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創業50周年・・・ ~次世代へ~ ③
周年パーティーで創業メンバーの等身大パネルを準備しました!~👇前回からの続き~【Challenge & Expand】我が家の庭に工場が来た仕事量も徐々に増え、社員さんも増えることで、工場(コウバと呼んでいた)も手狭になります。そこで移転を検討するのですが、そのような用地も十分な資金もありません。当時はまだ信用もないので銀行もお金を貸してはくれませんでした。そこで取った手段が、1~2年前に新築した自宅の庭に工場を建てる、というものです。自宅を新築した当時、幼稚園だった私(森﨑准一)は工場に隣接した狭くて古い借家から芝生の庭のある家に引っ越したことを、今...
創業50周年・・・ ~次世代へ~ ②
創業メンバー:右端が創業者の森﨑強~👇前回からの続き~【創業と創業期を支えた先人たち】創業昭和46年、高度経済成長期の後半、モリサキは現会長森﨑強により久留米市日の出町で産声をあげました。創業時は「九州活明社製作所」という社名で、大阪が本社の「活明社 九州営業所」が前身です。その5~6年前に社員として入社した会長は3ヵ月ほどで基本を覚えたとのことで、ほどなく九州営業所を任されたそうです。当時は社員はおらず、会長ひとりで全ての業務を担っていました。受注から製図、糸鋸ミシン挽き、刃入れ、それから配達へ出るという生活が続き、朝4時頃に...
創業50周年・・・ ~次世代へ~ ①
社長です。わたしたちの会社は今年で創業53年を迎えます。半世紀ですね。これもひとえにたくさんの方々からの支えがあってのことです。ですので創業51周年の年にささやかですが感謝を込めて周年記念事業を行いました。(ほんとうは50周年という節目に開催したかったのですが、コロナ禍の真っ只中でしたので51周年になったのです(笑))その際に、社員さんの中から「周年事業チーム」を結成し、がんばってもらいました。周年事業のひとつとして「記念誌」を作ったのですが、その制作を中途入社1ヶ月のSさんに担ってもらいました。(Sさんは広告や営業、WEB制作等が専門です)その記念誌がとても良い出来?でしたので、一部を...
応援団?!
先日、弊社ショールームにて若き起業家、KajiCoffee Roastery 代表 梶原さまを招いて「コーヒー(ハンドドリップ)教室」を開催しました。 梶原さまは大学卒業後、コーヒーの魅力に取りつかれ、起業に至ったとのことです。近々ショップもオープンされるとのこと、まさに起業家ならではの超多忙な日々を過ごされている中での開催となりました。👇は当日の様子を紹介した弊社のインスタグラムからの引用です。昨日、モリサキ1Fショールームにて、KajiCoffee Roastery(カジコーヒー) @love_and_beans 主催のコーヒー教室が開催されました。"コーヒーを美味しく淹れるコツ"…...
慣れないことをやってみる!~イベント開催~
社長です。5月の最終土曜日、イベントを開催しました。題して、「久留米西田工業団地マーケット」。天気だけが心配でしたが、お天道様にも味方になってもらったようで、まさにイベント日和でした。わたしたちは、ものづくりの会社ですので、イベントの開催などは経験がありません。なので、みんなめちゃくちゃがんばりました。欲張りなわたしたちは、新商品である店舗什器のお披露目、工場見学、型抜きマルシェ(ワークショップ)、パッケージ(今回はテイクアウト用にしぼって)の展示等、とにかくやれそうなことは何でもやってみよう!、ということになりました。ちなみにわたしの担当は「ソーセージ屋」。ソーセージをグリルで焼いてザ...
