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【先輩講習会】課題解決やアイデア出しに役立つ!ビジネスフレームワークとは

先輩エンジニアによる講習会、今回のテーマは「ビジネスフレームワーク」です!
ビジネスフレームワークとは、情報の整理やアイデア出しなどに使える思考法です。この記事では、講習会当日の内容や参加者の声をご紹介します!

今回の講習会のテーマ

ビジネスフレームワークの概要、代表的なフレームワークの活用方法

ビジネスフレームワークとは

ビジネスフレームワークとは、タスクの洗い出しや事業の分析、アイデア出しなどに活用できる考え方をまとめたものです。手順に沿って思考し、考えをアウトプットすることで、アイデアの分析や整理を効率よく行えます。

ビジネスフレームワークにはさまざまな種類があり、その多くがビジネスの現場で活用されています。目的や状況に合わせてビジネスフレームワークを使い分けると、業務フローの効率化にもつながるでしょう。

このテーマにした理由

先輩エンジニアによる講習会を開催した背景には、「職種に関係なく基礎的なスキルを学んでいただきたい」という思いがあります。

もともと3部作でテーマを構想しており、昨年の「考える」、2月の「目標達成」に続き、今回は「ビジネスフレームワーク」についてお伝えしようと決められていたとのことです。

当日実施した内容

講習会では、代表的なビジネスフレームワークをいくつかご紹介いただきました。

ロジックツリー

1つのテーマを細分化し、小さな課題ごとに解決策を考える手法です。解決しやすい小さな課題からアプローチすることで、困難な課題の解決につながります。

ロジックツリーはある程度の課題を抽出できるケースに適しています。一方で、課題が明確ではない場合や、課題を見出すことが優先される場合などはあまり役に立ちません。

ピラミッドストラクチャー

主張とその根拠をピラミッド状に配置し、論理を整理する手法です。プレゼンテーションなどの資料にピラミッドストラクチャーを用いると、主張の説得性を高められます。

ロジックツリーと似ていますが、両者は根本的な役割が異なります。ロジックツリーは思考を分解する手法、ピラミッドストラクチャーは主張を論理的かつわかりやすく伝える手法のため、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

また、ピラミッドストラクチャーは根拠を見出す際にも使えるため、課題がはっきりしていない場合にも役立ちます。クライアントに説明や交渉をする機会が多いエンジニアにとって、ピラミッドストラクチャーは覚えておくべきビジネスフレームワークの一つです。

マインドマップ

テーマに関連するキーワードを書き込み、思考を「見える化」してアイデアの創出を促す手法です。マインドマップもロジックツリーに似ていますが、情報を整理するという目的よりも、多くのアイデアを出したい場合に適しています。

マインドマップは一人でもできますし、複数人で話し合いながら書き込んでいっても構いません。オンライン会議にも適しているため、アイデアを募りたい場合はマインドマップを活用するのがおすすめです。

親和図法

テーマに関連するキーワードを書き出し、親和性があるキーワードをグルーピングする手法です。マインドマップに近いですが、親和図法は無作為に出されたアイデアを整理してまとめる際に役立ちます。特に、時間制限のあるブレインストーミングなどのミーティングに適しています。

MECE

MECEは、ロジカルシンキングの基本ともいわれるビジネスフレームワークです。複数の要素を整理する際に、情報の重複・抜け落ちを防ぐための思考法として用いられます。

主なアプローチ方法は、トップダウン型の演繹的アプローチと、ボトムアップ型の帰納的アプローチの2パターンです。

慣れるまでには癖がありますが、MECEを使いこなせるようになると論理的思考が身につきます。マーケティング向けのビジネスフレームワークではあるものの、論理的思考はエンジニアにとっても必要なため、ロジカルシンキングの第一歩として訓練するのがおすすめです。

5W1H

5W1Hは、情報を以下の要素に分類し、相手に伝えるべきことを整理する手法です。

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

情報整理の基礎中の基礎のため、職種を問わず基本事項として学んでおくべきビジネスフレームワークです。

参加者の声

今回の講習会では、参加された方から次のような声をいただきました!

「今回の講座は、エンジニアとしての仕事だけでなく、他の仕事や普段の生活、勉強にも役立つものだと思いました。今回初めて知ったMECEは無意識下での考え方と似ていましたが、図形として改めて見るのは新鮮でした。知らなかったフレームワークが多くあったため、今後は目的に合ったものを取り入れていきたいです」

「講座を通して、ビジネスフレームワークは一般的な業務でも用いられる考え方であり、問題への取り組み方や考え方は100通りあると知りました。また、ビジネスフレームワークを調べて勉強することにより、今後の現場での問題解決に役立てられると感じました」

「今回の講座はとても勉強になりました。自分の頭の中で考えるだけでは抽出しきれない、さまざまな問題や課題の整理にフレームワークを活用していきたいです。例えば、事前に起こる問題の抽出はあまりやってこなかった部分なので、ロジックツリーやピラミッドストラクチャーを使っていきたいです」

最後に

今回は先輩エンジニアによる講習会の様子をお届けしました!今回のテーマである「ビジネスフレームワーク」は仕事に関わらず、様々な場面で役に立つのではないかと思います。

参加されたエンジニアの方たちには、今後の課題解決や思考整理の際に役立てていただければと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!

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