社長です。
わたしたちの会社は今年で創業53年を迎えます。
半世紀ですね。
これもひとえにたくさんの方々からの支えがあってのことです。
ですので創業51周年の年にささやかですが感謝を込めて周年記念事業を行いました。
(ほんとうは50周年という節目に開催したかったのですが、コロナ禍の真っ只中でしたので
51周年になったのです(笑))
その際に、社員さんの中から「周年事業チーム」を結成し、がんばってもらいました。
周年事業のひとつとして「記念誌」を作ったのですが、その制作を中途入社1ヶ月のSさんに担ってもらい
ました。(Sさんは広告や営業、WEB制作等が専門です)
その記念誌がとても良い出来?でしたので、一部を3回にわたって紹介したいと思います。
~以下は記念誌より~
【51周年を迎えて】
「これから伸びる商売だと思った…。」
私が幼い頃、創業者である父に聞いた「なぜこの仕事に就いたのか?」という問いへの答えでした。つまらない答えだな…と思った記憶があります。
高度経済成長期が終わりを迎えたとはいえ、まだまだ活気に溢れている頃です。
伸びる商売であったかどうか、捉え方は様々ですが、50年にわたり事業を続けることができたことは、幸運に恵まれたとは言え、客観的に見ても誇らしいことではないでしょうか。
もちろん、その道のりは決して順風満帆だったわけではなく、様々な困難に対して、先輩方が真摯に向き合ってきたからこその “今”であることを、強く思うのです。
先輩方が種をまき、水をやり、花が咲き実をつけ、その恵みを今私たちは享受している、私にはそう思えてなりません。
では、伸びる商売=“抜型の製造”は今後どうなるでしょうか?打ち抜き加工技術は今後も様々な産業分野において活用が見込まれることから、これからも需要は続いていくでしょう。しかし、今以上に必要とされる事とはないように思えます。
私たちは今、守備範囲を少しだけ広げ、 “抜型” から “Cutting” という次のステージに歩みを進めようとしています。
今後、私たちは“Cutting” を通して、どれだけ社会のお役に立てるのでしょうか。
これからのいろいろな出逢いに胸は高鳴るばかりです。
気概と精神は受け継ぎました。
今度は次の50年に向け、私たちが次の世代にどんな種をまいていくのかに応えなければなりません。
これまでの半世紀、たくさんの方との出逢いに感謝すると共に、これからも変わらぬお力添えを頂けますようお願い申し上げます。