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本日は、エンジニアチームが展開する技術ブログを公開いたします！

Web3社会実装を最前線で取り組むHashPortですが、世の中に浸透していくためにはユーザー体験をより “身近” にする必要がありますよね。まだまだ敷居の高いこの領域に革新的な一歩が・・！今回のテックブログではAccount Abstraction(アカウントの抽象化)について紹介しております。

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これまでのアカウント(EOA)との違いはどんなところにあるか？

◆ 煩雑なニーモニック（秘密鍵）を必要としない

これまでは数十個から成るニーモニックを紙に書いて保管する必要がありましたが、FAやバイオメトリック技術を使用してアカウントを保護することができます。これにより、Web2世界のアカウントとほとんど変わらなくなり、さまざまな補助的な手段でアカウントをロック解除することができます。

◆ ガス代のコストや取引に柔軟性

ERC-4337には、ガス支払い機能があり、ユーザーはさまざまなトークンやオフチェーンのクレジットカードを使用して支払うことができます。複数transactionを一括で発行することで安くなる可能性も。

◆ セキュリティの強化

詐欺師や詐欺スマートコントラクトによって暗号資産やNFT略奪などの詐欺が横行しているという課題に対して、特定のNFTのtransferはできないようにしたり、特定のNFTに関わる操作は2段階認証を必要としたりなど、任意のセキュリティ機能をつけることができるように。

多くのweb3企業が ERC4337 Account Abstraction に対して多種多様なアクションを取っています。ブロックチェーン上の体験が大幅に変わるので、その他にもいろんな分野で新しいDappsが登場するでしょう！Account Abstractionによりサブスク支払い機能などもウォレットに組み込むことが可能なので、よりWeb2のUXにして近づくことが想定されています。

いかがでしたか？ブロックチェーン上のユーザー体験が、より現代の仕様に近づくということは業界でのビジネスインパクトもかなり大きく、新しい事業形態がWeb3の業界に生まれると考えられます。今後の発展がとても楽しみですね！

それでは、次回の技術ブログもお楽しみに〜！