こんにちは、イチアール株式会社の人事担当の坂本です。

皆さんの中には、アプリの開発に興味がある、あるいは開発してみたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は初心者でも意外とできる、アプリ開発の方法についてご紹介します！

アプリ開発の準備（iPhone/Android）

アプリを開発する際は、準備すべきものがいくつかあります。ここでは、iPhoneアプリとAndroidアプリの開発に必要なものをそれぞれご紹介します。

iPhoneアプリの開発で準備するもの

・Mac
・Xcode
・Apple Developer Program
・iOS端末（iPhoneなど）

Macが必須となるのは、後述するXcodeがWindowsに対応していないからです。必要なMacのスペックは、どのようなアプリを開発するかによって異なります。

目安としては、「CPU＝Core i7」「メモリ＝4GB以上」「ハードディスク＝64GB以上」と考えましょう。

Xcodeとは、iPhoneアプリの開発用にAppleがリリースしているソフトです。アプリの構築や実機検証、デバッグなど、アプリ開発に必要な作業が行えます。

Apple Developer Programとは、App Storeでアプリをリリースするための登録証のようなものです。Apple Developer Programを解約するとApp Storeでアプリを公開できないため、リリース中は有料で契約し続けなければいけません。

開発したアプリが正常に動作するかを確認するためには、iPhoneなどのiOS端末も必要です。

Androidアプリの開発で準備するもの

・パソコン
・Android Studio
・Java Development Kit（JDK）
・Googleアカウント
・Android端末

Androidアプリの開発はMacでもWindowsでも可能です。Windowsを用意する場合は、「Windows 8・64bit以上」「メモリ＝8GB」「ハードディスク＝4〜5GB以上」を目安にしましょう。処理速度を重視するならゲーミングPCを使うのもおすすめです。

Android StudioはAndroidアプリ開発用のソフトで、Google社が公式にリリースしています。AndroidアプリはJavaで開発するため、必要なツールが入っているJava Development Kit （JDK）も用意しましょう。

Googleアカウントは、アプリのリリース時にデベロッパーとして登録するために必要です。登録費用がかかりますが、一度支払ったあとは使用年数が制限されません。

なお、Androidアプリの動作確認のためにはAndroid端末が必要です。

アプリ開発の流れ

アプリ開発の一般的な流れは以下のとおりです。

1. 要件定義
2. 設計
3. 開発
4. テスト
5. リリース
6. 運用

アプリを開発する際は、アプリの機能や利用シーンをユーザー視点で検討することから始めます。企画がまとまったら、アプリのデザインや機能を具体的に設計していきます。

その後は設計に基づいてアプリを開発し、正常に動作するかをテストします。公開の審査を申し込み、審査を通過したらアプリのリリースが可能です。公開後はユーザーの意見を取り入れながら運用していきます。

アプリ開発で使用する言語（iPhone/Android）

アプリ開発で使用する言語は、iPhoneアプリの場合は「Swift」、Androidアプリの場合は「Java」です。

Swiftは、Appleが公式にリリースしたiOSアプリ開発用のプログラミング言語です。iPhoneはもちろん、Apple製品向けのアプリ開発に対応しています。

Swiftはシンプルなコードで読み書きしやすく、さらに処理速度と安定性が優れています。高パフォーマンスのアプリをスムーズに開発できるうえに、不具合やバグが起こりにくいのがメリットです。

一方のJavaはGoogle3大言語の一つであり、さまざまな場面で使用されるプログラミング言語です。初心者にとっては難易度が高いものの、日本語で解説された資料が多いので学習に困りません。

Androidアプリの開発以外にも活用できるため、一生使えるスキルを身につけたい人からも人気があります。

アプリ開発の方法を学ぶ

アプリ開発の学習方法として、主に2つが挙げられます。

1. 独学で勉強する
2. スクールや専門学校に通う

アプリ開発は独学で学ぶことが可能です。独学は挫折しやすいのが難点ですが、好きなタイミングで勉強できるのがメリットです。

アプリ開発専門の書籍はもちろん、プログラミング学習に特化したサイトやYouTube動画で学ぶ方法があります。例えば「Progate」や「Codecademy」、「ドットインストール」は無料でアプリ開発を勉強できるサイトです。

独学に不安がある場合は、スクールや専門学校に通うのも選択肢の一つです。豊富な知識と経験を有するプロに指導してもらえるため、効率よく学習できるでしょう。

ノーコード開発とは

アプリ開発ではプログラミングが必須と思われがちですが、ノーコード開発ならプログラミングの知識が不要です。ノーコードでアプリを開発する場合は、ソースコードを書かずに新たなアプリを生み出せます。

ノーコード開発ができるツールは、アプリを構成するプログラミングが細かく部品化されており、部品を組み合わせることでアプリを開発する仕組みです。

代表的なツールには、Googleスプレッドシートでアプリが作れる「Glide」、ブロックを組み合わせるタイプの「JointApps」などがあります。

最後に

イチアールでは、未経験でもエンジニアを目指せる環境が整っています。案件が豊富にありますので、アプリエンジニアを目指したい方はぜひ気軽にお話を聞きに来てください！