株式会社エーオー 代表取締役の青野豪男です。
弊社の開発企業としての、受託開発:SES(客先常駐)の割合は2:8くらいです。
将来的には5:5にしたいと思っています。
受託開発の割合を上げたいと考えていますが、
SESにはSESの良さがあり、 根絶するのはモッタイナイと感じているからです。
世の中ネットやYoutubeでSES(客先常駐)がすごく悪く言われています。
そういわれても仕方がないと思われる原因を作っている企業がたくさんあるからだと思うので、真面目にやっている弊社はいい迷惑です。
そういった「まじめにやっているSES企業」「悪く言われて然るべきSES企業」を見分けられるように、「悪く言われて然るべきSES企業」の特徴に触れていきたいと思います。
①求職者に都合の良いことばかりを並べる
「悪く言われて然るべきSES企業」は、都合の良いことのみを宣います。
労働戦力がたくさん欲しいからです。
しかもそれで得た労働戦力の人たちの人生に興味が無いから、
後で意思疎通の齟齬が発生しても構わないのです。
よくあるのが
A.特に障壁も無く未経験が一人前の技術者になれると謳う
B.数字のマジックで報酬を高く見せる
C.入社時の話と違う案件に従事させる
このうちAとCがSES業界の評価を落としている双璧です。
Aは、実務経験が超重視されるIT業界で、未経験が簡単に参入できません。
未経験労働者もかなりの(リソース的な意味での)対価が必要なことを
きちんと説明すべきです。
Bは根深いです。
見なし残業表記等がそうですが、多くの方が、みなし残業を嫌だと言いながら、
多くの方がぱっと見報酬が高い会社に結局応募するのが現実です。
だから多くの企業が「そう表記するべきかな」と考えるのです。
これは真面目なSES企業でも書いてしまう会社は結構あります。
Cはなかなか事前には判らないと思います。
不動産業界の「釣り物件」と同じように、
違う物件(案件)を勧めてくる会社はすぐ辞めた方が良いです。
②デメリットに触れない
これは応募者にも原因がありますが、
「メリットが3あります。デメリットが2あります。」
「メリットが3あります。」
両者の解説を聞いた応募者が、結局デメリットを聞いた方が
減点評価する人が多い現実があるからです。
並べて考えると後者の説明が卑怯なのに気づくはずですが、
後者のみ聞いた人で、そこに辿り着く人は少ないのです。
どんな企業、案件にもデメリットゼロなどありえません。
そこを触れないのは不誠実なんですが、触れた方が応募者が減るという
正直者がバカを見る現実が残念ながらあります。
③技術者のキャリアパスに無関心(であることを隠す)
これは各企業、悪意でやってるわけではないと思います。
SES企業によっては、フォローをやらない替わりに報酬を高くすると高還元率に
割切っている会社もありますから、必ずしも悪いとも言い切れません。
高還元率の方針の会社は別にして、そうでないなら、
フォローが雑な会社は、地味に致命的です。
技術者のキャリアパスに無関心ですから、
市場価値の高い技術を身に着けたい技術者の都合を一顧だにしません。
「会社の都合に従うべき」だということを常識だと刷り込もうとします。
そういう会社が得意なセリフは「本人のキャリアパスは自己責任」じゃないですかね。
もちろん日本経済はいち技術者のためにある訳ではないので、個人の希望を聞くのは限界があります。そういう意味での「本人のキャリアパスは自己責任」は本当です。
その「市場の都合」「会社の都合」「技術者の都合」
きちんと折り合いをつける意思が会社にあるか、
はきちんと見抜いた方が良いと思います。結構ありますよ。
経営幹部を金持ちにするために存在している会社。
上っ面のセリフに騙されないようにしてくださいね。
以上、SES企業のネットで言われている悪評について、
実際のところが判らない方に向けた話でした。
お読みいただきありがとうございます。編集担当のTAKEMIです。
あまりにも本音を話していて心配になることがありますが、青野社長の中で
「正直者がバカを見ない社会を作る」信念があるからです。
これからの就職先を見極める参考にしてもらえれば嬉しく思います。
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