こんにちは、滋賀県大津市に本社を構えるリ・プロダクツ株式会社でマーケティングを担当している坂下です。
現在は「マーケティング」という名前の、まだ新しい部署で、Web運用から広報・PR、営業支援までの全体戦略~施策の実行までを担っています。
部署といっても、社員は私ともう1名のメンバーのみ。社長が部門長を兼ねる経営直下型となる“少数精鋭”のチームです。
チームでは、所謂BtoBマーケティングだけでなく、PRも担っており、プレスリリースやメディア対応から、当社キャラクター「ろぼあひる」を使ったSNS発信も行っていたりと、幅広く業務を行っています。
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私は、元々はマーケターではありませんでした。
自身の振り返りとして、東京や関西でITシステムの新規開拓営業をしていた私が、なぜ滋賀の企業に転職し、マーケティングを担当することになったのか。
そして、現在リ・プロダクツでは、滋賀県内では珍しい(はず)のマーケティング職を募集しているので、当社にはこんな方に来て欲しい、といったところまでを綴っていきたいと思います。
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坂下 真綾(主任)
兵庫県出身。都内のIT企業での勤務を経て、結婚を機に滋賀へ移住。2020年にリ・プロダクツへ入社。新規事業「おそうじレンタル」のWebマーケティング、CRM導入、広報戦略の立ち上げを担い、2023年からはマーケティング部門の戦略設計・マネジメントを担当。
営業からマーケターへ。人生の転機は「結婚」と「地方への転職」
キャリアのスタートは、新卒で入社したITシステム会社の営業職。
法人向けの新規開拓営業を中心に、毎日忙しく働いていました。
そんな中、20代後半で結婚。夫が滋賀で勤務していたこともあり、「これからの暮らす場所と働く場所をどうするか?」を真剣に考えるようになりました。
当時の私は大阪に住んでいて、「住むなら大阪?それとも滋賀?」という選択肢の中で、最終的に選んだのは滋賀。自然も多くて落ち着いた環境で、「滋賀の方が暮らしやすそう」と感じたからです。
ただ、そこからの通勤が大変でした。毎日、滋賀から大阪まで出社。ちょうどコロナ前だったので、出社が前提の働き方だったのもあり、朝も夜も、ラッシュの人ごみに揉まれながら通勤する毎日……。そこでふと頭に浮かんだのが、「滋賀県内の自宅近くで働く」という選択肢でした。
それで転職活動をして、たどり着いたのが、滋賀に本社を構えるリ・プロダクツでした。
「これ、私でも変えられるかも」と思った出会い
最初は、カジュアル面談のような形で訪問させてもらいました。 そのとき見せていただいたのが、当時はまだ1機種しか取り扱いの無かった「おそうじレンタル」のシンプルなランディングページ(1枚もののホームページ)。
画面を見た瞬間に思ったんです。
「これ、もっと良くできる気がする」
「今までの経験も活かして、私でも何か貢献できるかも」
前職でCRM支援に関わる会社にいたので、マーケティングの仕組みや概念には触れてきました。
企業を支援する側じゃなくて、自分で実行して成果を出す側になってみたいと思ったんです。
もちろん、リ・プロダクツの「アナログな業界をデジタルに変革していく」ためにロボット活用という新たな取り組みを展開しようとしているところにも惹かれて、転職を決意しました。
「地道な改善」の先に、リード獲得の成果があった
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入社後、まず取り組んだのは、WebサイトとCRMの整備でした。
それまでは社内でつくった簡易的なメールフォームがあるだけで、ただ届いた問い合わせのメールに対応していくのみ。そもそも訪れるアクセス数もほとんどなければ問い合わせ数も数件程度なため、”データ活用”や”CRM”といった類のものは想定外な状態でした。 そこで、まず手を入れたのは、サイトのリニューアルによる集客の強化とCRMツールの導入による営業体制の確立。これらを3年計画として、当時の上長と共に社長に提案し、新規事業の「おそうじレンタル」を軌道に乗せるべく進めていきました。
初期は、ある種の勢いも必要で、スピード感をもって挑戦的に走っていたフェーズでしたが、マーケティング部門が正式に立ち上がった2023年以降は、事業をよりよく安定的に伸ばしていくためのフェーズに移行。
派手な打ち上げ花火のような戦略設計・企画は乗り越えて、売上を伸ばすための細やかな改善や日々の施策の見直し、他部門や協力会社との社内外調整といった、継続的な取り組みが主軸になっています。
