のところに行ったらその場所でもきっと同じことを思うよ。そうならない自信があるならいいと思う。」と言われたんだよね。当時そうならない自信がなかったし(笑)、今振り返ると目の前のことを一生懸命頑張ってきてよかったと思っている。

なので、後輩にはやりたいことがやれるようになるために、今の仕事を一生懸命してほしいなと思っています!!



いかがでしたでしょうか?今回お話を伺う中で、自分の経験や知識を後輩に伝えていって、組織として強くしていきたいとも仰っていた渋谷さん。「会社に好きな人しかいないからみんなに良くなってもらいたい」とのこと。そんな想いを持たれている方が教育担当ということで、私は改めて安心して採用活動ができそうです^^渋谷さん、これからもよろしくお願いいたします!

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