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誰のために、何をして、どのようなことをもたらすのか

先日の「Healthcare Venture Knot 2023」のピッチで触れた「セオリー・オブ・チェンジ(以下、ToC)」と「ロジックモデル」を弊社ウェブサイトに掲載いたしました。

今回は私たちが事業を進めていく上で非常に大切なこの2つについて簡単に説明させていただきます。

まずToCですが、これは社会課題の解決を目指す事業の経営の骨子の考え方で​、「変化の理論」や「社会変革理論」などと訳されることもあります。

ToCという判断基準があることで、事業の方向性を決定する際の意思決定の軸となります。これがあると組織内はもちろん外部に対しても、「自分たちがどんな未来を目指すのか」が明確になります。

次にロジックモデルですが、これは原因と結果の因果関係を論理的に図示したものです。事業が成果を上げるために必要な要素を体系的に図示化したものです。簡単に言うと、我々がどのような社会課題に向き合って、どのようにその山を登っていくのかを示しています。

ロジックモデル​では、事業の目的や目標を明確にし、事業の効果や影響を測定するための指標や方法を決め、事業の進捗や成果を評価していきます。つまり、ロジックモデルを見ることで、誰のために何をすることでどのようなことをもたらすかがわかります。

ちなみに、事業の進展や取り巻く状況の変化に合わせてロジックモデルも変化しうるため、適宜見直していく必要があります。

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