また、企業としての認知度や信頼感を高めていくためには、地道な情報発信を継続することも欠かせません。
マーケティングというと、戦略的で華やかなイメージを持たれることも多いですが、実際は、小さな改善の積み重ねや調整力が成果を左右する仕事だと、今あらためて感じています。
そして、そうした取り組みの継続によって、今ではWeb経由 (検索流入がメイン) のリードが安定的に獲得できる状態をつくることができました。
マーケティング部門立ち上げからの現在地
2023年、会社の体制変更により、マーケティングが正式に独立部署となり、私は責任者としての役割を担うことになりました。
社長直下の部署で、もう一名のメンバーと二人で業務を担当しています。まだ今は“プレイングマネージャー”状態。
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手と頭を動かしながら、全体を見渡して戦略を考えるという、なかなかのハードモードです(笑)。
だからこそ、今「チームでもっと進化していきたい」と本気で思っています。
あと数名、正社員の仲間が加わってくれたら、タスクを分担して、私もより戦略面に注力できるようになります。
これからの挑戦と、チームに求める仲間像
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これから私たちマーケティングチームが目指すのは、会社全体のブランドや価値をどう伝えていき、売上向上を推進していくかを軸にした活動です。
これまでの延長線上で「おそうじレンタル」のサービスサイト強化や営業チームとの連携は試行錯誤を繰り返しつつ、新サービスの「Reエコ・コート」や、 ECサイト「おそうじ快適サポート ショップ」の立ち上げと運用といった、社長のアイディアをカタチにできる、ワクワクするテーマがたくさんあります。
だからこそ、「一緒に考えて、形にしていく」姿勢を持った方と働きたいと思っています。
スキルや経験もないよりはあったほうがいいですが、それよりも、「仕事をおもしろがれる力」や「自分なりに工夫できる視点」がある人に来てほしいです。
たとえば、何か気になることがあったときに「へえ、そうなんだ」で終わらず、「もうちょっと調べてみようかな」「他にも何か使えるアイディアあるかも?」といったふうに、好奇心を持って広げていけるような方。
そういう人は、きっとこの職場でも楽しく働けると思います。
ちなみに、リ・プロダクツの社員は穏やかな人が多いのが特徴です。琵琶湖から徒歩2,3分という環境のよい土地柄が、メンタルを落ち着かせ、やさしい人柄をつくるのかもしれません(笑)
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歩いてすぐ、この景色が広がります
私自身・他県からの転職組ですが、住環境にはとても満足しています。家族がいる人でも暮らしやすい環境です。
私は滋賀に住んで、本当によかったと思っています。
都心で働いていた頃より、間違いなく“働きやすさ”を感じていて、それは生活のしやすさにもつながっています。
空気が美味しくて、自然がすぐ近くにあって、気持ちも落ち着く。
結果的に、それが心身の健康や、いい仕事にもつながっている気がします。
滋賀には、美味しいお店も多くて、知る人ぞ知る隠れ家もあったりします。
住んでみると「いいな」って思える、そんな魅力のある場所なんです。
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会社近くの喫茶店にて。好みの硬めのプリン
最後に
マーケティングは「目に見える成果」を出す仕事ですが、私たちのような地方企業では、それ以上に「目に見えない価値をどう育てていくか」という視点が求められます。
それって難しいけど、ものすごく面白い。
私自身、この環境でたくさんの試行錯誤を重ねて、チャレンジさせてもらいました。
リ・プロダクツは、人も環境もあたたかくて、挑戦を応援してくれる会社です。 だからこそ、「ちょっと気になるな」「一歩踏み出してみようかな」と思った方には、ぜひ話を聞きにきてほしいです。
私もマーケティングについては、ほぼ未経験からのスタートでした。でも、当社を知ったときに感じたあの直感を信じたから前に進めました。
だから、「やってみたい」という強い思いがあれば、きっと大丈夫!
滋賀県で、一緒に楽しみながら挑戦していける仲間を、心からお待ちしています。
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