こんにちは、深澤です。
突然ですが、もし自分が住みたいと思った街で暮らしているはずなのに、現状、孤独や何か満たされていないと感じているのであれば、そこに足りないのは「地域コミュニティ」かもしれません。
人は、自然や地域と触れ合うことがない都市部での生活を長く続けていると人間性が失われてしまい、自分が社会に存在しているか、手触りを感じられない人は少なくありません。
多くの人々は隣人の顔もわかりませんし、地域のために活動することもありません。すれ違いざまに人とぶつかっても何食わぬ顔で通り過ぎてゆきますし、子供は公園でボール遊びをするとなぜか怒られてしまいます。
行政サービスを受けることは我々の権利だと言わんばかりに文句やクレームを入れる人々もいます。自分たちが暮らす街のことを行政に任せっきりで何かあるたびに文句を言っていては、民主主義とは言えません。
私は、地域コミュニティを取り戻す必要があると考えています。地域コミュニティの中で、自然の大切さや地域のための活動、同じ目的を持つ仲間との協働などを体験して感受性を育み、価値観を持つことです。
私たちの拠点とする大崎下島に来ると、山や海が近く自然と共生することの大切さがわかります。住民と交流することで自然と異なる世代の問題に目を向けるようになります。
自分たちの街をどのような未来にしたいのかを、異なる強みを持つ仲間が共通の目的のために責任と役割を分担し構築していくことで、成果を共有することの喜びを感じられます。
消費ばかりの生活から抜け出し、自然との共生や多様な世代との交流を通して生産活動を行うことで、人間性が回復されます。
地域の未来をより良いものにしていくため、物事を誰かに任せるのではなく自分たちで決め自立していくことで、社会を形成する一部になっていることが実感できます。
もし、自分の人生が満たされていないと感じているなら、ここに来て、私たちと一緒に“生きている実感”を感じ暮らしてみてください。