製造業の永遠のテーマ?! ~効率化~
社長です。私たちが携わる「抜型」、大分機械化されたものの、まだまだ職人技に頼るところが数多くあります。ひと昔前までは、すべて手作業で行っていましたが、それはもう「ザ・職人」と言えるものでした。一人前になるには5年も10年も要すると聞いています。子供の頃、よく工場で遊んでいた私は、職人さんたちの仕事、製図から合板のカット、そして製作(刃曲げとか刃入れとか言います)を飽きずにずっと見入っていたものです。時代は変わり、抜型の世界でも機械化が進むにつれ、抜型に対する品質要求も年を追うごとに高まり続けます。ロボットなんかが抜型を作ってくれるようになれば標準化も進み品質も安定するのですが、もともとニ...
ひとり二役、三役??? ~デザイン会議~
社長です。昨今の不安定な環境のもと、おかげさまでなんとかお仕事もいただき忙しい日々を送っています。働き方改革の一環で時間外労働の制約がある中においても、メンバーのみなさんにはよくやってもらっています。そんな中、「あれもやりたい!、これもやりたい!」が止まらないわたしたち?、近々イベントの開催を企画中です。わたしたちにとって初めての経験で、ちょっと背伸びしすぎかな?と思えるくらい、大きなイベントになりそうです。👇デザイナーさんたちとディレクション会議メンバーのみなさん、それぞれに大切な業務を担っている中、合間を縫ってのディレクション会議です。中小企業は人員に余裕はなく、ひとり二役も三役もこ...
何屋さん? ~抜型屋さん~
わたしたちは「抜型」というものを作っています。木型とかトムソン型とか呼ばれたりもします。英語ではdie board とか cutting die とか呼ばれます。一般の人にはほとんど知られていません。「ベニヤにいろいろな形に曲げた刃物を埋め込んで・・・」みたいな説明をしますが、理解できる人は極わずか。めんどくさいので最近では、👆ハート型やら星形やらクッキーの型のようなもの、と説明します。 (※ほんとは違います、クッキーの型は専門の業者様がいらっしゃいます)抜型を利用しプレス加工により任意の材質を任意のカタチに切り抜く・・・、いろんなモノができそうだと思いませ...
thought
thought KYUSHU EXHIBITION AND MARKET 2022九州を中心とした衣・食・住のブランドによる合同展示会&マーケット (画像:thought実行委員会)太宰府天満宮(菅原道真公をお祀りする神社)で開催された "thought"に行ってきました。衣食住のあらゆる分野において、主に九州内で活動するブランドやクリエーターを中心に、約70ブランドが出展する合同展示会で、今年で10年を迎えるそうです。move・touch・devoteをキーワードに、thought(考えること)をテーマとして捉え、様々なジャン...
おもいやり?!
社長です。僕は「おもいやり」ということばをとても大切にしています。 私たちの経営理念自動車産業とも繋がりのある私たち、自動車のいろいろな部品の抜型も作っています。10年以上前に参加した九州地区での自動車産業のフォーラムで、トヨタやらニッサン、ダイハツ・・・等名だたる自動車メーカーのお偉いさんの講演を聴く機会がありました。どの方のお話もとても難しかったことを覚えています。最後に登壇されたトヨタの方のお話、とても単純明快で印象深いものでした。難しい話は一切されず、製造現場においては全て「おもいやり」でうまくいく、解決する、「おもいやり」があればマニュアルなんか必要な...
私たちは何屋さん??
はじめまして、株式会社モリサキ採用メンバーの江上です。そもそも、私たちは何屋さんなのか?私たちは、「抜型」を製造する ”木型屋” です。私たちの廻りを見渡してみると、様々な“箱”に囲まれて生活していることが分かると思います。お菓子の箱、化粧品の箱、ダンボールの箱・・・、それらの箱は全て私たちが作る「抜型」というもので生産されていることをご存知ですか?![”抜き型とは” ベニヤなどのボードに刃材を埋め込んだ型のこと。紙やプラスチックなどを任意の形に切り抜くために使用されます。抜型は、お客様の生産現場で材料を正確にカットし、かつ量産するために必要です。お酒類の化粧箱、様々なギフト箱、ディスプ...